SOLILOQUY

アルカナ・ファミリア 第12話(最終話)「Arcano duello」


「どっちを選べばパーパを助けられる？」

いよいよ最終回。
果たしてフェルはどっちを選ぶのか？パーパは助けられるのか？


公式ＨＰより


ついに「アルカナ・デュエロ」決戦の日が訪れた。これに勝利した者は、
アルカナ・ファミリアのトップの座と、フェリチータとの結婚、
そして願いごとが一つ、パーパから叶えられる。
デュエロを、次々と勝ち進んでいくフェリチータ。
果たして「アルカナ・デュエロ」を制する者は誰か！？



「ここに、アルカナ･デュエロ開催を宣言する」

パーパの宣言でいよいよ始まったアルカナ･デュエロ

方法は勝ち残り式
決勝戦で勝者になった者がパーパへの挑戦権を得る


勝ち進んでいくフェル
その強さはパーパを救いたい強い信念も手伝って、あのデビト、パーチェ、ルカをも倒していく。

どうして負けてしまったのか？落ち込んでいる３人に、ジョーリィはまだパーパが一命を取り留めていない事実を伝える。


って、最終回でやっと３人のアルカナ能力お披露目ですね(^^ゞ




「アンタを越えてみせる！」

「貴女に僕の成長を見て貰いたい」

やはり勝ち進んでいるリベルタとノヴァも、ダンテとスミレを相手に戦う。
そんな２人の試合を見ているフェルに恋人たちの声が

「私はどうすればいい？
どちらを選べばパーパを助けられる？」


やはり一筋縄ではいかないダンテ。
しかし、戦いながらあの船での出来事を思い出したリベルタは、あの時仮面で正体を隠しながら自分と戦ってくれた事でアルカナ能力が使える事を知る事が出来た事に心の中で礼を言う。

剣と剣では、ダンテに刀を吹っ飛ばされてしまった

「どうする？」

ダンテの問いかけに、ダンテの遥か後ろにフェルの姿を見つけたリベルタ。

「アルカナ能力は大切な誰かを守る力。俺の大切な・・・それは」

アルカナ能力で剣を手元に戻し、刃をダンテの喉元に突き付け勝負あった！

「見事だ、リベルタ」

誰よりもリベルタの成長を喜んでくれるダンテの微笑み。



一方、スミレと戦っているノヴァの刀には迷いがあった。
マンマに刀を向けている事への迷いだった。
その迷いを消させる為、反撃で。言葉でノヴァを追い詰めていくスミレ。
とうとう、スミレによって刀を吹っ飛ばされてしまったノヴァ。

そんなマンマに心の中で、自分を対等の相手として扱ってくれる事に礼を言うノヴァ。
それでけでなく、家族として迎え入れてくれたあの日からフェルの家族を羨むと共に、羨む事で両親を力で眠らせてしまった事への罪から目を反らし続けてきた。
しかし、今は違う。目覚めた両親と共に歩いていくと決めた・・・

「覚悟！」

自分に向かってくるスミレの後ろに自分の戦いを見ているフェルの姿を見つけたノヴァは。
自分がそう思えるようになれたきっかけは

「アイツだ！」

鞘でスミレの攻撃を受け止め、隙をついて刀を拾う。
そしてアルカナ能力を使う

「御免！」

こちらも勝負あったーーー


「見事な峰打ちだった。見せて貰ったわあなたの成長を」

こちらも、誰よりも気にかけていたノヴァの成長を心から喜び微笑みを浮かべていた。



「あなたの手元に戻ってくる運命だとしたら？」

先日、偶然見つけた婚約指輪をスミレに差し出したノヴァだったが、スミレの言葉に決心する。

「これをアイツに渡す為、僕は必ず優勝します」

彼女に誓う。



そしてそんなノヴァの背後にはリベルタ

「あなた達２人が刃を交えるのもきっと運命が導いた事」



そして、いよいよリベルタとノヴァの戦いが始まろうとしている
勝ったどちらかが、パーパとの挑戦権を賭けてフェルと戦うのだ。

「覚えているか？僕がフェルの為に戦うと言った事を」
「俺もそうだって言ったよな？」

全てはお嬢を自由にしてやる為・・・

「僕とも約束しろ！おまえの全てを僕にぶつけると」
「約束する！俺の全てをかけておまえを倒す！」

ノヴァも同様に誓う。
そして一切手加減なしの２人の戦いが始まった！


『誰か１人と親密になれば、容易に心や関わりを満たす事が出来る』

そうすればパーパを・・・
その時、突然恋人たちの力が発動する

「お嬢と一緒ならもっと強くなれる気がするんだ」
「リベルタ、おまえに勝ってフェリチータにも勝つ。そして胸を張ってあの指輪を渡すんだ！」

２人が自分に対しての思いとこれからどうしたいかという気持ちが流れ込んでくる。



夕暮れになっても２人の戦いは決着がつかない。

「次の一撃に残るアルカナ能力全てを込める！」
「俺もそう考えてた。おまえに俺の全てをぶつけるっ！」


『どちらを選ぶか決まったかい？』

２人を見つめるフェルに恋人たちが問いかける。
決めなくて恋は成立せず、運命の輪の力の代償を相殺できない・・・と。



「「フェリチータと戦うのはこの俺（僕）だー！！」」

ぶつかりあった２人が光に包まれるーーー



気付いた時、リベルタとノヴァは共にベッドの上だった。
試合は引き分けに終わったのだった。
そして、２人共気絶してしまった為に不戦勝という事でパーパへの挑戦権はフェルが。

２人の結果は・・・フェルの勝利

そのおかげで、モンドの命も永らえたとジョーリィは説明した。



激しい父娘の戦い。
その戦いの最中、フェルはモンドの心を知る。

自分の強さを示さねばならない
それこそが、これから自分の地位を引き継ぐ娘に必要だから・・・と



「強くなければ優しくなれない
優しくなれなければ、ファミリー全員に分け隔てない愛情を注ぐ事など出来はしない

今よりもっと強くなれ！」

そうすればもっと今よりもファミリーのみんなを愛せるようになるから・・・

ドンナとしての心構えを込めた拳が休みなく娘へとぶつけられる。


そしてパーパの言葉にようやくフェルも答えを導き出す
リベルタの思いとノヴァの思いを天秤にかけていた自分に気付いたフェルは・・・


大事な局面で苦しみ出したパーパ
そしてフェルはというと涙を流していた

「ごめんなさい、パーパ」

パーパが望んでいたのは打算で愛するような人間じゃない！
そしてパーパが攻撃を仕掛けてきた瞬間、フェルのアルカナ能力が発動する。


『運命の輪が欲していたもの・・・
それは誰かの思いに正面から答えられる強く優しい心』

一番願わなくてはならない事に気付いた
その事に気付けたおかげでパーパは助かったのだ


目覚めたと聞かされたフェルはリベルタ達のいる部屋に飛び込み、２人に抱きついて礼を言う。



今日は、フェルの１７歳の誕生日＆パーパを祝う会となった。

フェルの優勝でフェルの婚約話は白紙。
しかし、パーパの座を譲られるのは有効。

最後にフェルの望みは・・・
パーパが生きている限りパーパの座にいて貰う事。
自分に譲られるのはもっと先と。

そしてパーパもこの願いを叶えると承諾した。
湧き上がるファミリー

さらに・・・
デュエロで成長したフェルを簡単に嫁に出さない。
嫁に欲しい奴は直接相手してやる宣言に変更（笑）

「俺はまだ、娘を嫁にやりたくなーい！」

やっぱり、そっちが本心だったか(≧ｍ≦)ぷっ！



最終回、この画像で締め括っていいんだろうか？（爆）



乾杯をしようとしたその時、事件が起こったと報告が

「アルカナ･ファミリアの名にかけて！」






終わりました。
結局はどちらかを選ぶんじゃなく、ファミリー全員を愛すという綺麗な形で終わらせました。
しかし、あともう１話使ってもよかったかな～？なんかとっても駆け足でした。
正直、このエピ要るの？という回が無かったわけじゃなかったし、それを削ってラストに持ってくればよかったのに。

それに、配分の悪さか？子供たちに焦点を定めているのはイイとして、結局伏線張ったまま回収無しの投げっ放しになっちゃった幼馴染トリオの事。大人組２人にももっとスポットを当てて貰いたかったですね。
恋人たちとの問答もちょっとしつこかったかな？
それと、何回か書きましたがアニメオンリーだった為にてっきりメインがデュエロだと思ってしまった為、途中が何度もまどろっこしかったです(^^ゞ

でも、作画はとっても綺麗でキャラ達もかっこよくて（特にルカとジョーリィが(〃∇〃) てれっ☆）キャストも豪華で毎回楽しめた作品ではありました。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。
トラバでもお世話になりました。

これでとりあえず終了です。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。




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