前編からの続きです。
フカフカトレイルのゆるやかな下りで足首捻挫
絶体絶命の危機。
しばらくうずくまって痛みをこらえていましたが
歩いてでもゴールはできると 少しずつ歩きだしました。
すると ちょっとずつ足が走る格好になってきました。
あと7キロ どうか この足が持ってくれますように
と祈りながら慎重に走りました。
やがてゲレンデの会場の賑やかなアナウンスが近くなってきました。
もう少しだと思ったら、そうは甘くありませんでした。
あと2.5キロです。とスタッフの案内。
もうすぐそこがゴールなのにそこからまたゲレンデを登れというのです。
はあ~もうだめ でも上りの方が楽だということに気がつきました。
なんとか登りきってあとはゲレンデを下るだけ。
ゴールが見えてきました。
脚は持ちこたえてくれました。
ゴール!出迎えてくれているカオルさんの顔見たら 泣きそうになって抱きついてしまいました。もう、うれしくって。待っていてくれる人がいるって本当にありがたいことです。
カオルさんに感謝!
ゴール後
カオルさん「あったかーいうどんがいいか?冷たーい酒がいいいか?」
びっち 「さけ!」
カオルさんはつめたーいチューハイ巨峰を持ってきてくれました。
その酒のうまかったこと!
着替えを済ませ
みんなのゴールをまちながら
立て続けに さけ!さけ!と4本飲んじゃいました。
来ました来ました。
アヒルさんゴール! [ひざ ぼろぼろ くだりが痛くって」
次に
A宅さんゴール!悲壮感「転んで 突き指したよ」
次に 前日下痢で絶食状態の
T腰さんゴール!
ゴール後の感動ではしゃいで 記念写真
しばらして
尚姉さんゴール!
カオルさんお出迎えで 嬉しそうです。
続いてミヤサン ゴール!余裕の様子
そのうち表彰式が始りました。
2位の表彰台に立ったびっち 賞品が多すぎて 落としてしまい それを 石川弘樹さんが拾って整えてくださっている様子。こんなところでもドジさを発揮。酔っ払いですから
OSJの大会といい トレイルの大会の賞品の質と量は半端じゃありません。
モントレイルトレイルシューズコンチネンタルディバイドGTX に パタゴニアのウェア
木製の盾 入浴剤 に 天然 ジュース
SUNNTO T3 時計 と SMITH サングラス
こんな豪華な賞品は初めてです。一位の方はこれプラスダウンジャケットでした。
今回のレースを振り返って。
レースのラップ 5キロ 33分 ゲレンデ
10キロ 25分(00-58)
15キロ 25分( 1-23)
20キロ 43分( 2-06)斑尾山
25キロ 39分( 2-46)
30キロ 40分( 3-25)袴岳 トイレ休憩あり
35キロ 37分( 4-03)
40キロ 36分( 4-40)毛無山
45キロ 33分( 5-13)
50キロ 35分( 5-48)ゲレンデ
前半抑え気味でいったおかげなのか、後半の下りはけっこう走れたような気がします。
ハコネ50キロの時は、最後の下りで痛みで顔がゆがみ本当にきつかったことを思い出しましたが、今回はふかふかトレイルで体への衝撃も少なく膝や腰への負担が少なかったんだろうと思われます。なんといっても前半のペースが肝心だと確信しました。
それから、当初 ハイドロはいらないかと思っていましたが、持って行ってよかった。
最後まで空腹感もなく比較的元気に最後まで走れたのは、のぼりの時に給水し、下りの時に カーボショッツなどのエネルギーを取る この繰り返しのおかげ。エイドで立ち寄るとせっかく走りのリズムがリセットされてしまいますから。
あらゆるところに矢印指標やモントレイルの黄色いリボンが設置してあり、スタッフの方の案内も多くの個所であったので、心配していたびっち名物のコースアウトもまったくありませんでした。
とにかく、気持ちのいいコースでした。身体にやさしいトレイルでした。
楽しい楽しい50キロでした。
帰りはいつものごとく 車内宴会で 前日のめなかった分たっぷり飲ませていただきました。やっぱり仲間と行くって楽しい!仲間っていい!