子育て初心者親父の徒然

しゅうは現在8ヶ月。
これくらいだと日々成長していくのを感じますが明らかにある行為を覚えるとうれしいものです。

これまでかくれんぼ遊びではかくれてて“ばあっ！”と出て行くとけたけた笑っていました。
ところが最近自分で探そうとするんです。
のぞきこんで見つけたときにめっちゃうれしそうな顔をします。

親父のしゅう自慢でした。


さて今日の子育て論は“英才教育”について。

特に世間でいろいろ言われているのが早期の英語教育。
確かに英語は耳で覚えるものだと思うし早期の教育は大事かもしれない。
先日もオリコン（だったと思う）のアンケート調査があって世間の関心がうかがわれます。

俺も中学から大学まで英語教育を受けてきたとはいえしゃべれるのはほんのかたこと程度。
大学時代に英語雑誌を読んだりする以外にあまり役に立った覚えはありません。
ちなみに今ではまったく読めません。

ただこのアンケートでちょっと気になったのは子供に英語教育を受けさせる理由が
“自分はできないが子供には外国人と堂々と渡り合えるように”
という意見が多かったということ。

外国人と堂々と渡り合えるように？？？？はぁ？？？？？

英語がしゃべれないのを完全に人のせいにしている。
まるで自分は子供のころに英語教育を受けていればしゃべれたといわんばかりの発言。
誰もそれをおかしいと思っていない。
世も末だ…。

俺は早期の英語教育に反対ではない。
でも自分ができないから子供にできるようになってもらいたいというのは親の傲慢だと思う。

そんなにしゃべれればいいと思うんだったら今からでも勉強すべき。
それができないくせに子供にはっておかしくない？
だから親がしゃべれて英語は役に立つからと教えるのは当然だと思う。

俺の同世代で果たしてどれだけの人が0歳児から英語教育を受けていただろう。
でもしゃべれる人はしゃべれる。

それに英語がしゃべれなくてほんとにそんなに困る？
実際周囲に英語を使って仕事している人そんなにいる？
英語がしゃべれるからっていい職についていい給料もらっている人知ってる？
なんだか非現実的な親の勝手なイメージに子供が振り回されている気がする。

俺が子供だったら“なんでお父さんもお母さんはしゃべれないのに英語を勉強しろっていうの？”
って、ぐれるね。

ってなんだか早期の英語教育をやっている親をすべて敵にまわすような発言に聞こえるかも。
俺が言いたいのはそうでなくて問題はそれを食い物にする教育産業なんです。

先日嫁さんの友人で迷っているって人がいたんです。
まだ1歳にもならないのにそれでも遅すぎるって。
結局親の不安をあおって数十万の教材を買わせたんです。

教材って別に悪くはないんです。
俺も講師をしたことがあるからよくわかる。
こんなもんが数十万？とは思うけど。

でもそれが役に立つかどうかは本人次第。
使い方によって役に立つこともあるし役に立たないこともある。
結局は親や本人次第。

でも教材やさんって売って終わり。
だから役に立たないことがほとんど。

その時嫁さんと話したのがうちではそのぶん絵本を買って読みきかせしてあげようねって。
何百冊買えるかな？


英語をしゃべれるようにする前にまず社会のマナーを教えて。
子供がマナーを守れないのは親が守ってないからだと思って。
子供は親の鏡だって思って。

俺が子供のころに親にしつこく言われたのは

“人に迷惑をかけるな”と“場所をわきまえろ”

だったけどなぁ。今でも体に染み付いてる。
今は公共の場でどんなに騒いでても親は知らんぷりだもんなぁ。
そんな親に限って勉強しろってうるさいんだよ、きっと。

特に自営をはじめてから思うのがほんとに役に立つのは
“英語”よりも“社会のルール”だと思う。

“社会のルール”って？
基本は、挨拶の仕方、目上の人への話し方、掃除の仕方、今だったら携帯のマナー。
それだけって思うかもしれないけど実際できる人間は少ない。

いつも思うのが子供は親の事をよーく見ている。
常に子供の手本になっているっていうことを肝に銘じておかなければ。

長くなったので今日はこの辺で。
今日はがんばって早く帰るぞぉ。いまんとこ暇だし。

そういえば修理に出してるデジカメの連絡まだ来ない…。
しゅうの写真がアップできないよぉ。