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カテゴリ:マネージャー奮闘記
いつまた怒鳴られるかと思うと、、怖くて・・・
夜も眠れないし、こうしてその人の話をしているだけで手が震えます 前回はお客さまのところにあまり行かず、コミュニケーションも取れていない部下の 話をしました 今回は「お客さまが怖くて」コミュニケーションが取れない部下のお話です この部下、Aさんは非常に真面目です 仕事のスピードは若干遅いですが、熱心でお客さまからも高い評価を受けています 時間を惜しまず積極的に仕事に取り組む姿に私も感心していました しかしこのAさんにも苦手なお客さまがいました その方は、 常に相手の揚げ足を取るような発言をし、 徹底的に質問や試すようなことばかり言い、 時として恫喝する タイプで、Aさんは徐々に追い込まれ・・・お客さまへ行かなくなっていました 私が相談を受けたのが3ヶ月後、、、 次回詳しくお話しますが、 アサーション という言葉を知っていますか? 「自己表現」という意味のコミュニケーションスキルのひとつですが、 その中で「自分の感情を理解する」という部分があります Aさんは自分の感情を理解した上で その相手から距離を取る 方法を取ったのです 私は相談を受けた時、こうお話しました 『そのような状況であれば、ムリをして行く必要はありません 精神的負担をかけてまで職務を遂行することを私は求めませんから、、 大切なことはこれが「ビジネス」だということです Aさんが行かないのであれば、誰かが行かなくてはビジネスは継続しませんし、 相手もますます私達を信頼してくれなくなります 以後は私か次長が行きましょう』 『次にあなた自身のことです 今回のことで自分の苦手なコミュニケーションがひとつ分かりました 今後こうした方と仕事をすることもあるかもしれません 「避ける」ということもひとつの方法でしょう しかし、これを克服することも考えてみて下さい 難しいことではありません 相手に「自分の感情やお願い」を正直に伝えることです ただそれには少し「伝え方」に工夫をする必要がありますが・・・』 後日、私はそのお客さまにお会いしました すっかり不信感を持ったお客さまは、これまでにも増してドライな対応でした さすがに支店長、次長が来て恫喝することはなかったのですが・・・ よくよく聞くと、Aさんの前の担当者のコミュニケーションが原因であることが 分かりました ただ、基本的にそういうコミュニケーションをされる方であることも感じ取れましたね 2つのコミュニケーションに関する問題 私は解決方法(特効薬ではないですが)を考え、トライを始めました 次回からはその手法についてお話しますね 明日はお客さまとゴルフですが、雪が降るとか降らないとか・・・ いい天気だといいなぁ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.20 08:10:35
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