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2012.10.01
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カテゴリ:黒子のバスケ
先週は、タイバニイベントレポの余波で書き切れなかったので、今回2回分を。





43号では・・・


もう2度と緑間にボールは触らせないと言い切った赤司。
しかし、2人の身長差に加えて緑間の高さのあるロングシュート
それは不可能にも感じられるが。




「絶対は僕だ」

未来は全て見えていると言う赤司


そして静かな両チーム
このまま秀徳を勢いづかせるわけにはいかない洛山と
この勢いを失うわけにはいかない秀徳と

しかし、当然このままではない。静かさが・・・動いた!


なんと!緑間封じのためにWチームの洗礼を受けたのは

高尾

だが、高尾にだってそのくらいはわかっていた
こうされて尚、パスが出せなくて真ちゃんの相棒なんてやっていられるか!!

「なめんじゃねーよっ!」

そして高尾が絶対に抜いてパスを出してくれると信じてる男・緑間
高尾が抜いた時には既にジャンプをして待っていた。

いけぇー!


しかし、そんな緑間の前には赤司!

「言ったはずだ。絶対は僕だと」


左利きである緑間にパスを出す為には左からボールを出さなくてはならない事。
そしてどんな時でもシュートモーションが変わらない緑間ならパスコースもタイミングも容易にわかる。
だから、その一歩早く動いたのだ。

ボールをカットし、そのままシュートを決める

しかし、高尾だってホークアイで把握していたのに・・・
ここでやっと赤司が前半、わからないギリギリラインで速さを緩めていた事に気付かされる。


ここまで全てが赤司の掌の上だったーーー?

「クソ・・・クソッ!」


しかし、これで終わったわけじゃない!
だが、強いのは赤司だけじゃない
必死に食い下がる秀徳相手に次々とシュートを決めていく洛山
それでも、闘志を失わない緑間や秀徳に敬意を表する赤司だったが


「眠れ、歴代の王よ」

最後にとどめの一発を赤司自ら決めてみせる!






*****************************************


44号では・・・


決着がついたこの試合。
健闘虚しく秀徳が負けたーーー

しかし、勝った洛山は最強たる自分達は絶対に負けてはならない。それを着実に実行し終えたという感じで、勝ちを静かに受け止めている様子。

挨拶後、赤司へと近付いていく緑間

「次は必ず秀徳(うち)が勝つ!」

そう言って握手を求める
だが、赤司は礼は言うが握手は受け取れないと言う。

「勝利を欲するならもっと非情になれ

僕はおまえ達の敵である事を望む



それは帝光時代から変わらぬ赤司の姿。
それでも、次は勝つ!そう言って去る


先輩達もみんなガックリとしている
そんな中、胸を張れ!と喝を入れる大坪。
なぜなら、戦っていたのは自分達だけではないから。

応援、ありがとうございました!!

深々と頭を下げる一同

この辺は、ちょっと「おお振り」を思い出してしまって涙出そうでしたわ


真ちゃんに対し、軽口を叩いてみせる高尾

「今はちょっと慰めてやれねーわ」

口調とは反対に、号泣していた高尾

「悔しいな・・・やはり。負けるというのは」

そんな緑間の目からも涙が流れている。



そんな彼らの試合を見ていた紫原と氷室
秀徳の強さ以上に、無冠の五将の3人の強さ。そして1年にしてそんな彼らをまとめ上げる赤司の統率力を実感させられる。

だが、氷室は違和感を覚える。
あれが本当に赤司の実力の全てなのか・・・?と。




だが、もう試合会場は次の試合へと空気が切り替わっている

誠凛VS海常

因縁の好敵手の戦い


今週のきーちゃん

「宣戦布告ってヤツっス」

笠松に声をかけられ、火神と同等のジャンプ力を見せつける黄瀬。

もう、センパイもきーちゃんもやる気バリバリ!(笑)

そうされちゃ、日向だって黙っていられない

「本家、見せつけろ」

その言葉に火神が本家の高さあるジャンプを見せつける

もう、身体だけじゃなく心もすっかりあったまってて臨戦態勢に突入している両チーム。
いよいよ、次回からティップオフ!!





わーん!ミドリーン!高尾ぉー!!
秀徳負けてしまいました。

赤司の言葉通り、ボールに触れないまま。

しかし、ミドリンに訪れた大きな転機とも言えるこの試合。
年齢による身体の未成熟故にかつての仲間にも見せていなかった底を見せたミドリン。
しかし、それは赤司も同じだったわけで。

でも、今回、それだけでなく秀徳に入って得た『仲間』を信じる力。
それまでは試合の流れ上での仲間だったのが、精神的に。ここ一番の起爆剤として仲間と一体になる試合を知ったミドリン。
これはデカイと思います。

ただ、IHとWCの大きな違いは今度の試合に大坪さん達がいないという事。
その点では、どういてう結果が待っていようと現時点では笠松センパイと試合が出来ているきーちゃんとは大きく異なっていくわけで。

それでも、海常にも近い未来それは待っているわけで。

秀徳のお父さんやお兄さん達がいなくなってからが本当の勝負になっていくんでしょうね。


それにしても、帝光時代一番仲がよかったとミドリンが言っていた赤司との試合。
今までのキセキの世代のうち4人の中で、最後に残っていた『好敵手』がいない者・緑間
その彼がやっとここで好敵手を得たという事になるんですよね?

だからこそ、今、ここでは握手を
交わす事は出来なかったけど、友達や仲間だった気持ちを捨て去るのではなく。
赤司が以前から求めていた「敵」となるという宣戦布告。

秀徳に入り、仲間を得た今のミドリンだからこそ!


そして、誠凛に負けた際には誰にも見せなかった涙
今度はみんなの前で流したというのもミドリンの大きな変化だと私は思います。
高尾の涙にも気付いていた点もね。




そういう意味では、一番最初に好敵手を作って貰えたきーちゃん達海常。
本来、この手の作品では真っ先にやられてしまったチームというのはその後突出した選手以外は出て来ないのがフツーなんですが。
きーちゃんがキセキの1人である事。
海常も強豪校であるというのがそもそも突出していたわけで。
それがここで生きてくるわけですね!

時間はかかったけど、今の誠凛の初めての他校との練習試合
それで初の敗北を味わった黄瀬。

これぞ本物のリベンジ

海常全体が萌え・・いや、燃えないわけがない!



正直、きーちゃんの足の事もありますし、始まる前から勝敗は見えている試合ではありますが、ある意味、黒バスの醍醐味一番乗りになるであろうこの試合を次回から楽しみにしたいと思います。



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誠凛との試合後だけでなく、奇しくも今回にも繋がってしまった2人の想い。
アニ黒の最終回の言葉を思い出すと胸が苦しくなります






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Last updated  2012.10.01 18:27:39
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