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2012.12.23
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こんな記事書いてる暇は本当は無いんですが(^^ゞ(じゃ、何故書いている?/爆)
それと、読まれる方によっては不快な表現があるかもしれません。
これはあくまで私個人の考えです。なので、笑って読み流せる方のみお読みくださいませ。








ま、正直どっちも終わったわけではないですが(「K」は次回最終回)、



本音を書くと、最初気にしていたのは「K」の方だったんですよね。
設定が面白そうでキャストが豪華で。
でも、後から「リボーン」の天野さんが「サイコパス」のキャラデザを担当されると知って俄然興味がわいて。


でも、共通してどちらの作品もオリジナル。
世界観も何もアニメを見ないとわからないのはどっちも一緒。


ここでパッと思い浮かべたのが、去年、同じようにオリジナルでありながら大当たりした2本(「タイバニ」と「まどマギ」)
これは案外化けてくる可能性もある?

最近、原作ありき作品が多いだけに、不安半分期待半分で見始めたわけです。



最初は「K」は悪くは無かったんです。
適当にちょっと腐妄想出来たし。絵も綺麗で動きも良かったし。
なにより、「K」のラジオがめっさ面白かったので♪(笑)

それについては、正直「サイコパス」も半信半疑な状態で見ておりました。
とにかくヒロインである朱ちゃんが全く魅力を感じない。
この子のあまりの素人っぷりな言動が、「可愛い」より「ウザイ」?(ごめんなさーい!)
それと、私の中で頭の方は世界観が掴み切れないでいたからかもしれません。

だからこの2作とも途中まではハズレ

みたいな?(^^ゞ



明確に変わってきたのは今度もまたラジオ!
でも、今度は「サイコパス」の方。
これに関しては、以前に記事にしたので読んで下さった方はおわかりかと思いますが。
このラジオの存在を知って聞き出したのと、その前後にきたコウさんの「ギノ」呼び!
最初はギノさんは征陸さんとの間を怪しんでいた私なんですが(おいおいっ/腐)

これで公式的にもコウギノ確定しまして。

そうなりゃ、一々2人が萌える展開じゃないですか!
しかも、ここ数話でギノさんがすっかりイタくて可愛くてなんかのフラグ立っちゃった?みたいな存在にどんどん変化していって。


一方、「K」の方は社が何者なのか全く進まずわからず。
やっと11話でわかって。全てが明らかになったのが12話で。
でも、そこまでの間、「進まないなぁ~」と飽きそうになると腐臭のするシーンをぶち込んできて「ほらほら!見どころあるでしょ?」みたい・・な?

確かに、赤と青の王同士。
主従関係
自分だけを見て貰いたくてワザと仲間を裏切って・・・とか

男子の方も、ネコの全裸と淡島さんのナイスバディで釣り上げて。
ロリの部分はアンナちゃん。
そしてキャスト豪華。

でもでも、あまりに内容が薄い!わからない!!



「K」は結局、詰め込み過ぎたんじゃないかと。

本当はこれだけ萌える要素があったわけですから、もっと面白く出来たんじゃないかと思うんです。
でも、私の目からするとその要素をばら撒き過ぎたというか。
1クールという尺から考えてももっとタイトにすべきところはすればよかったのではないかと。


それと「腐」部分があからさま過ぎた・・・


ここに私の中の「K」と「サイコパス」の2作品に大きく差がついてしまったんですね。



「タイバニ」が去年、あれだけ女性に支持されたのは、「そこはかとなく」だったから。
本当かどうかはわかりませんが、あくまで姫抱っこも「たまたま」(2度目は意図的でしょうが/笑)。
ワイヤーグルグルも「たまたま」「展開上」
騒がれて初めて製作サイドが「なるほど!」と気付いたという流れで。

でも、どっか見ているこちら側に何か妄想させる何かが含まれていて。
2クール目は正直わかりません。
もしかしたらかなり意識した作品作りになっていたかもしれません。
でも、ファンの心を掴みそのファンが走り出しちゃえば(笑)


そして今年、旋風を巻き起こした「黒バス」も然り。
これは原作あり作品ですが。

きーちゃんはあくまで黒子を自分のチームに引っ張りたかっただけ。
でも、腐脳を持ってる女子には黄黒火の三角関係成立になっちゃったわけで。
そうなりゃ、キセキのみんなして「黒子」を意識してる⇒取り合い?などと・・・
こっちが勝手に盛り上がってるだけで別に流れはフツーのバスケ漫画だったわけで。


でも、タイバニにしても黒バスにしてもそれ以外の見せる要素がちゃんとあったわけですよ。
そこに「腐」が乗っかったから面白い!そして萌えたわけで。
意図していない言動に、勝手にこっちが腐脳をフル回転させていっただけ。


でも、何も無い所に妄想を被せる事は出来ないわけで。
ただ、この2作品はバックボーンもしっかりあったからこそ妄想が働き、そこからいろんな方向に波状してここまで騒がれたんだと私は考えるわけです。


でも、ここでお断りしておきたいのは

イチャイチャ⇒即カップリングなわけじゃない!

それなら、BL原作をアニメ化してくれればもっと安定したイチャイチャを見れるわけです。
でも、なぜか「BL」という括りになっちゃうと、製作側が意識し過ぎちゃうのか?
そしてお気付きだろうか?
ノーマル作品だと思われている作品ほど、実は腐女子の目の保養になってるシーンが多いという事を!!(笑)


タイバニは虎が何度ビーチクを見せ。
バニなど下着姿で部屋をうろうろしたり、あろうことかビキニ姿で写真を撮られ、その際、大股おっ広げていた・・・とか。

黒バスもリコが身体を見れば選手の能力とかわかるという事で、いきなり新入部員を上半身裸にしてみたり。

そしてサイコパスもどれだけコウの上半身を見せられてきたでしょうか?(笑)
怪我した&身体の鍛錬などなど


「ロマンチカ」や「セカコイ」など春菊作品で不自然にも服やコートを着たままHするシーンと見比べると絶対におかしいでしょ!(笑)
BLというだけで、どうしてそんなに意識するの?
キス止まりはまだわかる!
別にアソコを出せ!とか尻見せろ!なんて言ってるわけじゃない。
でも、絶対フツーに考えておかしいやろ?と言いたかったり(爆)




少々脱線しました(^^ゞ

妄想の続きですが、こうなると、やはりストーリーがしっかりしていないとそこでストップしちゃうわけで。
妄想逞しい方ならいろいろ考えるでしょう!

でも、私的には

なぜ青の王は赤の王にあんなに執着するのか?
ダモクレスダウンを防ぐため・・・にしてはちょっとなんか違う感じ。
でも、2人の過去とかそういう類いは本編で触れられていないんですよね。

社と狗朗は論外として、狗朗と一言の関係は説明不足。

唯一萌えられるのは猿比古と美咲のトコですね。
この2人に関しては説明描写がちゃんとあったのと、猿比古の異様なまでの執着があるのでここは一応私の中で成立してますが。
如何せんメインじゃない上に人数が多過ぎてなかなか2人だけをクローズアップしてくれないし。。。
いや、他のトコも正直切れ切れ過ぎるんですよね。



それに対して、「サイコパス」は死人を含めて少しずつ関係者が揃ってくれば来るほど、コウの槙島に対する執念の深さがわかってきたわけで。
そしてギノさんがとにかくどうしてコウさんに対してあんなに冷たくキツイ態度を取り続けているのかなど。
そしてこの2人、別に「ギノ」呼び以外は何も腐な言動はしていないんですよ。

ここに上記したラジオの威力が一種の爆弾の様に投下されたわけで(^^ゞ


実は20日の夜、本編放送前に本広監督、脚本の虚淵玄さん、そして深見さんなどが出演された「大座談会」を見たんですが。
いろいろ面白かったです。
その中でも意外にBLチックな部分と、百合チックな部分を投入していた事。
一番のビックリはカットされてしまったそうですが、「女同士のセッ○スは好き?」(だったかな?)という台詞が最初はあった点。

百合の辺は弥生さんの行動とか、先日まで出てきていた王陵璃華子のシーンや加賀美を殺してしまったと泣き崩れる美佳に対し、百合に理解を示し優しく接する弥生姉さんとかのシーンでいかんなく発揮されてるわけですが。
思った以上に『萌え』の部分は計算されていた事には正直驚いたんです。
でも、この話を聞くまでは「そうだったのか~」「そうかな~?とはちょっと思ってたんだけど」という程度で、主要メンバーたちの言動に視聴者に悟らせる要素が無かった事。

その意味では虚淵さんや深見さんの計算勝ちだったのかもしれませんが。

必要枠と言う意味でも意図して入れられているシーン。そして敢えて引き算して入れていないシーンによって妄想する余地を与える内容になっている点に私は現在モーレツ『萌え』を感じてます。




私は、個人的にタイバニの大成功というのはかなり意識されていたんじゃないかと考えてます。
そりゃ、もうあれだけBD売れば生産が間に合わなくてとんでもない値がついたり。
フィギュアの予約が出来ない人が出てきたり。
その後のグッズも飛ぶように売れて。
新聞にまで騒がれて。

とうとう、劇場版まで発展して。


なかなかここまでのヒット作というのはアニメでも難しく。
これだけの本数を放送していても、ここまでのメガヒットというのはかなり珍しい。
そりゃ、あやかりたいよな~・・・
それはわかるんです。

でも、見ている側もバカじゃない。
腐をチラつかされれば見るってもんじゃない。
ちゃんとした骨組みあってこそ生まれるものなのだと私は考えるんですよね。


今回は最近の4作品で比較しましたが、
今までだって、腐女子という言葉が無かった頃からそういう目でも見られていた作品というのは数え切れないほどあります。
私がこの手の道に迷い込んだ10年前からだってこの10年間にどれだけのモノに出会ってきたでしょうか?
でも、それらはBL作品を抜かせばほぼ全て無意識からにじみ出たモノをファンが掬い取って自分の頭の中で勝手に動かして、それを絵にしたり文字にしたりした結果、私なんぞの目にも留まる結果となっただけ。
あからさまなら、よっぽどBL作品の方が懇切丁寧に心情の移り変わりが書かれてますよ!(わははっ)

ノーマル作品から生み出されるモノって、実はそんな事一っ事も言ってないところから始まってるから逆にものすごい熱量となっていくような気がするんですよね。



字数の関係で続きはコメント欄にて





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Last updated  2012.12.23 05:25:08
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