たーみねえちゃんの練習日誌

　いやあ～　ほんと寒かった。

朝からやはり雨音が聞こえ　真冬の寒さ。

のほさんは体調不良で寝込んでるし、
Ｓ吉さんも棄権するとメール入ったし
カメちゃんも止めるって言ってるし

私も

止めよかなあ…


結局　妙高スノーシューの道中のメンバー　アヒル　Ａ宅　Ｍ本の４人で
和倉に向かいました。

　私は１０キロエントリー　友人らのほとんどがフルにエントリー。

フルにしなくてよかった　と内心ほっとしながらも　１０キロとは言え不安倍増。

　　フルマラソンのスタートです。長蛇の列で全く進まない。

Ａ宅さん　アヒルさんの横で私も交ってアップ代わりにいっしょにスタート。
（この二人まるっきりタイム更新の意識なし）

こんなドン足じゃダメじゃんと二人に発破をかけて背中を押して

くるんと折り返し自分のコースにもどり確認の意味でアップ。

　ラストだけは５分を切って走る　これが私の今回の目標。

スタート１分前までホテルのロビーでぬくぬく。

どーん。ホテル街を抜けて　七尾湾岸を旅館の合間に見ながら走りだしました。

１キロ２キロとラップを取りながら　なんと５分切れてました。

折り返しは２３分３０秒　この分なら５０分切れるぞと楽しみになってきました。

後半　すっげ　向かい風。やっぱり来たなあ　と構えて走りました。

最後の１キロだけは心臓を飛びださせるほどはしれないもんかと頑張りました。

４６分１２秒。

まずまずじゃないですか。１０キロってこんなに楽しかったけ？

これが感想。

まだまだ登りになると失速するような軟弱な左脚なんですが

元旦駅伝のときの５分ペースがやっとやっとだったころから見れば進歩です。

ぼちぼち行きます。


さて次は自分フルマラソンの仲間の応援。

当初はバイクで応援予定でしたがこの寒さと雨では無理。

１０キロ走った足で即効で防寒着を着込み
登山用リュックには
　パン。飴。お菓子。カイロ。カッパ。防寒用のビニール袋を１０人分ほど詰め込みました。
身体が隠れるほどでっかいリュックを背負って３８キロ地点に走って向かいました。

この寒さに負けずたくましく走っている人　これはすごいです。

でもほとんどの人は　寒さに凍えながら我慢大会のように走っておりましたね。

Ｍ本さん　ぶーすけさんは　速すぎて　応援には間に合いませんでしたが、


まずは　アヒルさんに遭遇　ついで　Ａ宅さん　○森さん　みんなに飴をふるまいました。

そして　わかちゃん｛ねえさーん、寒い～｝と言いながらもニコニコ。

みっちー　さっちん　みーちゃん　Ｏ下さん　あやらん（タッキーは？）

　みんなガンバってました。


　３７キロ地点にさしかかると　ランパンランシャツ姿の若者が　

風に吹かれてフラフラと今にも飛んで行きそうに走ってました。

こんな人達があちこちに揺られてました。

近くに行くと唇真っ青　寒い！と歯がガチガチしてかわいそう。

みんなにビニール袋や　カイロを　渡し、

あまりにひどそうな人には　カッパをさしだし　頑張ってもらいました。

フルを甘く見過ぎていますね。


　どんどん逆走して行くと

お腹を押さえて走っている女性発見。

大丈夫かと声をかけ肩を貸しながら歩いていましたが

エイド近くでガタガタと倒れこんでしまいました。

救護車に運び込みなんとか無事救出。


フルは３５キロから　　とは言ったもんです。


ほっとしたところで　小雨だった天候が突然暴風雨に変貌。

こんなところまで来てしまった身の程知らずのびっち。

今度は自分の心配です。

このリュック背負って　暴風雨の中　やみあがりびっちが　帰れるんやろか

掛声一発

　回りに向かって「いくぞー！あめかぜにまけないぞー！がんばるぞー！」ぞーぞーぞーと

おお声発声。

自分に気合を入れ

みんなと一緒に帰りました。
やっぱり走る仲間がいればこそこの逆境でも走れるんですよね。


それそれのドラマがあったこのマラソン。
全ての人に拍手です。
本当にお疲れさまでした。
風邪ひかないようにね。


びっちはこの後　ゆっくりと和倉温泉の貸し切りお風呂で

湯船につかって


疲れは吹っ飛んで　炭火焼の炉で　びーる　牡蠣　豚串　鶏串　牛串　牡蛎鍋　サバずし。