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京都劇場へ。 劇団四季「赤毛のアン」公演です! 楽しみ♪ ****************** 席は、ぴあの先行でゲットしたので、サイドながら前から4列目で キャストのみなさんがはっきり見えました。 京都劇場って・・・1階のS席は、すごく綺麗でゆったりした座席にびっくり!!! この前のウエストサイドストーリーのときは、3階席で・・・めちゃめちゃ狭かったんだもん。 前後の間隔が。 人よりちょーっと背が高い私には、足がつかえて、すっごくしんどかったんだぁ。 S席の待遇の違いに、あ然・・・ <感想> モンゴメリー原作の「赤毛のアン」は、中学生ごろかな? すっかりハマった作品。全シリーズを読み通したなあ。 特に1~3巻までは何度か読んだわ~ 前向きになれる本で、大好き。 それだけに思い入れも強くて。 ミュージカルでどんな風になるのかな~って思ってました。 東京公演時からずっと待ってました。 京都の後は、また東京へ戻るようです。 正直、1部より、休憩をはさんだ2部の方が楽しかったし、後半、胸に迫るものが。 ラストは、観客全員が知っている通り、マシューの死が迫っているので ああああ・・・って感じで、亡くなるシーンの少し前から あちこちで、鼻をすする音が・・・σ(^-^;) <キャスト> アン・シャーリー 吉沢梨絵 マシュー・カスバート 日下武史 マリラ・カスバート 木村不時子 ステイシー先生/江寿多知恵 ギルバート・ブライス 望月龍平 ダイアナ・バリー 五十嵐可絵 吉沢さん、めっちゃ可愛かった。上手だったし。 声のトーンが下がると、おどけた感じになったりして、楽しかったです。 特に、髪の毛を緑に染めてしまった後、バッサリ切ったヘアスタイルで、 水色の大きく膨らんだパフスリーブの衣装がめちゃめちゃよく似合ってて可愛かったです。 アンもよかったんですが、それに負けないほどにすごく似合っていたのが 日下さんのマシュー!! もうマシューそのものでした~~~ イメージどおりぴったり。 無口だけど、アンを温かく見守る様子がすごくよく出てて、名演技でした。さすが・・・ アンが崇拝する、ステイシー先生もとてもよかったです。 2部のスタートからステイシー先生が登場して一気に引き込まれました。 パープル系の衣装が素敵でした。 私が一番がっかりだったのが・・・マリラ。 イメージが私には合わなくて・・・最後まで違和感が残りました。 なんていうか・・・声が違う!!っていうか。 映画のキャストのマリラのほうがよかったなあ。(もちろん外国人ですけど) リンドのおばさんも、私のイメージよりも大柄な役者さんで、あれれ?な感じでした。 原作にはない演出や筋書きが多くて、原作ファンの私には、ちょっとう~ん?と 思った部分も多かったかなぁ。 一番がっかりだったのが。 マリラに名前を初めて告げるとき。 コーデリアと呼んで欲しいと言って、結局本名を名乗るんですが アンはただのアン「Ann」ではなく「e」のついた「Anne」なんですよね! つづりの最後に「e」がついた「Anne」と強調するのが、 アンらしい一つのエピソードなのに、すっ飛ばされててガックリ。 でも、あれこれありましたが、全体的に吉沢アンの熱演で楽しかったです。 ちなみに、今年はアンが出版されて100年目です。 それを記念した「赤毛のアン展」が全国各地で開かれてます。 先日、大阪高島屋で始まったのを見てきました! 当時のモンゴメリー家で使用された食器や道具類も展示されてて ひょっこりアンが出てきそうでした。 会場を見て回って、知らなかったことがたくさんあったので、ココからは アンファンの方はご覧ください。 そうでない方はスルーしてね♪ モンゴメリーが書いたアンの話には、モデルがあったようです! 牧師の妻だったモンゴメリーは日曜学校新聞に載せる記事のために 興味のあった新聞記事をスクラップしていたそうですが、 その中に、「老夫婦が孤児院から男の子を引き取る」という話題があったのに ヒントを得たと言うことでした。 これは知りませんでした。 また、翻訳をした村岡花子さんのことは、いままで全くスルー状態でしたわーσ(^-^;) 村岡さんがいなければ、アンは日本にはやってこなかったわけで・・・。 村岡さんは、甲府の葉茶屋問屋のお嬢さんだったそうです。 当時ではかなり裕福だったのか、カナダ人の婦人宣教師(シスターのこと?)がいる 学校で寝起きを共にしていたそうです。 昭和10年ごろから戦況が悪くなり、カナダへ帰国することになった婦人宣教師の一人から アンの本を贈られて、戦時下の中、苦労して翻訳を完成させたそうです。 当初は「窓辺に椅る少女」(字が違うかな?)というタイトルのつもりが、 娘さんの一言で、「赤毛のアン」になったそうです。 戦後、少し落ち着いたころの昭和26年に、翻訳出版されたそうです。 村岡さんはその後もアン以外に「家庭文庫」と呼ばれるような、 日本でも有名な翻訳を出しているそうです。 いつか・・・PEI(プリンスエドワード島)へ行きたいです。。 そして現地のアンのミュージカルを生で見てみたいです(*^ー^)ノ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月12日 22時17分31秒
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