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2012.03.22
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カテゴリ:ジャンプ作品
新テニスの王子様 第12話「革命の火蓋」


「俺は先に山を降りるけどね」

勝ち組に追い付く追い越す為の最終特訓開始☆



公式HPより


『俺は絶対、先に山を降りるけどね』
ノーゲームに終わった跡部と入江の試合。代表戦に自ら名乗りを上げた鬼は、圧倒的な強さで勝利を収め、ついに5番コートの中学生たちは3番コートへと勝ち上がった。
一方、負け組にはこの山から降りるための最終特訓が行われる。三船は、これまで以上に厳しい練習を課すが、負けじと必死に食らいついていく負け組の面々。そして、中学生たちには三船から最終試験が言い渡された。
いよいよ負け組の進化が試される。リョーマたち中学生は無事、山を降りることが出来るのか!?



「革命じゃー!!」

三船の言葉に雄叫びを上げる負け組の面々
5000ずつの素ぶり×3セット。
全力ラリー500往復

「メインコートにいる連中は日々進化しとるんじゃ!奴らを倒したきゃその進化の上を行け!
限界超えるしかねえんだ!!」


三船の厳しい始動に必死に食らいついていくリョーマ達



「潔く散れーぃ!」

その頃行われていたシャッフルマッチ。
最後に出てきた鬼は1セットどころか、1点もやらないという圧倒的な力で5番コートを勝利に導いた。
入江同様、鬼も実は相当の実力の持ち主と楽しそうな跡部。

「あれ?肩、上がらんと違うの?」

種ヶ島から放られたタオルを取る入江。

「人の気持ちがわかるっていうのも善し悪しだね。
やっぱり負けたんだよ、あの跡部っていう男の心意気にね」


彼らの進化をもうちょっと見てみたいと微笑む。


勝利した事で3番コートに上がった元5番コート組。
次は2番コートか?と言う白石に対し、目指すはキングのコート、1番と言う跡部。

「何を喋くってるガキ共!すぐに今の反省会だ」

そんな彼らに声をかける鬼
そしてとうとう、門番が門を開いたと楽しそうなのは齋藤と黒部
そしてそんな彼らが次に注目しているのは・・・負けチームの行方。



「打ち続けんかー!!」

三船の特訓の他に自主的に仲間に頼んで同時に打ち込まれる球を返す特訓をする真田。
その一発が目に当たってしまっても練習を止めない。
乾や柳も足場の悪い場所で同時に数名から打ち込まれる球を打ち返したり。

佐々部と松平は未だ往復ラリーを終えられていない。
しかし、中学生は全員クリアしている。
なんとしても負けるわけにはいかない!
その一念で倒れても立ち上がりラリーを続ける。

そしてリョーマも、金太郎、海堂、桃城、謙也を相手に同時打ちの特訓をしていた。
しかし、7球までは完璧なのに8球目になるとどうしても1球打ち損なってしまう。

「まだまだ・・・だね」

自分に対して呟くリョーマ
しかし、金ちゃんはまだ6球なのね(頑張れっ!)


深夜、寝る間も惜しんで特訓するリョーマ。
だが、相変わらず8球同時は完成せず。

ふと耳をすますと大勢の声が。
高校生組が自主的に深夜の素振りをしていたのだ。
必死な形相とたゆまぬ努力。

「油断すれば奴らが先に山を降りる事になるかもしれん」

声をかけてきた真田の言葉。そして高校生達の努力を目にして

「へぇ~面白いじゃん。
俺は先に山を降りるけどね」


ニヤッと笑う。



翌日
三船が新しいメニューを追加すると言い出した。
中学チームと高校チームに分け、全員で岩山を駆けあがらせ、20秒後にワシがボールを掴んでその山のてっぺんでボールを放す。
そのボールが地面に着くまでにボールを打てた方に褒美をやるというモノだった。

それを朝、昼、夕方1回ずつ。計3回行うと言う。

それにしても昇りにくく、ワシが球を落とすまでに誰も岩山の半分も登れていない・・・

「面白いじゃん!」

朝から夜遅くまで新しいメニューを加えた特訓を続け、それでもなかなかワシが落とす球を打てなくて。
身体は傷だらけ。ユニフォームもボロボロになっている全員。
今回も必死に岩山のてっぺんを狙う。

「にゃろー!」

佐々部と松平が一歩先んじたか?
必死に追い抜こうとするリョーマと金太郎。

「打ったもん勝ちやー!!」

えっ?打ったの金ちゃんじゃなくてリョーマなのに(笑)


靄のかかる森の中、勝ったリョーマ達は三船に縦一列に並ぶように指示される。
そしてこのままこの道を走りぬけろと言われる。
ただし、森の中から飛んでくるボールを誰一人立ち止まらず、一球たりとも落とさず打ち返す条件で。
失敗したら、また最初からやり直しと命じられる。

これが褒美?
訳がわからないまま走り始めるリョーマ達。
そして三船はラストを走る真田に1つの鍵を渡す

「万が一、一度でこの道を抜ける事が出来たら・・・その時はこの場へ戻るな。まっすぐ進め」

真田にだけそう告げる。
心の中で気合い見せてみろと呟いて



この道はどこに続いているのか?
いったい何キロ走るのか?
全くわからず走るリョーマ達。
いよいよ森からボールが飛んでくる。
1人1人順番にそのボールを打ち進む。
一周目は全員成功。
しかし、二周目からボールに威力があるようになる。コースもきわどい。
それでもクリアし続けていく。
いよいよ、森を抜ける最後の球。
なんと!リョーマがどうしても攻略できなかった8球打ち

「8球・・・」
「越前、集中するんだ!」
「いけ、越前!」

みんなの檄が飛ぶ。
そしてその声に支えられリョーマは8球打ちを成功させる。


では、誰がこれらのボールを打ったのか?
それはずっと一緒に厳しい訓練をこなしてきた高校生たち

「戻ってきてんじゃねーよ!とっとと前に進め!」

何かを言おうと近付くリョーマにそう言う佐々部。
最初はあんなだったのに・・・泣けるぅー!!


まっすぐ進むとそこには小屋が。
三船さんってダジャレも出来る案外可愛い人だったんですねー(笑)

渡されていた鍵で小屋の戸を開ける真田

「褒美ってこれの事?」



ランニングをしている2番コートの連中
そこに一球のボールが打ち込まれる。

「俺たちと試合やんない?」


makekumi







とうとう!リョーマ達中学生は三船の厳しい特訓に打ち勝ち、さらにリョーマは8球打ちも成功させて。
堂々の凱旋って感じですね(^^)

しっかし、みんなボロボロやんけ~(笑)
しかも、田仁志激痩せ(笑)


次回は残念ながら最終回。
どうやら徳川に再戦を申し込むらしきリョーマは徳川に屈辱を晴らせるのか?
また、他メンバー達も2番コートの高校生相手に勝てるのか?
ワクワクな最終回になりそうで楽しみです。



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Last updated  2012.03.23 00:49:31
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