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テーマ:アニメあれこれ(27164)
カテゴリ:ジャンプ作品
バクマン。3 第17話 「ゾンビと悪魔」
「今越えるは新妻エイジ」 佐々木から語られる川口たろうとの約束とは? あらすじはコチラ 今週の+NATURALの本チャンは15位。 ここのところ低迷が続いている。 港浦からの電話でここのところ内容が暗い点。エイジが面白くないと言ってる点を挙げられる。 書き直すと言った岩瀬だったが、今回は絵の方でカバーすると切られてしまう。 さらに買い物に行くと「CROW」が終わってしまったのを惜しむ話をしている高校生。 なのに「+NATURAL」は続いている事に触れ、逆だろ!と言っている。別の子はもう読んでいないとも。 それを聞いてショックを受ける岩瀬。 「読者も港浦さんも新妻さんも+NATURALを必要としていない・・・」 シュージンとの間にも大きな差が。 どうすればイイかわからず、思わずシュージンの電話番号を出してみるが結局かけられない。 ならばとかけたのは蒼樹のトコ。 しかし、間の悪い事に平丸とのデート中だったので切ってしまった。 世に出た漫画で何が一番すごい作品か? みごとにみんなバラバラ。 火の鳥 ベルバラとガラスの仮面 スラダン それこそそれだけで人柄がわかる気がするほど。 ならばサイコーは? 「はだしのゲン」 読み継がれていかなければならない作品 「こういう話をしてると自分たちの作品が情けなく感じてくる」 今の作品は時代や人気ばかりを追いかけてる・・と。 「名作として読まれる作品を作りたい」 そしてそれをエイジはやろうとしている。 そんな話をしていると蒼樹から電話が。 一週間前岩瀬から電話があったが、それ以降こちらからかけても出くれないという事だった。 山久を通して港浦に様子を訊ねると、もう辞めると言い出して部屋に閉じこもり応答してくれないのだという。 もうこうなってしまうと彼女に一番近いのはシュージンだろうと電話をしてきたのだ。 しかし、香耶としてはかつてのライバルのトコに行くのに賛成出来ない。 だが、シュージンは心配。 そこで、シュージンの気持ちを理解しているサイコーが行くと言い出した。 外では、必死に港浦が声をかけているが姿はおろかインターホンにも出ない有様。 必死に呼びかけるサイコー あまりの声の大きさにやっとインターホンに出る岩瀬。 「辞めたければ辞めればイイ」 しかし、大人なんだからちゃんと筋は通せと。 その言葉に自分は亜城木夢叶にとってどうでもイイ存在なんだとさらに落ち込んでしまう・・・が・・・ 「辞めて欲しくないけど、岩瀬がそう決めたのならしょうがない」 でも、シュージンは岩瀬が同じ世界でライバルとなってくれた事を本当に感謝している事。嬉しく思っている事を伝える。 「ライバルとして」 確かに以前直接言ってくれた言葉。 それだけ言うと立ち去っていく。 港浦もまた明日と言って帰っていった。 すると、返った筈のサイコーの声が 「お願いがある。ドアを開けてくれ」 虚勢でイイから元気な姿を見せて欲しいと。 そこまで言われて出ていくとそこにはサイコーだけでなくシュージン、香耶、福田、蒼樹の姿も。 みんなの言葉に。シュージンに何か言うように背中を押した香耶に。そして何より 「CROWって巨大なライバルを失ったばかりなのに、原作者としても最大のライバルを失いたくないけどな」 その言葉に思わず泣きそうになってしまった岩瀬はクルッと中に入ってしまい、後ろ向きにみんなに宣言する。 「また上に行ってみせます!」 ようやく岩瀬らしさが戻ってきた。 みんなの顔に笑顔が戻る。 「佐々木、ちょっとこーい!」 鳥嶋が佐々木と瓶子を呼んで役員室に入っていったという事は・・移動? そうなると浮足立って行くのは班長の相田、吉田、大西 上手くすれば副編に!! そしてラッキーなくじを引き当てたのは相田だった。 相貌が崩れているのは相田と班長に昇格した雄二郎。 「雄二郎、明日時間取れるか?」 移動になるから挨拶回りをしたいと言う佐々木。 まずは雄二郎と共にエイジの所へ。 「今までありがとうございました!」 深々と頭を下げ礼を言うエイジ。 青森まで来てくれた時嬉しかったと。 あの時に交わした約束を最初聞いた時、佐々木は生意気な子だと感じた。 「今では立派な看板作家になってくれて。これからも期待している」 「まだ、本当の一番になってないですけど! 世界一の漫画を描きます!」 とうとう、佐々木の前で宣言。 落書きされた地球儀を見て何も心配してないと言う佐々木。 「その前に・・・です!」 佐々木が来ると知り必死に掃除をしているサイコーとシュージン。 今までいろいろ我がままやってきただけにここできちんと謝らないと! 「「やべぇな」」 ド緊張で佐々木を迎えた2人。 すると部屋を見渡し微笑む佐々木。 川口たろうの担当をしていた佐々木としてもここは懐かしい場所なのだ。 すると、佐々木は2人に思いがけない話をし始める 「生前の川口たろうに頼まれた事があった」 それは、なんとしてでもタカがプロになるまでにヒット作を何本も出せる作家になって待っていたいという夢を本人から聞かされた時だった。 サイコーの実力を誰よりも信じていた。 そして必ずプロになる。それまでは現役でいたい。 そして出来れば叔父と甥でジャックに連載を・・・ 「アイツがプロになった時は宜しくお願いします」 だから、原稿を持ちこんできたのが甥っ子だとわかった時は驚いた 「いや、嬉しかったよ」 だからどうしても冷静ではいられない事が多かったと告白。 「すまなかった」 突然、頭を下げる佐々木。 厳しくするという意味で特別扱いしてしまったと。 入院騒ぎの時も。「タント」を辞めたいと言ってきた時も。自分が下した判断は厳し過ぎたと。 しかし、それこそが自分たちにとっての「贔屓」 感謝を込めて頭を下げるサイコーとシュージン。 「よく跳ね返してくれた」 そして亜城木夢叶は今や看板作家になった事。そして 「今越えるは新妻エイジ」 今、エイジを抜ける者がいるとしたら君たちだと思っていると言う。 「贔屓じゃないと証明してみせます!」 「必ず!」 佐々木にそうキッパリと約束する2人に満足そうな佐々木。 そんな2人に佐々木は1つの爆弾を落として帰っていった。 自分が編集長である間にエイジは新作を持ってくると約束したと。 また2人にライバルとしての炎を灯せた事にニヤリとする佐々木。 そしてそんな約束をしたエイジは既に案は出来ているとニヤリとする。 「俺たちもやろうぜ!新作」 すっかり火がついてしまったシュージン。 実はもう、サイコーの絵から1つ考えていると言い出した。 そして1枚のキャラ絵を見せ、この人物を主人公にダークヒーローモノをやると。 悪魔の力を持つ少年。 悪魔から授かった力を使って周りを自分の思想で染めていく。 自分の思想と同じ思想の者を増やしていく事で世の中が平和になると本気で考えているという少年の話だと聞かされたサイコーも俄然ノリ気に。 ところが!エイジもまたダークヒーローモノをやろうとしていたのだ! なんという以心伝心っぷりΣ( ̄ロ ̄lll) しかし、このままじゃ丸被りしてしまうんじゃ??? 「主人公どんなの?」 「ゾンビですけどぉ!」 シュージンから設定を聞かされたサイコーは1人、ダークヒーロー。王道と邪道について考えていた。 ジャックに目を通しある事に気付く。 「思いっきりエグイの書けよな!」 突然のサイコーの要望に驚くシュージン。 数日後、ネームが出来ていると雄二郎に見せるエイジ。 まだネームの段階なのに迫力とワクワク感。下手したら「CROW」以上?と雄二郎に思わせるゾンビ漫画の内容。 「やっぱり新妻君は天才だ!マジで世界も夢じゃないかも!」 さて、サイコーに言われたように思いっきりエグイ話を考えてきたシュージン。 すると1枚のキャラデザを差し出すサイコー。 なんと!サイコーが提案してきたのはW主人公 今まで、邪道を目指してきたけれど、邪道だけではいつも感じていた「限界」 これをW主人公にして、王道の正義のヒーローを出す事で、限界を打破するのだと。 この説明でエグくしてくれと言った意味を理解した。 思想と思想の戦い 植えつけられた者たちの戦い さらに主人公同士の戦い 方向性が決まった! 「これでエイジと勝負だ!」 結局、王道バトルを描く事になったけれど。 いや、むしろこれからは「王道の新妻エイジ」「邪道の亜城木夢叶」という考えは終わり。 今の俺たちにしか描けない王道バトルを!! エンディングのここがカッコイイんですけどぉぉぉー!! 感想はコメント欄にて ミラーブログURL http://84446692.at.webry.info/201301/article_41.html ←よろしければ1クリックお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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