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カテゴリ:コーチング
キャリアカウンセラーである私としては、これまで大学生をはじめ
とした「若年者」を対象にカウンセリングやコーチングを行って きましたが、マネージャーという役柄年上の方のカウンセリングを する機会が増えました 昨日も年上の部下4名のキャリアインタビューを行ったのですが、 その際に気づいたことを述べてみたいと思います 1)プライド 相手は10歳以上年上、当然私の大先輩たちです 最初から上司面して話すことはできません・・・普段から心がけて いるつもりですが、年長者へのリスペクト(尊敬の念)を言葉づかい や表現に交えつつ話します 当然期待することも年長者としての部分を要求します 2)古い考え方 彼らは過去の成功体験に頼る傾向があります 「近頃の若い連中は・・・」なんていう言葉もそういう柔軟性のなさ からきますよね(笑)よって、そこは直すことをせずに思いっきり その部分を語って頂きます(過去の成功について、後輩について等) その後、現状うまくいっていること、いっていないことについて話して もらうのですが、そうすると・・・本人も時代や環境が変わっている ことは十分認識しているんですね~、、、つまりそこで自分から 気づいて「過去の成功体験に加えて「今の環境」を受け入れる必要がある」 と自ら認識させることを心がけています 3)共感 同じキャリア分は共感できません・・・ 「分かりますよぉ」という表現はタブーだと思います ここでいう共感は素直に相手の言葉や感情を受け入れることです 「つらい」「悲しい」「嬉しい」「近頃は・・・」 これ「傾聴(アクティブリスニング)」の基本ですよね 相手の言葉の内容と感情への「反射」とカウンセリング用語では言います 特に人生で大切にしていること「家族」や「趣味」について話を 向けるとその人の本来の感情が出てきますね アクティブリスニングは接客業の方にもオススメです 4)反省 昨日のセッションでは十分話し合いができたように見えましたが 重要なところが抜けていました 「今年の目標について具体的に設定させてコミットする」ついつい「相手を知る」という観点からのインタビューになって しまい、目標設定の部分をあいまいにしてしまいました こういうことのないようにあらかじめ本人には このセッションの最後にどうなっていたいか? を伝えておく必要がありました しかし・・・4人、6時間ぶっとおしのインタービューは集中力も 要るのでキビシイィィ(財津一郎風) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.03 09:14:00
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