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たーみねえちゃんの練習日誌

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2008.12.02
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カテゴリ:ラン

目指すは標高600mの山「宝達山」

低い山というのは熊がいる・・・こわや~。

でも、今日は一人じゃありません。ブログ繋がりの友人のぶきっちょさんが一緒です。

おまけにESE監督さんのサポートもありでした。

宝達山のロードと登山道を一往復ずつする練習方法を選択しました。

ロードは6km 登山道は4kmで、標高差は500m。

朝の宝達はけっこう寒い というよりも冷たい。

二人で監督の激励を背に まずはロード(舗装道)をスタート ↓。

SANY3736[2].jpg 左に行くと登山道

クマよけに鈴とMP3プレーヤーのスピーカー(100均らしい:驚きのテク)つけて音楽を鳴らして、平均斜度8%の上り坂をずんずん走ります。

寒かったのですが、半そでTシャツでも汗出てきました。

頂上まで1キロほどの右カーブを曲がったとたん、つるん!って滑った。

SANY3737[1].jpg

凍ってるし雪が積もってました。道路上を流れた湧水が凍ってしまっていたんです。

滑る滑る。ぶきっちょさんと二人で悲鳴をあげっぱなし。びっち四つん這い状態。

女二人 キャーキャーとうるさい。冬眠のクマが起きてしまうのでは。

せっかく上げた心拍も、冷や汗でがくんと下がってしまいました。

ようやく頂上に到着すると、ESE監督お待ちかね。

SANY3738[1].jpg 山の竜宮城もしっかり閉城。

窓や扉には丸太の木で覆われていました。これから雪の中にすっぽり浸かってしまう宝達山なんですね。

すぐに下山。しかし、さっきの凍った道を通るのは怖すぎる。

登山道を下山することにしました。

SANY3742[1].jpg サクサクした雪です。

とても楽しい下山です。山に慣れないぶきっちょさんは、後方から「キャーキャー」と悲鳴。

安否確認しなくても声で元気なことが分かります。ひっきりなしの悲鳴。

本当に熊が起きてしまうよ。

あっという間の下山。ESE監督はもう下山して迎えに来てくれていました。

お腹すいたー。

SANY3744[1].jpg カステラ パクパク。

再度、今下ってきた登山道をスタートしました。

SANY3745[1].jpg 

SANY3746[1].jpg うっそうとした森の中

二人は消えていきました。

下ってきたところは同じ道なのに同じ道じゃないほどきつい。上りは過酷です。

でも、楽しい。ぶきっちょさんと励ましあいながら誰もいない山の中ずんずん登りました。

やがて頂上付近。

SANY3748[1].jpg ESE監督お出迎え

そのまま、本当の頂上に行くためにESE監督も健脚を披露してくれました。

山頂はなんと雪だらけです。

テンの足跡がありましたよ。

SANY3753[2].jpg 

SANY3750[1].jpg 白馬連峰が見えたよ。

さむーっ!そのまま即座にロードを使って下山にまっしぐら。

往路では凍っていたロードも もう溶けて走れるようになっていました。ほっと胸をなでおろしました。ぶきっちょさんと二人でおしゃべりしながらあっという間の下山でした。

SANY3756[1].jpg あーがんばったね。

 

このあと、ずっこける出来事が待っているなんて このときは予想もしなかった。

 汗を流しに近くの銭湯へ

SANY3757[1].jpg 

ぶきっちょさんと流しあっこして、風呂に浸かっては長話。

また流してはお湯につかって長話。

あー 気持ちよかった。

 と脱衣場で体を拭きながら 自分の体がおかしくなっている感じあり。

ぶきっちょさんの声がだんだん遠くなってきた。

くらくらしてきた。吐きそうになてきた。

あーもうだめ。

裸のまま 長椅子に 仰向けに体をあずけた。

体じゅうから血が引いて行きながらも 異常に汗が全身から噴き出る。

出る出る。体じゅうの水が抜けて行く感じ。

自己診断ですが、脱水です。恥ずかしい。お風呂のお客さんからも大丈夫?と声がかかっているようですが、状況がよくわからないほどボーっとしてました。

ぶきっちょさんの看病でなんとかよくなりましたが、長椅子に素っ裸で寝ている間、ESE監督をすごーく待たせてしまいました。ふらふらしながらなんとか岐路に。

びきっちょさんとESE監督に最初から最後まで本当にお世話になりました。

やっぱり、ひとりで山に行かなくてよかった。 ありがとうございました。

 

 

 

 

 






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Last updated  2008.12.04 05:05:40
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