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テーマ:乙女系ゲームに夢中♪(855)
カテゴリ:ネオロマ
「遙かなる時空の中で3 紅の月 第二夜」聴きました。
記事にしようと下書きに入れておいた直後に、 テニプリの例のイベント記事を発見して以来、すーっかり吹っ飛んでおりましたー。 さらには日曜に、地図な番組もあって~(笑) 聴いた直後じゃなくなってしまったけど・・・ 遙かなる時空の中で3 紅の月 第二夜 1. ドラマ「熊野別当の居ない日」-熊野編-/ 川上とも子 2. ドラマ「還内府の覚悟」-平家編-/ 川上とも子 3. 月氷の背中は陽炎/ 有川譲(中原茂) 4. 夏という光の泡沫/ 梶原景時(井上和彦) ドラマ部分は、アニメのストーリーを補完するような内容になってます。 今回は、すごかった。。。 遙かのドラマでこれほど、真剣なストーリーって初めて聴いたかな。 第二夜は、特に2つめのドラマが、緊迫した内容になってて 先行きのことを思うと、重いストーリーなんですが、それだけに聞き応えがあります。 これは聴いてよかった・・・!っていうドラマCDかも。 遙か祭での、あの重厚な雰囲気が蘇ってきて、 なんかリンクしているようで構成のうまさが際立っていると思います。 「熊野別当の居ない日」-熊野編- タイトルどおり、このストーリーは熊野別当である、ヒノエが主なメインキャスト。 熊野別当の正体をみんなに明かさないヒノエと、 平家一門でありながら源氏と行動を共にする敦盛との対話が 生真面目人間 VS 自由人って感じで、面白いです。 戦を止めるためには、一門と戦うことになっても、八葉の役目を優先するという敦盛。 神子を神聖な「にょしょう」と称える生真面目さが、どこかクスッと笑わせます。 一方、神子が恋の対象だと公言して憚らない、余裕を漂わせるヒノエとの対比が面白いです。 続いて、九郎と望美。 一本気で気が利かない九郎に、戸惑う望美。。 本来なら保護されるべきはずの女性の望美に、 源氏の神子として頼らざるを得ない現状を思って心を痛める九郎。 剣の稽古を続ける二人を見つめながら、 ヒノエ・敦盛・リズ先生が八葉の重い役目に思いを巡らせる。 「還内府の覚悟」-平家編- 源氏の軍師をしていたはずの弁慶が、平家に寝返り、軍師としての功績をあげていく。 将臣は、望美と自分の立場との板ばさみに悩みながらも、 惟盛、知盛とも、お互いの腹を探り、それぞれが利用しようと策を巡らす。 遙か祭でも異色の存在感があった、惟盛。 独特のボイスとしゃべり方が、なんとも。。。妖しさプンプン。 祭には参加していなかった知盛のボイスも、重厚な独特の雰囲気で、 耳だけで聴くCDの演出には、とても威力を発揮している感じ。 還内府・将臣 VS 平家の軍師・弁慶 ここが、このドラマの最大のヤマ場です。 経正に表面上は和議の準備をさせながら、こっそりと、 平家一族を逃そうとしている将臣の策に乗るという弁慶。 戦をやめさせるには、平家が落ち延びてしまえばいいのだが、 惟盛、知盛が落ち延びることを決して許さないだろう。 それならば・・・ 怨霊の惟盛は望美に封印でもしてもらえばいいが、問題は手強い知盛・・・。 平家の逃亡を邪魔するのであれば、 いざとなれば仲間である知盛を討てるか?!・・・と 弁慶は将臣に覚悟を迫る。 戦を止めるという最大の目的のためには仲間を裏切り、 大切な人に討ち取られる覚悟をしてでも 平家に寝返った・・・という、 弁慶の本心がやっと明かされます。圧巻でした 一方の将臣も、平家が生き残るために必要とあれば、 誰が相手であっても、たとえ弁慶であっても(望美であっても)、 「切る!」と覚悟を決める。 命を懸けた弁慶と将臣との駆け引きは、鬼気迫るものがあって、すごい迫力でした。 カッコよかったぁ~~~ 妖しい魅力的なボイスで策士を演じる宮田さん、すっごくいいです。カッコイイです。 カッコよさと、望美に萌えな言葉をさらりと言う、ギャップが魅力ありますね。 詩紋のときは、あまり興味のあるキャラじゃなかったけど、 弁慶は魅力的なボイスで断然いい感じ。 その後は、 将臣は、夢の中で望美に出会って懐中時計を手渡し、唯一の心残りを解消する。 学校の教室で懐中時計を望美に渡すあたりは、アニメの場面にも それから、遙か祭での生アフレコとも重なっていて・・・せつなさが蘇ります。。。 和議で時間稼ぎをしている間に平家一門を海へ逃し、 生き残るためには、どんなことでもすると改めて強い覚悟をする。 望美を思って悩んでためらいながらも、覚悟を決める、という難役をこなした三木眞も すごくうまいなあと思います。 今回は、迫力&重い内容で、ちょっと異色の雰囲気があったと思います。 この内容を先に知っていれば・・・遙か祭のイメージも変わっていたかも。。。?? 思いがけず重い内容になった祭に、最初は戸惑ったんですよね・・・ ドラマCDでストーリーを補完したあとは、祭がよりよく分かった・・・って思います。 ヴォーカルは・・・ 月氷の背中は陽炎/ 有川譲(中原茂) 夏という光の泡沫/ 梶原景時(井上和彦) 遙か祭で生で聴いたときは、 2曲ともハッキリ言ってあまり印象に残らなかったんですよねぇ。。。 でもCDで聴くと特に中原さんのがすっごくいい曲で、 今回は、和彦さんのよりもずっといいです。私的には。 思っても思っても届かない気持ち・・・譲のせつない思いが伝わってきます。 う~ん。なんか報われそうにない・・・っていうのは、 ちょっとググッと胸に迫りますわ・・・ ドラマがすごく重くて、でも聞き応えがあったので 和彦さんソングは、軽いというか・・・逆に重く沈んで終わらずに ラストに明るい雰囲気の曲に救われると言うか・・・ そんな感じかな。 あ・・・でもこの曲を聴くと、どうしても、祭で和彦さんがステージを降りてきたときに 段でガクッと足を踏み外して、驚いたように照れ笑いしていらっしゃった場面が 頭から離れなくって・・・(;´▽`A`` ソングもドラマも、これまでの遙かワールドにはなかった雰囲気と迫力があります。。 第二夜を聴いた後では、三木眞が歌う「逆風の時空にひとり」の曲が、 より一層味わい深く感じます。 ドラマは、普段、一度聴いてしまえば、おっきーの出演作でない限りは1度きりしか 聴かないことのほうが多い私なんですけど・・・f^_^; 今回のは、何度でも聴きたいほど内容がいいですね~ まだ話は、後半がある感じですし・・・第三夜以降があるのは確実でしょうね。 次が出るCDが、遙か4ってことだし・・・ 遙か3が出るとしてもかなり先なんでしょうか。。。 このシリーズが完結するまでには、ぜひぜひ白龍メインバージョンもやって欲しいものです! 神子を現代へ帰すときの思いなんかを、じっくりと語って欲しいです。。 そして、白龍のボーカルも♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月08日 09時19分31秒
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