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2013.03.03
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カテゴリ:ジャンプ作品
バクマン。3 第22話 「訂正と宣言」


「真城最高さんを愛しています!」

リバーシアニメ化決定☆
しかし、喜ぶサイコーと亜豆の前にとんでもない事件が持ち上がる


公式HPより


『REVERSI』のアニメ化が決定!長年の夢が叶った最高たちは感無量!そして、『REVERSI』を少年ジャックの真の看板作品にしようと、決意を新たにする。亜豆も、電話でヒロイン・菜保役を演じてみせ、オーディションへの意欲を見せる。
しかし、声優の卵・北見リリカのブログを発端に、最高と亜豆が付き合っていることがネット上で話題に!スポーツ新聞にも取り上げられ、事態は急変!亜豆は、交際を否定することを迫られるが…?





飛び込んできた服部がもたらしたのは「リバーシ」アニメ化決定の報告だった。

「おめでとう!10月からアニメ開始だ!!」

saiko8

「こんな嬉しい事ってあるんだな」

特に夢に一歩近づいたサイコーの喜びはひとしおだった。

「幸せすぎて心臓が止まりそうだ」

「本当に夢だったんだな」

3人の・・・特にサイコーの様子にしみじみと呟く服部。
今日くらいは浮かれてイイと言いつつも、なぜゾンビ・ガンではなくリバーシだったかの意味をよく考えるようにと言う。

瓶子はジャックの将来を考えてリバーシを選んだ・・・そう受け取っている服部。

「僕たちに」
「ジャックの未来を・・・」
「そうだ。真の看板になれっ!」



その頃、既に雄二郎から「リバーシ」がアニメ化に決定したという報告を受けていたエイジの下に、瓶子から電話が入っていた。
新妻くんに肩を並べる作家になって欲しいという気持ちからリバーシを選んだと説明を受ける。
これからもしのぎを削って競い合ってくれる2組に・・・それが瓶子の思い描く未来のジャックだった。
その言葉を聞きニカッと笑うエイジ

「サイコーなんですけど!そっちの方が断然燃えます!!」

期待させてしまったと謝る瓶子にそう返すエイジ。



帰り道、亜豆に知らせないとと話しながら帰る2人。
ヒロイン役に関しては、配慮はして貰えるかもしれないが、最終的にはオーディションになるという事も。

「きっと叶う!」


そしてサイコーから連絡を貰った亜豆は嬉しさに涙を流す。
そして返信の文を打ち込む手を途中で止め、直接電話に。
最初はドキドキしてたサイコーだったが、亜豆が完璧に菜保を自分のものにしている演技を聞かされ

「すごい!やっぱり理想の菜保の声だ」
「私も2人の夢に向かって頑張ってますって伝えたくて」

既に2巻の台詞も暗記しているという亜豆の声を聞き続けたその夜だった。



亜豆もまたリバーシのヒロイン役を射止めるため、社長に夏まで仕事を入れないよう頼む。
我を通しつつも確実に人気を上げている亜豆に特に何も言わなかった。

着実に2人の夢へと・・・
ところが


亜豆が出ている作品の端役でリリカの名前を見つけたシュージン。
改めて彼女のブログに行ってみると、そこには先日のパーティの事が書かれていた。
名前は出されていないモノの、サイコーが亜豆と付き合っていると書かれていて。
もし、これで亜豆だとわかってしまったら!
ヒロイン役もコネで貰ったと思われてしまう。
慌てて加藤と連絡を取り削除をして貰うが。

「ネットでスゲェ噂になってるけど大丈夫か?」

福田からの電話で、ネットの恐さを思い知るサイコーとシュージン。
リリカのブログを見て中学時代の誰かがブログに書き込んだらしい
福田は気にする事ないと言ってくれたが・・・

「僕たちは何も悪い事はしていない」

でも、亜豆は?



その亜豆にはサイコーとの仲の事でマスコミに取り囲まれてしまって大騒ぎ。
翌日のスポーツ紙にもデカデカと。
そしてその対応にジャック編集部は大わらわ。

思っている以上に大変な事態になってしまった。


「サイコーと亜豆は純粋に2人の夢の為に努力してきたんだろ?
その2人がなんでこんなに汚い奴みたいな言われ方されなきゃならないんだよ!」


ネットの心無い書き込みに怒るシュージン。
そんな彼の言葉に礼を言うサイコー。
だが、問題はここまで2人の交際が大騒ぎされた事で製作サイドが亜豆の起用を渋ったらという事。

「悪い事をやってるわけじゃない。気にする事はない」

2人にはそう言った服部だったが、心の中では心配していた。



リリカを連れて謝りに来た所属の社長。
当然、亜豆の社長は怒るが、亜豆は以前からのリリカで悪気があってやったわけじゃないと割って入る。
その言葉に心から謝罪するリリカ。
それに対し、この件で声優としてやっていけなくなるならしかたないとサイコーとの交際を認める。
しかし、絶頂期である亜豆を失いたくない社長は今週のラジオでキッパリと否定するよう言う。



2/9
アニメ関係者が挨拶にやってきた。
自己紹介と打ち合わせが一通り済むと、何か要望がないかと訊ねられ

「菜保は亜豆美保さんに演じて欲しいと思っています」

そうハッキリ告げるサイコー。

「亜豆美保と僕は交際しています」

ハッキリと2人の仲を認めた。
それを聞き、難色を示す関係者。
ただ、ずっとサイコーを見ていた監督の江原(@江原さん)は

「声優は予定通りオーディションで決めます」と言う。

亜豆を外すのではなく、受けたいという事になれば他の声優さんと同じように受けて貰い、その上で厳選の後決定すると。


「大丈夫!亜豆は実力で役を取る!!」

監督はああ言ってくれたが、プロデューサーの大反対。
これはどうなってしまうのだろうか?


アニメスタッフに交際している事をメールで告げるサイコー。
だが、最後に言ってしまってマズかったかな?という文が。
それに対し、ラジオで交際を否定するよう言われたと返信する亜豆。
でも、本当はサイコーを愛していると叫びたい!と書かれた亜豆のメール。

この言葉に、サイコーは社長の言うとおり亜豆の為に否定した方がイイと返す。


それを読んだ直後母親が入ってきた。
母親が昔交際していた相手が川口たろうである事を知っていたと明かす。

「知ったから余計、真城くんと一緒になりたい・・・もしかしたら真城くんもそう思ってるかもしれない」

自分が以前叶えられなかった恋を成就しようとしている娘を応援すると微笑む母。



いよいよ、ラジオの日がやってきた。
再三否定するように言う社長。
その声を聞きながら思い出すのは昨夜のメールの言葉と今までの彼との思い出。

「皆さん、夢を持っていますか?」

だが、亜豆は突然、冒頭の言葉を変えてきて

「私は、漫画家亜城木夢叶、作画担当の真城最高さんと交際しています!
真城最高さんを愛しています!」


ラジオで交際を認める発言をしてしまったのだ。
そして中学時代からのなれ染めの話をし始める。

「それが彼と私のずっと持ち続けてきた夢です」

大切なファンだからこそ嘘は嫌だ。
正直な思いを亜豆の言葉で伝える。

すると、それに感動したという電話やネットにも書き込みが入り始める。
逃げたくないという亜豆の言葉もあり、それを上手く使おうという事でリスナーと亜豆を繋ぐ事にするが。

1人目は・・・

「あずきゅんの今の話に感動して・・・って言うかよ!バカヤロー!!」

酷いものだった。
社長は止めようとするが、プロデューサーは震える身体で必死にファンと向き合っている彼女に気付きたった独りで戦っていると社長に言う。

次の電話は感動したとイイ、これからの亜豆を心配する内容だった。

そしてラスト1本の電話

「真城最高。漫画家。24歳です」

黙っていられなくなったサイコーからだった。
亜豆の口からきちんと交際相手だと知らせた上でサイコーは話し始める。

「彼女はこんなに頑張っているんです!僕からも一言言わせて下さい。

亜豆美保は声優です。彼女を、彼女の声を信じて欲しい!
今までの演技が皆さんを裏切るものだったのか考えて貰えばわかる筈です!僕は・・

亜豆美保は実力で役を勝ち取ってくれると信じています!


そう叫んでくれた彼に亜豆も誓う

「私、オーディション受かってみせます」





バクマンの最後の山場にきましたね!
しかし、これ誰がリークしたかが判明するのはこれからだったかしら?それともここは中学時代の誰かという一言で済ませてしまうのかな?それだけに宮田さんは呼べないか(あ)

しかし、ラストでサイコーは男を見せましたね!
正直、「亜豆さんの為だと思うから」というのは亜豆に委ねたようにも受け取れて、まだこの時点で揺れていただろう亜豆を思うと好きな台詞じゃなかったんですが。
ここは影のキューピット・亜豆ママのおかげで吹っ切れたみたいで。
さらにサイコーの電話で亜豆はこれからのヒロイン役を射止めるための背中を押して貰えた気持ちになったんじゃないでしょうか?
でも、それもこれも受け取る側の気持ち次第。
人気商売の恐さも思い知った回でしたね。

いよいよ、次回はオーディション。
ラストに向けてどんどん駆け足になってきている感じですが、注目は台本を持っていない亜豆ですね(^_-)-☆



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  『バクマン。』オリジナルサウンドトラック3





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Last updated  2013.03.03 17:24:00
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