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カテゴリ:宝達山マラソン
21回続いた宝達山マラソン大会も今回が最後になりました。 地方財政の問題やボランティア不足いろん理由があるにしろ、この大会がなくなるのは残念でした。 以前受け持っていたご利用者(訪問看護を利用してる患者さん)に宝達で生まれ育ったおばーちゃんがいたんです。 寝たきりになり、住み慣れた村を離れ息子夫婦のもとにやってきたおばあちゃん。 いつも「もったいない・・もったいない」と手を合わせて拝みながらお礼をいう可愛いおばあちゃん。大好きでした。 でも、翌年息子が癌でなくなり、おばあちゃんは毎日「はやくお迎えくればいい」と死ぬことばかり。。 そんなおばあちゃんを宝達村のお墓につれていったんです。車で40分、おんぶして10分。旦那様や息子さんが眠っているお墓に行くことに成功しました。逢えて本当に嬉しそうなおばあちゃん。その後は宝達村の親戚の家で何年かぶりに懇談していました。 それからです。宝達村が大好きになりました。宝達マラソンでもらったトロフィーやいちじく(名産)をおばあちゃんちに持っていくと本当に喜んでくれました。 その4年後おばあちゃんは旦那さんや息子さんのいる天国に召されました。 宝達に行くとそのおばあちゃんに逢えるようで、私の練習場所になったんです。 そんな思いをこめて今回のマラソンを走らせてもらいました。 おばあちゃんが守ってくれているかのように、とても楽しくて嬉しくてゴールしたくなかったです。いつまでも走っていたいと感じました。 ベストタイムが出ました。20キロの山レース 1時間26分38秒 自分でも不思議でした。 おばあちゃんのおかげかなあ。宝達山ありがとう!!
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