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カテゴリ:BLコミック・小説
ダリア&ルナフェア絡みで購入した本です。
ふゆの仁子:原作 タカツキノボル:絵 「静かなる情熱 愛しかいらねえよ。番外編」 A寄りのB’ フロンティアワークス
キスだけでおわらなければ ――してもいいのか? 久方組の顧問弁護士を務める近江茂樹には、関東で最大勢力を誇る関東連合興隆会の幹部であり、組長の息子の卯月の教育係を務める岩槻と、高校時代のほんの一時、奇しくも寮で同室だったことがあった。 その時の複雑な想いをひた隠しにしてきた近江だったが、その彼の前に、高校生だった近江を蹂躙し、支配した男・村上が現れ――。 卯月&純耶も登場するスペシャル番外編も収録!! この作品は「愛しかいらねえよ」(2005年)のスピンオフ作品です
このシリーズは全3冊
もともとこの作品はふゆの作品の中でもかなり気に入っていたシリーズでした。 最初はアニキに布教されたんだったかな? それで3冊、かなり長い間持っていたんですが、去年?一昨年?に手放してしまって・・・(>_<) 今回、久しぶりにスピンオフ作品が出たという事で組み合わせの関係上、手放したのと同じ本を買うのは得策じゃないかな?と思いつつも、要らない本を買う位ならと「愛しか~」を一緒に購入。 とっても久しぶりに読んでみました。 うん!やっぱり面白い! これ、CD化してもよかったのに・・・と当時思ったのと同じ感想をやっぱり思ってしまいました(^^ゞ さて、この作品では「愛しか~」の主人公の興隆会の跡継ぎ、卯月の教育係である岩槻と、久方組の顧問弁護士を務める近江のお話。 近江も脇キャラとして続編に登場してきたキャラでした。 岩槻は卯月と恋人だった純耶を最初別れさせた張本人。 最初は組第一主義者の嫌な奴かな~?と読み進めていったら、当時は確かに卯月個人よりも、興隆会の卯月を第一に考えていただけで、本当はそんなに嫌な奴じゃないと後からわかってきます。 だから、大事な坊っちゃんの2度目の初恋には言葉は少ないけど応援してくれてた人でした。 そんな岩槻と学生時代同室で、現在は組は違うものの、親の後を継いで893の顧問弁護士をしている近江 学生時代、岩槻にほのかな思いを持っていたが、村上という男に蹂躙された事がきっかけとなって岩槻にただ一度抱かれる。 でも、卒業を待たずして岩槻が893の世界に入る事になってからは立場上友人以下の存在に。 村上は、近江が報復として刑務所にぶちこんだが、執行猶予つきで出てくる事になった。 だが、何故か予定より早く近江の前に村上が現れて・・・ こんな感じで話が進んでいきます 高校時代は確かに近江は岩槻を意識して抱かれたわけですが、岩槻は「他の友人たちより何故か放っておけない相手」程度。 抱いてから自分の気持ちに気付いたんですね~ ただ、近江の気持ちがわからないまま離れてしまったので、その後893と弁護士という立場の違いと組が違うという事で距離を詰められなかったんですが、冷静に考えれば、近江の危機となれば大小関係なくすっ飛んできた岩槻の言動を考えたら近江もわかりそうなのに・・ね。 でも、それは冗談めかして「抱いて欲しい」と言った時に岩槻が何もしないで帰ってしまったからしょうがない?(^^ゞ やはり村上が絡んだ上での身体の関係と両者共思っていたところに、なかなか実らなかった不器用な恋だったんでしょうね。 出所した村上が、自分を警察送りにした近江への恨みに再び近付いた事。また直前、岩槻と話していた事から村上に攫われたのがわかるようにした事から無事、卯月と岩槻に助け出され、今度こそ話をしようと、普段なら卯月中心の岩槻が初めて近江を優先させた事から長い友人関係から恋人へとなるわけです。 仁子さんもあとがきで書かれているように、893モノなのか?学生モノなのか?ちょっと曖昧になる位、割合的に最初の出会いをかなり長めに取ってあるのが特徴でもあるんですが、それだけに軽過ぎず重過ぎずな内容。 もっと重めな内容を希望している方にはどうかな?と思わないでもないのですが、バックボーンにそれなりの思いや願望、そして諦めとかが入ってくるので、同じ893モノでもこの職業じゃなきゃダメってわけでもないんじゃ?という内容と比べると程良い内容で、私はやっぱり今回読み直しと新刊と両方読んで改めて感じました。 本当は岩槻と卯月の組み合わせだったらきっともっと萌えたのでしょうけれどね~わははっ いや~こうなると一度手放した残り2冊・・・めっさ読みたくなってきましたー! こういう時、後悔しちゃうんですよね~ でも、本も減らさなきゃダメだし 複雑です(>_<) 今日は朝こそ降ってませんでしたが、午前中から雨 一日寒かったです。 あ!例のヒートテック、なかなかイイ感じです。 確かにこの薄さで、今まで持っていた下着と比べると遥かに薄着でも全然平気です にほんブログ村 ←よろしければ1クリックお願いします 励みになります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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