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テーマ:アニメあれこれ(27162)
カテゴリ:アニメ(原作:小説&ゲーム&その他)
PSYCHO-PASS 第17話「鉄の腸」
「他者の脳と認識を共有し、理解力と判断力を拡張されることの全能感。神話に登場する預言者の気分だよ。世界のすべてを自分の支配下に感じる」 縢の行方は? そしてシビュラシステムの正体が明かされる 公式HPより 槙島の逮捕により、市街の混乱は一応の収束を見せた。公安局は消息をつかめなくなった縢を逃亡犯として断定し一係に縢の捜索を命じる。槙島を目前にしながら圧倒的な組織の論理に、狡噛たちは行く手を阻まれて……。 縢が行方不明扱い?Σ( ̄ロ ̄lll) 先週くらいからリアタイで見るのがちょっと恐いというか。 見終わった後のドキドキ感が半端ないです。 今回、チラリと頭を掠めた事の半分当たって半分予想外で。でも、その裏切られ方も面白さに繋がっている辺り、「素晴らしい」としか言いようがない気分です。 ただ、終了後塩谷監督が謝ってらっしゃいましたが、かなり作画が(^^ゞ しっかりちゃんと直すと呟かれているので、DVD等では別人感は無くなるのではないでしょうか。 槙島は逮捕。 ヘルメット犯罪者は壊滅。 一応、一件落着したように見える。 しかし、縢と他に2係の執行官が逃亡していて行方不明。 このほくろの女性も気になりますね。 「監視官、縢が逃げるかね?」 とても信じられない征陸 「私達は勝ったと言えるんでしょうか?」 だが、警察というのはそもそも事件が起きなければ動かない。動けないモノ。 そういう意味ではハナから負けている。 だが、今回はイーブンに持って行けただけよしと考えるしかない。 「結局、シビュラシステムの安全神話って何だったんでしょうか?」 「俺たちが暮らしているのは今でも危険社会なんだ」 便利だが危険なシステムに守られてきた自分達。 政府によってリスクを背負わされてきた。 ただ、巧妙に分散、分配されてきたので気付けなかっただけ。いや、気付かなかった事にしていただけ。 「逆に存在しないモノとして扱わなければ正気が保てなかった」 自分を含めてそんなに市民は器用だったか?という朱の問いに、人間は責任を回避する努力を無意識に出来る器用な生き物と返す。 「槙島聖護をどう裁くか・・問題はこれからだ」 ドミネーターをぶっ放すより難しく厄介。だが、逃がすわけにはいかない! そして気がかりなのは縢の事。 地下に向かった彼がどうして連絡が途絶えてしまったのか? 事件から一夜明け、街は大混乱になっていた。 サイコハザードは精神の疾病。 大規模なメンタルケア。 パンクした収容施設。 都市機能の麻痺による経済的損失。 しかし、槙島がきちんと裁かれるまでは・・・しかし、裁判制度が無くなって久しい今となっては、証拠だけで立件するのは難しい。 そこに禾生からの呼び出しが入る。 厚生大臣が特別編成した特殊チームで行われると伝えられる。 「公安局は捜査権を失った」 このおばさんはいけしゃあしゃあと!(怒) 逮捕したのは公安にも関わらず取り調べに一切加われないのだ! まぁ、禾生が槙島を親しそうに呼んでいる辺りから予想はしてましたけどね(^^ゞ でも、宜野座からすれば寝耳に水の事態。当然食い下がる。 「過去の事件に未解決のものがあるかね?」 それよりも縢を探す方が先と。 「このままじゃ、責任問題になるよ」 宜野座だって本当は全く納得できていないだろう。しかし、彼はそれ以上食い下がらなかった。 だが、当然納得いかず怒りをあらわにする狡噛。 ならば直談判しろと言う宜野座だったが、実際、執行官に長官が会ってくれる筈もない。 「久しぶりだね、聖護くん」 この3年で様変わりした?僕?? 禾生は槙島に借りていたという本を返すと差し出す。 その本を見て禾生の正体を知る槙島。 「驚いたな。君は藤間幸三郎なのか」 ええー?!そうきましたか!! 前回で全身サイボーグだった時点で誰の脳で動いているんだろう?とは思ってましたが。 そうか!秘密裏に処分されたと言ってた時点で怪しむべきだったー!! 全身擬態化は泉宮寺も成功させていた。だが、ここまで完成形なのは表には公開されていない。 そして藤間として残っているのは脳だけ。 「禾生壌宗は僕1人ではないし、僕もまた常に禾生壌宗というわけではない」 複数の脳をユニット化し、交換できるようになっていたのだ。 「姿を人に晒した事はないけれど、僕たち、名前だけならそれなりに有名だよ。 世間では僕らの事をシビュラシステムと呼んでいる」 ぐはー! そうきましたか! いや、なんかもう単なるシステムでは終わらないだろうとは思ってましたが、禾生さん事態がというトコまでは予想出来ませんでした。 しかし、シビュラが人の脳で構成されているなら、既にこのシステムそのものが人格を持ち歩くシステムとなっているという事ですね。 ノナタワー地下4Fまで下りた狡噛と朱。 しかし、そこは既に元どおりにされていて2人にはそこから縢がどこに消えたのか追う事が出来ない。 でも、狡噛は縢を信じていた。決してパニくったりせず生きる道を考える奴だと。 「消えたのはアイツ自身の意思じゃない! 死体も残らないような殺し方か?例えば、ドミネーターのデコンポーザーとかな」 悔しそうに歯噛みする。 そこに宜野座からタワーから20km離れた場所に縢の壊れたドミネーターを発見したという報告が。 追跡を逃れるために自ら壊したのか? 「それとも、そう思わせたい誰かの偽装工作」 「実際、君のお仲間は真実に辿りついていたよ」 藤間はチェ・グソンが撮影していたモノを槙島に渡す。 そこに映し出されていたシビュラシステムが稼働している風景や彼と禾生がやり合っているシーン。飛び散る血。さらにもう一発。 そして近付いてきた禾生の半分機械がむき出しになっている顔が大写しになっていた。 免罪体質 免罪体質者等の人間の生体脳をユニット化して統合し思考力と機能を拡張、より膨大な計算処理を可能にしたシステムとして、画面にはユニット化された脳がいくつも組み込まれている。 これを実現化出来たからこそ、この国は法治国家として機能出来ている。 という事は、他国は・・・? 構成員247名の脳のうち、常時200名がセッションを組む事で全てのサイコパスを常時監視している。 機械で出来るのはせいぜいストレス係数まで。それ以上に求められる犯罪係数を特定するにはもっと高度な思考力と判断力が求められ、それを実行するのが自分たちなのだと微笑む。 「お笑い草だな」 機械による公正なシステムだからこそ人間は受け入れてきたのに、実際は人の脳に支配されていたシビュラの実態。 だが、藤間は自分たち免罪体質者を神をも超越した者と称し、自分達のような凡人とは一線を画す者を取り込む事で拡張してきたシビュラシステム。 藤間があれだけの犯罪を犯しながらも生きているのはシビュラに組み込まれる事になったから。 そして今回、槙島を殺さず逮捕しろと命じたのも、今槙島の前に藤間が立っているのも、全ては槙島をシビュラに迎え入れるため。 全ては、槙島が理解し同意すると思ったから。 だが、ここで誤算が生じる。 「まるでバルニバービの医者だな」 スウィフトのガリバー旅行記の中の登場人物になぞる槙島。 藤間の厚生省へ向かう道すがらという言葉に、輸送機の中だとわかったからだった。 槙島がイエスと言わないと判断した藤間はすかさず隠し持っていたドミネーターを撃とうとするが、一瞬早く槙島が動く。 徹底的に脳に攻撃。さらに動けないよう腕を足を破壊していく。 藤間は信じていた。さながら神の如く世界を支配する愉悦を理解してくれると。 だが、槙島は人生をゲームと称し、 「どこまでもプレーヤーとして参加し続けたい」 馬乗りとなり、徹底的に脳を破壊しようとする槙島に怯える藤間 「神の意識を手に入れても死ぬのは恐いか?」 完全に藤間が動きを止めた。 そして輸送ヘリは爆発を起こし墜落していくーーー 部屋の中、コーヒーを飲もうとカップを持ちあげた狡噛の横に槙島を感じる。 ビクっとしたところに相手のわからない電話が。 槙島からだった 「今日、シビュラシステムの正体を知ったよ。 あれは君が命がけで守るほどの価値のあるものではない」 それだけ伝えると切れる すぐに宜野座に連絡を取ると、まだ確認は取れてないと前置きし槙島を乗せた輸送機が墜落した事を伝えた これで、ラスボスはシビュラシステムだとほぼハッキリしましたね。 もちろん、コウの最終目的は槙島でしょうが。 残り5回?想像よりはちょっと早い展開にも思えましたが、シビュラだけが相手じゃないだけにちょうどイイ展開でしょう。 しかし、ここ2,3話は怒涛の展開な上に説明してくれても難解で厄介ですが、実に面白い!でも、かがりんはコウの想像どおりでしょうね(泣) でも、今回でマキシマムサイボーグ説はハズレてしまいました(^^ゞ 藤間は始末されましたが、他者の脳で禾生=シビュラは存続していますし、これからどう展開していくのか?槙島からシビュラの実態を知らされていくのか?共闘もあり得る? 逃亡したという二課の執行官&ほくろの女性も気になるし。 すっかり先が読めなくなってきました。 次回もワクワクソワソワゾワゾワしながら見たいと思います。 ミラーブログURL http://84446692.at.webry.info/201302/article_22.html ←よろしければ1クリックお願いします サイコパス 缶バッジ 槙島聖護[ブロッコリー]《03月予約》 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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