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テーマ:アニメあれこれ(27164)
カテゴリ:少年&青年誌原作アニメ
THE UNLIMITED 兵部京介 第8話 「超能部隊 後編 -Generation ZERO PART II-」
「僕は僕でいる事をやめたくない!」 後編であり、全ての始まりーーー 公式HPより ある事件がきっかけで実戦機との一対一の対決をすることになった兵部少年。不二子たち超能部隊の中から選りすぐられた彼は、厳しい訓練を重ね、ついにその対決のときをむかえる。軍が誇る最新鋭戦闘機と兵部少年による迫真のドッグファイトの幕があける。しかし、その裏ではある悲劇が着々と進行していた……。 今回、早乙女が持ちかけたドックファイト。 どちらに転んでもお偉いさんには不利な材料はなく、上手くいけばイイアピール材料となる。 「わたくしにやらせて下さい!」 原因は自分にあると名乗り出た不二子。 しかし、早乙女の下した命令は 「兵部、君にやって貰う」 志賀について訓練が始まった。 それなりに工夫もし頑張っているが、志賀との差はかなりあり兵部の身体は痣だらけ。 お風呂に入っていると入ってきた不二子はそんな兵部の身体を抱きしめる。 「わたくし、悪かったと思ってる」 一緒に誘ってしまった事を謝る不二子。 本心は1人じゃ心細かったのだと本心を語る。 だから京介を自分の手で守ってやりたかった。 「強くなって自分が大事だって思うモノを誰にも譲らない事がわたくしらしく生きる事だって・・・ でも・・・!」 早乙女からエゴだと言われてしまった。 本当に兵部が大事なら彼が守らなくても大丈夫な程強くなる事を願うべきと言われ考え方を変えた。 「勝ちなさい、京介!どんな敵にも。必ず!」 その言葉に頷く兵部。 「僕は勝つよ。不二子さんや仲間の為に。 そして僕を信じなかったお父さんを見返す為にも」 もっと高い所へ!と微笑む兵部。 いよいよ、ゼロ戦との一騎打ち。 ゼロ戦に乗っているのは、そもそもこのドッグファイトのきっかけとなった不二子が蹴り倒してしまった巻き添えを喰らった空軍の士官だった。 「まったく!どうして貴様らのような化け物を野放しにしてるんだ!」 謝りかけた不二子だったが、酷い言われようだった。 しかし、芥に気にするなと慰められる。頷く不二子だったが・・・ 「生き残りがかかっているの。ここで負けるわけにはいきません 頼むわよ、京介!」 いよいよ始まった。 苦戦を強いられる兵部。 固くなっていていつもの力が十分出せていなかったのだ。 ゼロ戦の最高速度は兵部より上。 その為の作戦を志賀は兵部にレクチャーしていた。 「どんな戦闘機にも確実な弱点が1つあるじゃない!」 操縦士を狙うんだよと言った際に一瞬だけ見せたこの兵部の顔。 その表情を思い出していた志賀。 まるで何かに囚われているかのように重い身体。 弾を撃ちたくても相手は早過ぎて照準を合わせる時間が稼げない。 「事態は想定の範囲内だよ」 ただ一人、落ち着いていたのは早乙女。 早乙女は待っていた。 兵部が重圧から解き放たれる瞬間を! 「その力を使うんじゃない!京介!!」 兵部の足に絡みついているイメージの先に聞こえるのは父の声。 「誰かに利用されるだけだ!おまえの母親のように」 やはり能力者だった兵部の母。そしてその能力の為に死んだ。 妻よりも研究を最優先させた為だった。 だから、兵部博士は父として息子も同じように失いたくなかったのだ。 頬を叩きながら涙を流していた父。 「僕は僕でいる事をやめたくない!」 その事をこのドックファイトの前に早乙女に話していた。 すると、早乙女は外国人は才能の事を神からの贈り物と考えていると話し出す。 「何も恐れる事はない。今はここが君の家だ。 君は君のままでここにいていいんだ。」 実力を発揮さえできればなんにでもなれる!・・・と。 早乙女の言葉を思い出し、今、兵部は父の思いから解き放たれる! 見事、結果を出してみせた兵部。 全員が大喜びだった。 しかし、次の瞬間、近海で国籍不明の潜水艦が現れたと報告が入る。 空軍は既に燃料不足。 今、対処出来るのは超能部隊だけ! 早乙女は全員に実戦である事を伝え、対処するよう命令を下す。 現場で引き継いだ兵部達。 しかし、国籍はおろか情報を掴むどころではない。 おまけに海へと潜ってしまった。 早乙女は国交間の揉め事に繋がらないよう深追いはするなと指示を出す。 しかし・・・ 「何を追っていたのかわかるか?」 すると、兵部が三頭のイルカを見つける。 近付くと思念波が 『救助を頼む 我々は、政治的亡命を希望する』 すると、まっすぐ雷跡がイルカを追っている。 慌てて、イルカたちを救う為魚雷爆破を試みる超能部隊。 残念ながら、仕留めきれず一匹(伊-七号)は死んでしまったが、なんとか八号、九号を助ける事に成功した。 そしてその際に、ゼロ戦を動かしていた空軍士官と兵部の連携を見せる。 今回の事で彼らの実力をこの士官は認めたのだ。 大成功を収め、全員無事に早乙女の所に戻ってくると、兵部は早乙女に抱きついた。 そして心の中で父に言う。 自分が下した判断に悔いはない・・・と。 『でも、気をつけて!君らの方が・・・ずっと死に近い』 先が見通せる伊-八号のこの言葉が現実に。 こうして超能部隊は戦争中、懸命に傷だらけとなりながら国の為に戦った。 しかし、アメリカが最後に使ってきた武器・原爆 「君たちはよくやってくれたがこの戦争は終わりだ」 もう、無条件降伏しか道はないと言う早乙女に、自分はまだやれると抵抗する兵部。 しかし、現時点で出動できる状態にあるのは兵部1人。 「この先の運命はもう決まっているのだ 敗戦、復興、そして次の破滅」 早乙女が撫でているのは、死んだイルカの脳で出来た機械・・・伊-八号 それを解析した事で、イルカたちが隠していたある事がわかったと話し出した早乙女。 「戦後、超能力者は増え続ける。そして君はそのリーダーとなり世界を滅ぼす」 そしてまっすぐ拳銃を兵部に向け発砲する。 身体に2発。 「君のような化け物を作った事は占領軍に知られるべきではない。 君は、他の誰にも渡すわけにはいかないんだ! 京介、君を人類の敵になどしない。その力は私だけのものだ!!」 あんなに頑張ってみんなの為に戦って傷付き倒れていった仲間達。そして自分を人類の敵。そして化け物と言った早乙女の言葉に深くショックを受ける そして最後に額を撃ち抜いたーーー 「おめでとう。これで君も二階級特進だ」 これで絶命したかと思われた。 だが奇跡が起こる。 立ち上がった兵部の力らより、一瞬で身体を引き千切られる早乙女。 「僕等は化け物なのか? そして今に至るーーー 海に一輪の百合を手向け改めて誓う 「僕たちを裏切ったノーマル達をこの地上から必ず!」 今まで断片的に出てきたシーンや言葉がこれで一つに繋がりました。 早乙女が撃ったのは、今後起るだろう事に恐怖してだったのか? それとも兵部を独占したかったからなのか? それはあくまで能力をだったのか? それとも彼自身をだったのか? 能力のみだとしたらやはり悲しい現実ですが、後者だとしたら萌え・・るヾ(ーー ) オイッ しかし、自分が早乙女に殺されるという未来は解析できなかったんでしょうか? 早乙女が「化け物」「人類の敵」と言わなければ。 兵部を撃ったりしなければ未来は変化していたのではないのか?と考えると、未来を変えるつもりが、まんまと抗えない未来に踊らされ、きっかけを作ってしまった哀れな男にしか感じられないのが悲しい結末ですね。 そして同じように思われていた現在の生き残りである不二子はどうして兵部と袂を別ったのか? 絶チルもほとんど見ておらず、原作未読の身としてはまだまだわからない事多々ですが、悲しいまでにノーマルを根絶やしにし、薫をクイーンに向かえるべく命を削っても動いている兵部が悲しくも愛しくなりました。 またEDで超能部隊の写真から、パンドラの仲間たちに変る場面では、兵部という人間は単純に自分を理解し家族となってくれる人を求めていたのかな? そんな印象を持ってしまいました。 切ないー!! そしていよいよ、次回は時間軸が戻ります。 アンディは?大丈夫?? ミラーブログURL http://84446692.at.webry.info/201302/article_42.html ←よろしければ1クリックお願いします 『THE UNLIMITED 兵部京介』もふもふミニタオル mofmt_uh01 兵部 京介(予約販売:5月中旬頃入荷予定) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.27 00:47:25
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