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カテゴリ:のんびり
1週間に一度だけ嫁になっての義母孝行。
義母宅に着くなり「K美さん、内掛けを探して、虫干してくれんか」と。 そんなものがこの家にあったんやあ。と私もびっくり。 今では母も80を過ぎ 内掛けがしまってある2階には上がれなくなっているのです。 さっそく、2階の押入れやタンス 衣装箱を探しに。 すると あったんです。 虫にも侵されずにきれいな状態で。 娘にモデルになってもらいました。 内掛けと聞いて連想するものとはかなり違っていましたが、 この着物を着て今の家に嫁入りに来た母は、その時の思い出を語ってくれました。 苦労続きでなにもいいことがなかったというのが口癖の母ですが、 その着物を見る目は、何年も逢っていなかった恋人を見るような眼でした。 60年前にもどった母 いやいやと言いながらも孫と嫁に強いられて着物を着た母。 まんざらでもなさそうです。 柄も大昔のものですが、立派なものです。 これでいつお迎えが来ても悔いはないといった表情でした。 こんなお宝 めったにお目にかかれません。 目の保養になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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