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テーマ:アニメあれこれ(27164)
カテゴリ:ジャンプ作品
ZETMAN 第13話(最終話)「葬列」
「その命、始末する」 原作が未完なこの作品もいよいよ最終回。 アニメオリジナルな締め括りがどうなるのか? 「信じると思ってんのかぁー!」 神崎が教えたかったのは簡単に騙す人の薄っぺらさや残酷さだと言う灰谷。 しかし、ジンは知っている。そうじゃない人たちもいる事に。 灰谷に向かっていくZETだったが、逆に地面に叩きつけられてしまう。 その間にも花子のせいで人間たちが次々に灰になっていってしまう。 「ほらほら、早く彼女を始末しないと」 君の仕事はプレイヤーを狩る事だろ?と言う灰谷 「仕事しなよ」 愛した女性を殺せと言う灰谷に再び向かい、貫いてみせるZET その頃、3人組の乗り物に会長からコンタクトがあった 「正義執行ぉーっ!」 灰谷を貫いたZETだったが、その間にアルファスが花子に斬りかかっていく 自分の目の前で花子が殺される そのまま銃の形態にし灰谷に向けると、灰谷は自分の胸にZETの手が刺さったまま飛び立つ。 腕が千切れた状態で呆然と立ち尽くしていたZETは悲しみのあまり空に向かって叫ぶ。 「花子ぉーーっ!」 少しずつ消えていく花子の身体に触れ名を呼ぶ そして灰谷を睨みつける 「いいね、ジン君。その目だよ 君の心が凍り付いていくのがわかるよ カリスマよ!暴きの輪ので全てのプレイヤーを目覚めさせろ!」 その灰谷を倒すべき銃を撃ち続けるアルファス 「君には感謝しているよ。 見なよジン君を。あんな表情の無い彼を見た事があるかい?」 彼の迷いを断ち切ったのは高雅なのだと話す灰谷 それを聞いて、花子を兄が殺したのだと知る小葉 さらに、現状から葉子は銃で撃たれた事。そして撃ったのは高雅だと佐山は推察する。 「お兄ちゃんは悪くないの」 正義を貫いただけだからとそう言って・・・ 「ご褒美をあげるよ」 灰谷の攻撃をモロに受けてしまったアルファス この一撃でとうとうリミッターが閉じてしまった もう、フルパワーでは戦えない 「お兄ちゃん!お母さんが!!」 「小葉!おまえは逃げろっ!」 もう正義なんてイイよ!と泣きじゃくる小葉 しかし、アルファスはとうとう灰谷に踏みつけられたまま動く事も出来なくなってしまった。 「とどめをどうぞ」 ジッと見上げていたZETが近付いていく 千切れた腕が再生していき、アルファスの武器を掴む。 「アルファスこそ悪だと思わないか?」 灰谷の言葉にZETが動く しかし、斬り付けたのは灰谷にだった 剣で貫かれると、本当にイイ顔になったと満足そうに言い、 「僕の夢が叶いそうだ」 カリスマの誕生こそ夢。その為なら死んでもイイよと ならば望み通りにしてやると刀で斬り裂き、蹴り飛ばす。 「死ねっ!」 最後はZETの腕で貫かれ、これでいいんだと笑いながらビルから落ちていく 小葉と佐山を亡きものにする為に最後の攻撃を仕掛けたまま・・・ 小葉と佐山はアルファスとZETで守った そして今度は。アルファスと対峙するZET 「なぜ、生かす道を探らない?」 心配そうな小葉をチラリと見た後、静かに問うZET 「たとえ犠牲を払ってでも守りとおさねばならない正義もある!」 いつも火事の時のようになるとは限らない。時には苦渋の選択もあるのだと叫ぶ。 兄の言葉に涙を流す小葉 「俺はみんな助ける。誰も見殺しにはしねぇ!」 その言葉を聞き、マスクを外したその下から現れた高雅の顔は こ、恐いよ! ラスボスみたいな顔になってるよ(>_<) 「もはや君をヒーローとは呼べない」 「ヒーローってなんだ?」 「悪を根絶する者!」 だからZETを斬ると。暴きの輪がある限りプレイヤーを呼ぶからと 「人民を助けたいなら、君が死ねっ!」 「おまえはヒーローかもしれねえが、もう人間じゃねえな」 そう言うZETに向かって斬り込む高雅。しかし、全てかわされ逆に吹っ飛ばされる。 すると、今度は銃の形態にし、ZETの頭部に照準を定める。 友に向かって構えているというのにその表情には笑みを浮かべていて。 「やれよ」 逃げようともせずにいるZET 小葉は「ダメよ」と叫ぶが、そんな彼女をZETはギロリと睨みつける 朝日が昇ってくる中、一発の銃声がーーー それから3年後 多くの犠牲者を出したあの事件も慰霊碑は立てられているものの風化しつつあった。 しかし、その裏でプレイヤーは暴れていて 「正義執行!」 相変わらず高雅はアルファススーツを身にまとい戦い続けていた。 そしてその高雅は現社長に就任しており あの時助けた橋本茉柚とはどうやら婚約しているようで。 かつて、光鎧は高雅に正義を貫きたかったら権力を手に入れろと言った そして今、高雅はそれを実行している あの時、高雅が放った一発の弾は覚悟を決めたようにも見えるZET目掛けてまっすぐ飛んだ。 しかし、寸でで避けたZETが高雅を抑えつける。 怒りなのか?身体が変形していく しかし、あと一歩のところでその怒りを抑える。すると翼がマスクが崩れていく。 一時は殺してしまうのか?と思われたが、そうならずに済み、小葉はその場に崩れてしまう。 そして去り際、人差し指を上に向け、かつて佐山から言われた言葉を口にする。 そしてそのまま姿を消した あくまで追おうとする兄を身体を張って止めたのは小葉 「それがお兄ちゃんの正義なの?」 だが、その小葉を止めたのは佐山だった なんであれ我々の生活を守ったのはアルファスなのだと。 しかし、高雅にも一言付け加える 「君の背負った正義は重いぞ」 正義のためとはいえ、両親を殺してしまった高雅 「ジンは行ってしまったか?」 そこに入ってきたのは光鎧 すると、再び銃を手にして追おうとする 「行ってはならん!」 ジンが神崎の教えを守り抜く事=灰谷の敗北 姿は完全体だとしても心は人間のまま。 この不完全こそ神崎が望んだもの プレイヤーの本能は殺戮。それのストッパーとしてジンに人間性を教えていたのだろうと高雅に話す。 「ジン君はこれからどうなるの?」 あの時の事を思い出していた高雅は、プレイヤーが静かになってきているのははたしてアルファスを恐れてなのか?それともZETをなのかと呟く。 それに対し、茉柚は 「私の正義はあなたよ」とニッコリと微笑んだ そして小葉は明美と共にボランティアをしていた。 佐山を含めてジンからの連絡を待つ日々。 そしてジンはというと・・・ 「その命、始末する」 暴きの輪を使いプレイヤーにさせてから始末する その様子を影からジッと見ている1人の影 誰も称えず。誰も気付かない。 それでもジンは戦い続ける 光の為に闇を選ぶ うーん・・・ ウィキをちょっと読んでみましたが。だいぶお話が変わってるみたいですね。 見ていて一番違和感があった花子も原作では現時点ではプレイヤーではないみたいで。 だいたい、プレイヤーが両親に育てられて反発してってちょっとね(^^ゞ でも、とにかく高雅を表の利用させられたヒーローとして。そしてダークヒーローとでも呼べばいいのか?影でプレイヤーを倒す者としてジンが。という風に、未完作品を一応上手くまとめてくれたのかな?と。 確かにどちらも間違っていない。 個人的にはジンの言葉はやや理想論。 そして現実論ながら、考えが稚拙でイタイ子のまま終わってしまった感のある高雅。 表と裏で同じ敵を倒していくヒーローとして。本当に2人が1人だったら本当に理想的なヒーローになったんじゃないかな?と(^^ゞ しかし、覚醒と赤い石に関しては本当にわかってくるまで時間がかかってイライラさせられたというか(笑) その分、ラストがタイトになってしまい灰谷との戦いにしてももう1話くらい使ってガンガン戦っても良かったのではないか?と思ったり。 灰谷の夢があまりに安っぽく感じられたり。 両親殺しの高雅がそのまま野放しとか。 光鎧の言葉の都合の良さとか、それを聞いたらアッサリ、ジンを追うのを止めちゃったり。 ヒロインに魅力がないとか。 いろいろツッコミどころはありますが。 とにかくこの作品をまとめ上げてくれたスタッフさんにお疲れさまでしたと言いたいです。 そしてコッソリ最後まで視聴とレビューを続けた自分も褒めちゃったりして(笑) 最後までお付き合いありがとうございました。 そしてTBでお世話になったプロガー様、ありがとうございました。 これにて、「ZETMAN」は終了です。 ミラーブログURL http://84446692.at.webry.info/201206/article_46.html ←よろしければ1クリックお願いします 【初回仕様あり!】ZETMAN Vol.3 [Blu-ray] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2012.06.28 18:37:22
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