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カテゴリ:大阪国際女子マラソン
前回の続きです。
ハーフ(中間点21km)を1時間36分30秒で通過。 今年のコースは新設で、そこから数キロ行った道頓堀で折り返す。 折り返しは人の壁になっていて 道頓堀のグリコの看板とか見たかったけど見れなかった。残念。 とそこで気になっていたとことが現実になりました。 ちょうど走り始めて数キロでなんだかひょっとして・・・ なんて嫌な感覚が下半身にあり、まさかとは思っていましたが ハーフを過ぎたあたりから流血しはじめたようで。 は?女性特有の月に一度のやつです。 最悪。股を覗き込むこともできずそのまま流すしかありません。 こんな時にとも思いましたが すばらしい献立を考えてくださった神様に笑顔さえ出てきましたよ。 そこでまたもや娘たちの声援聞こえてきました。 もう、走るでけです。 大阪の友人も各所で力いっぱい応援してくれています。 前日コンビニ案内してくれたOバタさん。そしてOハラさん。 大阪のドン トムオジサンもこの強風の中チャリで応援して下さっていました。 本当にありがたいことです。 嬉しい。ここまで走れている自分が信じられなかったです。 さて 25km 1時間54分(23分15秒)いいぞー。 こんどこそスペシャルドリンクを と思い 5番テーブルに行きましたが、またもや ない。 今回も立ち止まりさがしました。 さすがに困惑してしまいました。メッセージも見れないし エネルギー補給もできず・・・ そんなとき 東京のランナーますみさんが後ろから来て 「私のスペシャルよかったら飲んでと手渡してくれました」嬉しかったあ~。 気持が暖かくなり、気持を切り替えることができました。 次の関門29.3kmはもうすぐそこ。 そこまで行けば次からの関門は緩くなる。 関門4分前で通過。成功です。 こんどこそ30キロではスペシャルを取るんだと意気込んで行きましたが またもや 私のボトルだけが見当たりません。 さすがにもう立ち止まることはしませんでした。 こうなったら 娘たちのメッセージは長居陸上競技場にまで行って 生で聞いてやるぞ!と気持を奮い立たせました。 30km 2時間18分(23分42秒) 大阪城を超えたあたりから風が絶えず向かい風になり 半端な風じゃなかったです。 路上で歩いている者や四つん這いで伏せているランナーも多くなり始めます。 とにかく寒い。そうえに強風がランナーの身体を冷やし凍えさせます。 びっちも再三のスペシャルなし走行で腹ペコ恐怖。 でも前日にすばらしく食べたんで(夕食後 お餅 ケーキ パン アイスクリーム) なんとか保ってくれているようです。 35km 2時間42分(24分13秒) 落ちてきましたねラップが。 凄い向かい風と後半の落ち しかたないか・・・ そして言うまでもなく ここの地点のスペシャルドリンクボトルも私のものがなかった。 風でぶっ飛んでいったんでしょうか・・・ 後7キロとにかく ゴール目指して。娘たちが待っている競技場に行くんだ の一心でした。 風は一向に止むことなくどんどん強くなっているようにも感じました。 40km 3時間07分(25分22秒) ここでやっと私の給水がありました。 ですが、メッセージカードは外れて飛んで行ってしまった。 結局メッセージは3枚分しか読めなかった。 そこのスペシャルで置いた物はチョコサンダーでした。 チョコを頬張りもうひと頑張り。 競技場のスタジアムが見えてきました。 それと同時に「おかーん!おかーん!」と叫ぶ娘の声が聞こえてきました。 あー帰ってきたんだ・・・ 感無量です。 競技場内に入りトラック一周をしている最中も「あーもう終わっちゃう~」と 惜しんでいる自分がありました。 ゴール 3時間18分47秒 すぐにYさんが迎えてくれて二人で感動に酔いしれて歩きました。 そこに MARAさんも待っていてくれて 抱き合って喜びました。 彼女は私の事故からの経緯を知っているので 私のために泣いてくれました。よかったね、よかったねと何度も何度も言いながら 二人で大泣きしました。 娘たちはスタジアムの客席から「おめでとう!」と言いながら泣いてくれていました。 なんてしあわせなこの瞬間を 私は味わっているんでしょう。 この上ない極上の時間です。 こうして私の復活劇の集大成でもあるフルマラソンは終わりました。 皆さん長い長い日記を読んでいただきありがとうございました。 でもでも これだけでは終わらなかった今回の大阪遠征。 ここからまだまだ浮き沈みのドラマが始まるのです。 もう疲れたね。ここでいったん休憩です^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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