たーみねえちゃんの練習日誌

みなさん、「くにゃら」って知ってますか？
正式名を「水魚」というのですが。
ほかにも「げんげんぼう」とかいうらしい魚。
まぼろしの魚とも言われています。

私は、金沢に来てからこの魚を一度は食してみたいと
思っていましたが、勇気が無くて。（実は私は名古屋生まれの名古屋育ち）
今日、スーパーマーケットに行ったらその「くにゃら」が並んでました。
風貌は、うなぎのような舌平目のような、かなりグロテスクなナリ。

いつも私の友達が美味しいよと言うので勇気を出して買いました。

金沢の人たちはこれをお汁にして食べると最高に美味しいといいます。
そこで、我が家の食卓に御汁として並べました。
ゼラチン質に覆われた白身は、女性の間ではコラーゲンたっぷりのために人気食材。
娘たちもコラーゲンにつられて、お肌のためと目をつぶって
いっせいに　パクッと口に入れました。

「だーっ！うぇっ！くえない・・・」口を開けたまま閉じられない。
女性3人ともその場で吐き出しました。
そのゼラチン質はまるでカエルの卵を覆っているどろどろのものを
連想させます。
結局、そのゼラチンをひとつひとつ取り除くと
その量はお茶碗一杯に。
気持ち悪い。ほんとカエルの卵やわ。

こんな気持ちの悪い食べ物　今まで食べたこと無いです。
金沢の人たちはこれを美味しいという。
これこそ食文化の違い。
信じられない。

今日はついてないことがもう一つ。
いや？ついていたのかも。

夕飯の準備をするのに、コンロには　
くにゃら用のおつゆの鍋と
その隣にはてんぷら油の入った鍋を火にかけていました。
お汁の水の量が足りないようなので
ボールに水を一杯入れて、おつゆの鍋に足そうと思っていたのに、
なぜか、てんぷら油のなかに　だーっと水入れちゃった！

後から考えるとぞーっとしました。
もしてんぷら油の温度がもう少し高くなっていたら
私は今頃は医科大の熱傷救急センターに運ばれて
うなっていることでしょう。
そして、二目と見られぬお顔になているでしょう。
あー、恐ろしい。

料理も命がけって思いました。
きれいなお顔で今日が迎えられ本当に幸せです。ｵｲｵｲ！

早朝ランはまたもやカメとアヒルと3人で吹雪の中
10キロラン。