珠洲トラの日 応援も行かず ランを強行。
この日は朝から風も強く雨もまだ残っていた。
山でトレランのつもりが山は黒雲が深くかぶさって
とてもランなんてできそうにないなあ・・・
というわけで、山をあきらめ能登有料道路に入って、この前バイクで通って
一目ぼれした滝港に行きました。
そしてそこから走り始めました。
能登有料道路に沿って自転車道があります。
そこを延々と走りました。
だれかがつけたキロ表示発見。
どこにでもこんなことやる人がいるんやねえ。
2キロ表示をみつけてからずっと続いている。
大島キャンプ場も過ぎ、
目的地の弁天島まで11キロ走りました。
弁天島は、陸地から海に向かって堤防が走っておりその一番端が島になっているのです。
すごい形相の海でした。
今にも島を飲み込むかのような波しぶき。
ここで、目的であった社に行き、
珠洲トラで頑張っているみんなの無事を祈りました。
パンパン!と2礼2拍手 2礼で。
その向こうに岩場の上に作ってある矢倉をみつけました。
梯子を上り5メートルほどの高さの矢倉に上ると、ものすごい強風に足がすくみました。<
その矢倉の囲いは腐っていて、さらに恐怖感をあおり、
「降りられないよ~」と半泣きです。
こんな強風が、たぶん 珠洲トラでは木ノ浦あたりに吹いているんだろうなあ~
なんて考えました。
やっとの思いでそこを降りて、帰った来た道を帰るのはおもしろくないですよね。 で、そこからは砂浜にそって(能登半島の海岸線)を走りました。 砂浜は大潮なのかほとんど水につかっている状態で、 有明海のムツゴロウにでもなった気分で走ります。 ところどころ川があり、「わたるに渡れね大井川♪」があり シューズが気になって渡れない~。
そこで、一緒に行ったアヒルさんにおんぶしてもらっちゃいました。 でも、3本目の川に来たときはさすがにアヒルさんには申し訳ないので 自分で渡ろうと オリンピック選手の走り幅跳びのつもりで助走をつけて
ぴよーん ♪ 飛んだつもりが 川のど真ん中に着地 川底に足がのめりこんで・・・
そのあとは川底にうつ伏せ転び。全身砂だらけのびしょぬれ。 それからは、もうやけくそで膝まである川もザブザブ自力で走り 波だってへっちゃら。
でも、こんなひどい海を 珠洲トラの選手は泳いだんだあと思うと みんながいとおしくなりました。
砂浜でみつけた ビンの栓? くらげ?
なんだかんだで滝港に到着
千里浜ドライブウェイに入ると サーフィンやら観光客が待機中。
砂浜は水で覆われ<車も走れない状態でした。
荒れ狂っている海にみんな困っているようでした。
砂浜がないんです。
こんな中 珠洲トライアスロンは行われていたんですねえ。
改めて、選手のみなさんに敬意!でした。