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テーマ:いい言葉(574)
最近少し欲求不満やな~なんでやろ? 不思議やな~~愛情にはどっぷり浸かってるのにな(笑)と思ったら・・・ あまり本を読んでない事に気がつきました・・・ いかんいかん。 と思い手にとったのが昔からの愛読書『旅のラゴス』 すくなくとも5回は読んでいます・・・ でも最後に読んでから5年くらいは軽く経ってるのでほとんど忘れてます この点、私のアルツハイマー度はありがたい。 何度目でも新鮮! そして、今回も・・・やはり面白かった~!(喜んでる場合ではない・・・??) 筒井康隆の作品中では群を抜いた名作だと思います。 いや、SFの最高峰と言っていいでしょう (文庫本の解説で鏡明さんも言っておられる。) そういえば、私が文庫本を好きなのは・・・ もちろん軽くて持ち運びが便利。更に廉価。というのもありますが やはり後ろの解説の存在が最も大きいような気がします。 下手したら本文よりよかったりして(笑) 本屋さんで全然どんな本かわからない時に買う気にさせる解説ってありますよね。 願わくはネタばれでないことも必須条件ですが。 この本は徳間文庫で、解説の鏡明という人はSF小説の評論家としては大御所のかた。 だからか、この解説は解説としても群を抜いています。 さて『旅のラゴス』最近流行のそんな複雑でむつかしいSFではなくとてもシンプル。 楽に読めるのに奥が深い。 しかもそんなに長くないからすぐに読める。 あわただしい現代社会でいっぱいいっぱいになってセカセカ暮らしている時 この本を読むとすぅーーーと体がラクになる。力が抜けて心が軽く広がっていく。 なんやぁ~私の悩んでることなんか、なんて小さいことやってんやろ。 自分はほんまにアホみたいに細かいことでくよくよしてたな。 ものすごくスッとするしワクワクさせる作品です。 ひとつの文章が特に今の私を勇気づけ、そして癒してくれました。 ちょっと抜粋させていただきます。 『といっても、焦燥とは無縁だった。かくも厖大な歴史の時間に比べれば俺の一生の時間など焦ろうが怠けようがどうせ微々たるものに過ぎないことがおれにはわかってきたからである。人間はただその一生のうち、自分に最も適していて最もやりたいと思うことに可能な限りの時間をあてさえすればそれでいい筈だ。』 これは本全体を読んで状況を把握していないとその言葉の重さ、感動の深さを わかってもらえないかも知れませんね。ちょっと残念 もし未読の方は是非にとお勧めします。 そんな心境なので、今日はあんまりびくつかずランキングを見ました。 長い目でコツコツ、ボチボチやっていこうと。 でも~もしよかったらひとクリックよろしくお願いします(笑) 今朝はどうしてもサンドイッチが食べたくて作りました。 サンドイッチ用のわりあいに美味しい薄切りパンを見つけたので。 そろそろHBのパンにも飽きてきたし。 ちょっとひねりのいれたパンを焼かねばね・・・ あとカスタードプリンとシュークリームを手作りしたいというのが当面の目標 ものすごい簡単なお菓子で恐縮です・・・ 成功したら日記に書きますので。 上の写真は第2次新婚旅行のパリのひとこま(2005年6月) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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