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テーマ:映画館で観た映画(8575)
カテゴリ:映画
「ミス・ポター」見てきました。 ポター・・・ ハリー・ポッターじゃないですよぉ~(笑) ビアトリクス・ポター 「ピーターラビット」の原作者、と言えばよくご存知でしょうか。。 私、ずーーーっと前からピーターラビットが大好きで、 ピーターのぬいぐるみを買って(結構高価でしたよ…)結婚の時に それは持ってきましたわ。。(笑) 子どもが生まれてからも、絵本やビデオなどをさんざん見せてきたから(笑)、 子どもたちもピーター大好きです。 下の二人は、たまーにピーターと、もう一つ大好きなミッフィーのぬいぐるみを 抱えていることがあります(*^▽^*) 2年くらい前、子ども3人を連れて個人旅行で、ピーターラビットの故郷、 イギリスの湖水地方に行きたい!と真剣に思ったんですけど・・・ 英語力に、子連れに、資金(夏の航空運賃のバカ高さに衝撃・・・)に、 敢え無く断念したことがありますわー(→o←)ゞ その時に、かなーり詳しく調べ上げたので、湖水地方のことは結構詳しくなりました。。 それだけに、この映画では、風景も楽しみたいと前売りまで買って 公開をずっと待ってました。。 期待にたがわず、すばらしい風景も撮影されてて内容もしっかりしてて、 私にはとても満足できる映画でした。 映画の舞台は約100年前のことなんですが、撮影は現代の湖水地方でしょ? 湖水地方と言えば、言わずと知れた人気観光地です。 日本だったら、あっちこっち大開発して、 人が押し寄せ、客寄せのための施設や店が立ち並び 自動販売機がずらっと並んで・・・ ゴミだらけで・・・ 北海道の奥地のようなところでも、有名な観光地ってそうですよね。。 でも、ここは、ナショナルトラストとして開発をさせないよう、 国がしっかり管理してて、100年前と同じ風景、同じ環境を保ったまま 保存されているのが、映画の中でもよくわかりました。 ただ自然がドーーーンとあるだけ。 一種のカルチャーショックを感じるほど、手付かずの自然がそのまま、 映像にも写ってました。 便利さにあふれた日本とは、根本的に違う社会の考え方、仕組みがありました。 絵本そのままのヒル・トップ農場。 ピーターがひょこっと飛び出してきてもいいくらい、そっくりそのままの 建物、風景が残ってるんですねー 何となく、ハリー・ポッターの中にも出てくる風景と似ているな~って思いました。 さすがはファンタジー物語が盛んな国、イギリス。 現存している自然がファンタジーの世界とリンクしているような・・・ 不思議な感覚がする風景でしたね。。 ポターの生涯は、私もあまり詳しくは知らずに、映画を見ました。 結婚をせずに、絵本作家になった程度しか知りませんでした。 ここからはネタバレになりますので~ 思っていた以上に上流階級のお嬢さんで、それだけにしきたりや 世間体の中で生きていくしかない狭い社会、 あの時代に独身を通すことの生きにくさ、肩身の狭い思いなども 織り込まれながら、32歳でピーターの絵本を出版することに決まったあたりから 物語が始まりました。 本を売って自立する女性なんて皆無の時代、 ポターの絵の才能を認めてくれた出版社の編集者・ノーマン・ウォーンと恋に落ち、 結婚の約束をするんですが、 両親の反対に合いすぐに結婚ができなくて、湖水地方でひと夏を過ごす間に ノーマンが急死してしまいます。 失意のまま移り住んだ湖水地方の自然の中で、次第に元気を取り戻し 製作を続け、有り余るほど手にした本の印税を資金にして 少しずつ湖水地方の土地を買い取り、美しい自然をそのまま残すという、 当時は画期的な考え方を広めたのがポターでした。 その後、子ども時代からの知り合いだった人と結婚した・・・というところで 映画は終わりました。 映画のエンドロールを見てて・・・ ああああーーー!と思ったことが。 ピーターのお父さんが捕まってミートパイにされたり、 いたずらっ子のピーターが忍び込んでレタスをかじっているところを見つかって 命からがら逃げ出して家に駆け戻ったという、おなじみの場面が出てくるのが マクレガーさんの農場だったんだけど・・・ ポターの恋人となったノーマン役をしている役者さんの名前が!! ユアン・マクレガー あれれ??? ピーターを追い掛け回してたマクレガーさんと同じ名前だったのには びっくりするやら、可笑しいやら。。。 まさかウケ狙いではないんでしょうけど・・・笑ってしまいました。。 途中、思わずもらい泣きする場面もあったり、 ピーターラビットが好きな人なら、きっと観てよかったって思える映画だと思います。 製作中のピーターやいろんなキャラクターが、 生き生きと動き出したり、ちょっとしたアニメチックな場面もあってよかったです。 ああ・・・いまが独身だったら、湖水地方へ飛んで行くのに。。 一人なら何とか行ってこれるだろうけど、さすがに子どもたちも一緒では 心配の種が3倍、資金も3倍、とてもとても・・・ですねぇ。 湖水地方と赤毛のアンのカナダ・プリンスエドワード島には、 死ぬまでには一度は絶対に行ってみたいと思ってます♪ おばあちゃんになってても行くぞーーーー! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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