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今日はちょっと苦手な政治ネタに挑戦。 ブログ仲間のお力を借りて・・・ 先日フランスでは大統領選がたけなわの頃に、友人に録画してもらった映画を見ました。 クライシス・オブ・アメリカ (原題 The Manchurian Candidate ) とっても面白かった。でもとてもとても怖い映画でした。 昔あったフランク・シナトラ主演のミステリーのリメイクだそうです。 主演のデンゼル・ワシントンとメリル・ストリープが素晴らしかったです。 彼らはいつもいい映画に出ますよね。 準主役のリーブ・シュレイバーも超いい演技してました。今後注目したい役者さんです。 で、ネタばれになるといけないのであまり深くは書けないのですが アメリカ大統領選に関する、ものすごく緻密で科学の最先端を生かした計画。 しかも悪の計画なのです。 現代の科学技術を駆使したら全くあり得ないとも言えないような気がしたので背筋がゾゾ~~ ともかく政治のトップが巨大企業と密着し、手を握りその利益になるように政治を操る という目的なのです。 で、今回ふたを開けてみたフランス大統領選。 前回も書いたようにサルコジの勝利でしたね。 私はセゴレーヌが善戦して、すごい僅差だと感じたのですが( 53%対47% ) サルコジの圧倒的勝利という見方もあるのだそうです。 彼の詳しいプロフィールはこちら。 いつもタイムリーにわかりやすい報告をしてくださるブルゴニッシモさんのサイトは こちら。 そしてリヨン仲間pepe犬さんのの真に迫ったレポートも。 wikipediaから日本人にとって興味深い記事をちょっと抜粋させてもらうと 2004年1月に香港を訪問した際、「率直に言って、日本よりも中国の方が好きだ。香港は魅惑的な都市だが、東京は息が詰まる。京都御所はうらぶれている。有名な庭園も陰気だった」「ポマードをなでつけた太った男同士が戦うことがなぜそんなに魅力 的なのか。(相撲は)インテリのスポーツではない」などと、日本をこき下ろす発言 をしたと報道される。 この報道に対しサルコジは平林博駐フランス大使との会談で、 「これら一連の発言はしていない」と釈明した。対立するシラク大統領が親日家であ ることから大統領に対する牽制の意味合いが強いとされている。なお、この発言は麻 生太郎外相から、「フランスからそう言われたからって、どうして気になるの。つい この間まで(フランス人は)『生の魚を食うのはおかしい』と言っていたじゃないで すか」と皮肉られた。ただ、日本の国連安保理常任理事国入りには賛成との見解を公 している。 そうか~!嫌なやつじゃん(笑) シラクさんが個人的に好きだったんですが、彼はほんと親日家だったんですね。 政治家としてどういう風だったかあまり難しいことは解っていない私ですが(汗) なんとなく上品な物腰だし、ゆっくりわかりやすい発音で喋るし 顔に顕われていると思うんですよね。お人柄。 それに比べてサルコジ・・・ プロフィールにもありますが165センチと外人にしては小柄。 そしてこれは私の持論なんですけど(って皆も知ってらっしゃるだろうけど) 人間の性格っていうのは絶対に顔に顕われるものだって。 特に30歳を過ぎたら自分の顔に責任をもつようにと言われますよね。 たしかに、生まれてしばらくは親にもらった顔ですが、長年生きてくると 顔は自分で創ってきたものになるのです。 だからたとえ造りがよくて美男美女であっても意地悪そうな顔というのはありますよね。 目や口元に自然とあらわれてきます。 反対にそれほど美しい顔ではなくてもなんとなく心の美しさや優しさ、 おおらかさを感じさせる顔をもっておられる方も多いです。 また話し方とかにも表れると思います。 さてサルコジは・・・ あくまで私の私見ですが、なんとなくうさんくさいし悪賢さを感じる顔ですよね。 まぁ政治家なんてそうじゃなくてはやってられないかもですが(笑) ブルゴニッシモさんもおっしゃってるように耳もなんとなくとがってて悪魔っぽい(爆) そして自信たっぷり。それが今回の票集めにも役立ったのかもしれません。 たしかに自信無げに演説されても国民は投票しませんわな・・・ でも私、あまりに自信たっぷりのおっちゃんって苦手でして・・・ ちなみにうちの旦那様もたまに自信たっぷりに話すこともあります。 (フランス人特有の) でも目の中になんとはなしに間抜けさというか(笑)おちゃめさというか そういうのが漂ってて、憎めないんですよね~、ハハハ いや、笑ってる場合じゃないかな。だから出世できてない??(哀) サルコジは選挙戦の間は移民出身であることとかを前面に打ち出し 庶民派なイメージで売りだしていたのに大統領選に勝ったとたん(ほんとに直後!) 手のひらを裏返したように高級レストランで超有名人らと食事し、メディアを待たせた上に 翌日には自家用飛行機でマルタ島にバカンスへ。 さらに超豪華ヨット(1週間のレンタル代3400万円) しかも5月8日は第二次大戦のフランス戦勝祝日。 多くの政治家は戦没者の遺影に墓参していたのに・・・彼はバカンス。 実兄も経済界の大物とか。 私はただ一点、週労働時間35時間制を改めるという点が気に入ってましたが そうでないとフランスは先進国の経済戦争に負けちゃいますよね。 皆、働きませんからね~ そして商業全般のサービスの悪さ!! こういった点を改善していく可能性があるのかな~って期待してるんですが。 そして天井知らずのユーロ高もなんとかしないといけないんでは?? 中途半端ではありますが、今時点での感想を述べさせてもらいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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