|
テーマ:アニメあれこれ(27165)
カテゴリ:アニメ(原作:小説&ゲーム&その他)
Fate/Zero 2ndシーズン 第18話「遠い記憶」
「ケリーはさ、どんな大人になりたいの?」 すっかり、スーパー外道の名を欲しい侭にしてしまった感のある切嗣。 今回と次回はその切嗣回。 でも、どうして彼がああなってしまったのか?避けて通れないお話でした。 「ケリー!お待たせ」 ケリーと呼ばれ、他の子供たちと仲良く遊んでいる切嗣(@自由君) そんな彼が一番仲良くしている少女がシャーレイ(声はあやひー) 「ケリーはもう、よそ者って感じじゃないじゃない?」 シャーレイからこの島の言われを聞かされ、さらに社があったと言われていた辺りが切嗣の家のある付近。だから島の人間は近付かないのだと話して聞かされる。 どうやら、もともとはこの島の人間じゃなくて、島の人間から切嗣の家は歓迎されていない感じですね(^^ゞ でも、切嗣はシャーレイのおかげで島の子供たちにも受け入れられているようで。 そしてなにより、あの切嗣も子供の頃は笑顔を絶やさない子供らしい子供で。 そしてどうやらシャーレイに恋をしているみたいで。 「これでやっと100体目の実績だ」 切嗣の父親は魔術師 時間操作の魔術を究めている最中らしい。 現在、上手くいっているのは花のみで、これが人間に応用できるかが課題のようで。 そしてそんな父親を尊敬の眼差しで見つめている切嗣。 「見て見て!私の初成功例」 切嗣の父・矩賢の手を借りてやっと成功させたと嬉しそうに花を持ってくるシャーレイ。 シャーレイは矩賢の助手をしている。 シャーレイの魔力の事で盛り上がってる2人に羨ましさを感じたのか?自分もやってみようかと言い出す切嗣。しかし 「ダメだ!切嗣、おまえにはまだ早すぎる」 遊びではないと却下されてしまった シャーレイにいろいろ教えている父の姿をつまらなさそうに見ている切嗣 「神父!どうしてわかってくれないんです」 相変わらず、矩賢は島の人間に受け入れて貰っていなくて。 シャーレイもシモン神父から切嗣の家には近付かないよう言われて。 何が理由かはわからないが、神父他、矩賢を目の敵にしているようだ。 魔術の研究=悪魔になると思われている 「シャーレイは恐くないの?父さんの事」 「全然!むしろ、すごし人だと思ってる」 あくまでもシャーレイは矩賢の研究を歴史に残ってもおかしくないものすごいモノとしている。 「花をずっと咲いたままにするなんてホントすごい魔術だよ」 帰り際に突然そう口にするシャーレイ 見ると、シャーレイが成功させたという花だけ枯れていた 矩賢の研究を世の中の為に使ってみんなに認めて貰いたいと考えていて。 「ケリー、君ならきっと出来ると思う。 ケリー、君は間違いなく先生の後継ぎなんだよ」 今の研究の全てはいずれケリーに引き継がせる為のものだと言う彼女。 いまはまだちょっと早いだけと。 そんな彼女が、切嗣を連れて行った場所。 青白く光る川 「ケリーはさ、どんな大人になりたいの?」 切嗣がそのうち手に入れる『世界を変える力』 それを手にしたらどんな大人になりたいのか? 「そんなのナイショだよ」 言おうとしなかった切嗣に、見届けさせてよと言うシャーレイ 「それまでずっと、君の隣に居るから」 彼女の笑顔にドキドキして・・・つい、そっぽを向いて勝手にしろと言う切嗣。 それまではとても幸せだったのに・・・ 翌朝、矩賢に工房に入っていないか?と問われる。 入っていないと答えると、今日は村にはおろか家から外に出るなと厳命されてしまう。 しかたなく、家でシャーレイを待っているが彼女は時間になっても現れず。 ついつい、父親との約束を破って外へ彼女を探しに行ってしまう。 友達に聞いても知らないと言われ。 家に行っても誰もいなくて。 でも、そこに父の工房にあった瓶が転がっていて・・・ すると、突然、鶏の激しい鳴き声が。 慌ててそちらへ行くと、鶏に噛みつき血を啜っているシャーレイの姿が! 目は異様に赤くギラ付いている 「シャーレイ!」 駆け寄ろうとする切嗣を見て、慌てて後ずさるシャーレイ。 「私・・・証明したかったの!」 工房から薬を盗み出し、飲んでしまったのだ。 激しく苦しみ。そして切嗣に懇願する 「君が殺して!今ならまだきっと・・間に合う 抑えきれなくなる前にっ!」 それから切嗣は彼女の願いを聞き届けたのか? とにかく彼女を助けられなかった。彼女の苦しそうな姿を思い出しながら苦悶する切嗣。 そんな彼に、シモン神父はここにいなさいと教会に残し村人に知らせに出る。 すると、窓の外に人影が。 ソッと窓の外を見ると、誰かが誰かに発砲している。 別の人間が教会内へ 恐くて恐くて。奥の部屋に入って鍵をする切嗣 ドアを壊そうとする音。 もうダメかと思った次の瞬間、その人間ごとドアを貫く血のついた剣。 ドアの外には黒いマントを頭からすっぽり被った男たち 教会を取り囲むようにたくさんの島の人々?一様に目が赤い 黒いマントの男たちも取り囲まれている それを短剣で次々殺していく黒マントたち。 何が何だかわからない とにかく、教会の外に飛び出し走り続ける切嗣 「なんだ・・これ・・・」 そして切嗣の目に飛び込んできたのは一面火の海の村だった その中では、目が赤くなった村人ごと村を焼いている青い炎を使う者たち 立ちすくむしか出来ない切嗣が背後に感じた気配。シモン神父だった。 その彼の目も赤い 逃げようにも後ろにも数人の大人たちがいて。絶体絶命 その時、1人の女性が割って入ってきた 鮮やかに、次々と銃で倒していくその女性 「どうやら、出遅れちまったみたいだね」 いったい誰なのか? いったい、何が起こったのか? とにかくこの女性についていく あの目が真っ赤な島の人々 あれは吸血鬼。 彼女たちの間では使徒と呼ばれている 血を吸って仲間を増やしていく使徒。これに島のほとんどの人間が使徒化してしまったので大掃除中なのだと答える。 掃除をしている2つの組織 聖堂教会の代行者(=黒マントの男たち) 青い火を使った者たちは使徒を生み出した者は誰なのか?その秘密を独り占めしたいと考えている団体。 どちらも、意味合いは違えど皆殺しを目的に島に入っている。 そして、彼女は魔術教会相手のセールスマンだと答える。 今度は切嗣に問う 「封印指定の魔術師を探している 今回、一番初めに使徒になった人間。ソイツを作りだした悪い魔術師がこの島のどこかに隠れている筈なんだが」 思い当たる人間はただ1人ーーー 慌てて荷物をまとめ、証拠隠滅をしている矩賢。 そこに戻ってきた切嗣 「父さん、なぜ使徒の研究を?」 息子が使徒を知っていた事に驚きつつも起きてしまった事はしかたないと切り捨てる。 吸血衝動を抑えられる使徒化を研究していたらしい矩賢 時間操作。そして寿命対策のための死徒化この研究を極めて根源となそうとしていた父。 また、根幹からやり直さなくてはと表情1つ変えず淡々と話す。 それよりも、こんな事態となり自分が狙われているのを知っている矩賢は逃げ出そうとしている。 「僕が殺る」 森には結界が貼ってあって破るのは容易じゃない。でも、自分ならと。 そして父の銃を握り発砲し射殺した切嗣。 「ケリーはさ、どんな大人になりたいの?」 彼女の言葉が。微笑みが浮かぶ・・・ 「ここの結界、容易に突破出来たぞ」 無表情で父を殺したように見えて、銃を持つ指が外せないでいた切嗣に話しかける女性。 間に合うかは賭けだったと言う切嗣。 きっと、間に合っていたのに切嗣に任せたんでしょうね。 そして2人でボートに乗り、島を出る 「子供が親を殺す理由としては下の下だよ」 あの後、切嗣が話す理由に対しそう言った彼女。 「何か持って行く物は?」 島の外には連れ出してやると言う彼女に 「何も無い・・・」 全てが燃やし尽くされていく島 何も持たず、そこから出て行った切嗣ーーー 魔術師でありながら、「魔術師殺し」の異名を持つ切嗣 その理由がハッキリした回でした。 多分、尊敬もしていただろう父のせいで、多分、切嗣の初恋の相手だろうシャーレイを失って。 そして島の人達全員が死ぬ事になって。 それを研究の一言で罪悪感すら持っていなかった父。 多分、シャーレイの言葉が、彼に考えさせ。 今の切嗣の思考はここが出発点であって全てなんでしょうね。 笑い、友と遊び、恋をして、父を慕い・・・本当に普通の子供だった彼を一変させてしまった事件。 そして彼女・ナタリアとの出会い。 そして、スーパームーンの出ていたその夜に、「to the beginning」のB面になる「満天」が流れるという偶然。 なんか最後までいろんな意味で驚きの連続の様な回でした。 次回もどうやら切嗣回。 ミラーブログURL http://84446692.at.webry.info/201205/article_9.html ←よろしければ1クリックお願いします Fate/Zero クッションストラップ セイバー&切嗣【予約 05/12 発売予定】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アニメ(原作:小説&ゲーム&その他)] カテゴリの最新記事
|