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カテゴリ:旅行
9月24日
ロンドンを自由に歩ける実質、最後の日だ。 今日は後悔のないように歩かなければ。 セントジェームズ・パークを経由して、あのバッキンガム宮殿へ。 池越しに見えるホワイトホールの姿はまさにお城のイメージそのものだ。
エリザべス女王の住まい、歴代の英国国王の住まい内部に今は 私たちも夏の間は入れる。良い時代になったもの。 女王戴冠式時のポスターが若くそして美しい。 庭園はこんな風になっている。ここでパーティが行われるはずだ。
次にシャーロック・ホームズで名高い「ベイカーストリート」へ。 駅の壁にはシルエットがタイル画になっていたり、名場面が 文章とイラストで説明されていて、感動する。 これは、ついこの前見た「美しき自転車乗り」の一場面。 こういうところが、現実と夢の世界を行き来出来るロンドンの 素敵なところ。 その後、バラで有名なリージェンツ・パークを歩き、 テレビドラマ「シャーロック」でシャーロックの住まいに なっている建物に行く。「SPEEDY'S SANDWICH BAR & CAFE」の2階が 住まいの設定で、1階は普通のカフェだがここでも撮影が行われ、 ロケ時の写真が店内に沢山飾られていた。 美しい街角の花と、雰囲気の良い通り。 小花柄プリントで有名な「リバティ」のカフェで一休みする。 こじんまりして落ち着くし、何よりも紅茶と焼きたてのスコーンが美味しい。 壁紙の色ひとつとってもシックで上品だ。
ストランド通りを抜けて、本日最後の予定はミュージカル鑑賞。 劇場のあるコヴェントガーデンは、ミュージカル「マイフェアレディ」冒頭の イライザが花を売っていた場面(白い円柱が特徴的)に出てくる。 大道芸人が通行人を巻き込んでのパフォーマンスも面白い。
コヴェントガーデンの夕暮れは、数ある劇場の華やかさとざわめきが独特の 雰囲気で、それも決して気取ったものでなく、私が最もロンドンらしく 感じたエリアだった。
今夜の演目は、かって(戦前)アステアとロジャースが演じて 大ヒットした「トップハット」→山高帽の意味。 程よい大きさの劇場は全てが身近に感じられる。 心酔わせる一夜は過ぎていった。
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