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テーマ:アニメあれこれ(27164)
カテゴリ:少年&青年誌原作アニメ
進撃の巨人 第16話「今、何をすべきか ――反撃前夜3――」
「だからエレン、本当に頼むぞ!」 いよいよ、みんなの所属先が決まる その時、みんなの思いは・・・ あらすじはコチラ 「人類にとっては打撃だ」 訓練兵の中に犯人がいないか、立体機動装置の摩耗等念入りに調べられる。 憎き巨人を殺したのにこんな風に調べられるなんて・・・ でも、犯人は余程巨人に対して恨みを持っていたのだろうとコニー達は考える。 それでも結果的には巨人を助けた事になってしまった・・・ 「今日、所属兵団を決めなきゃならないのに」 しかし、コニーは巨人を見る前なら調査兵団と考えていたが、もう、その考えは変わってしまった。 「みんな、後悔してる」 大勢の仲間の死。 コニーは死体を焼いている傍で心乱されたように涙を流している。 こんな地獄なら兵士など選ばなかった。 精根尽き果てた今、考えるのはその事ばかり。 「なぁ、マルコ もうどれがおまえの骨だかわからなくなったよ」 兵士になどならなければ、次は誰かなんて考える事もなかった。 あの時のエレンの言葉。 戦わなくてはならないのは十分わかっている。それでも死に急ぎのような事はしたくない。 『怒らずに聞いて欲しいんだけど』 そんな事を考えていたジャンの目の前に、マルコの幻が現れ話しかける。 『ジャンは強い人じゃないから・・・ 今、何をすればいいか明確にわかるだろう?』 巨人をやっつけ、武器庫を奪還した際にマルコが言っていた言葉。 「今、何をすべきか」 立ちあがったジャンは、仲間に所属をどこにするか決めたかと問う。 自分はもう決めた・・・と。 「俺は・・・俺は調査兵団になる!!」 ガタガタ震えながら、それでもキッパリそう言ったジャン。 その気持ちに変わりは無いのか?取り調べ中ギュッと拳を握っているジャンの手。 「アンタさ、人に死ねって言われたら死ぬの?」 アニに意見を求めるが、キッパリしているアニに対して、コニーは揺らぎがある? それを試すようなアニの問いに死なないと答えると、だったら自分に従ったらいいんじゃないの?と返す。 「アルミン、アンタはどうなの?」 「死ぬ理由が理解出来たら、そうしなきゃいけない時もあると思うよ」 アニに聞かれ、そう答えたアルミン。 その答えでアルミンがどこに所属するつもりかわかった。 「アンタ、弱いくせに根性あるからね」 「ありがとう。アニってさ、実は結構優しいよね?」 調査兵団に入らないように勧めてるみたいだし、憲兵団に入るのも理由があるんじゃない?と言われると 「私はただ、自分が助かりたいだけだよ」 そう答えた。 しかし、結局犯人は見つからず それよりも、今は新兵がどれだけ入るのか?そちらの方が心配だった。 「支度を急げ!」 エルドたちだけでなく、エレンも共をしろと言われ、一緒に行動する。 「嫌に決まってんだろ、調査兵団なんて!」 すると整列しろと号令がかかる。 「俺はな、誰かに説得されて自分の命を賭けてるわけじゃない。 こればっかりは自分で決めずに勤まる仕事じゃねえよ」 訓練兵の前に立ったのはエルヴィン。 調査兵団への勧誘の為だった。 ここで、エルヴィンはエレンの秘密について話し出す。 「巨人の正体に辿り着く術を獲得した!」 それはエレンの家の地下にあるとされている例の秘密。 「いくら兵士を集めたいからってそんな事まで公にするなんて」 何か意図があるのか? エルヴィンの発言に驚くアルミン。 「団長は一体何を見ようとしているんだ?」 エレンの家を目指す為シガンシナ区を目指す。その為にもウォールローゼ奪還が必須である事。 トロスト区の扉が使えなくなってしまった為に遠回りを余儀なくされる事。 4年かけて作ってきた行路も無駄になり、その4年で調査兵団の6割を失ってしまった事も。 新兵にも1カ月後の壁外調査に参加して貰う事。生存率など、全て包み隠さず話していく。 「この惨劇を知った上で、自分の命を賭してもやるという者はこの場に残ってくれ」 自分に聞いてみてくれと。 「自分の命を人類の為に捧げる事が出来るかを」 必要以上に脅し過ぎじゃないかと部下から言われるエルヴィン。 そしてその言葉通り、次々にその場から立ち去っていく訓練兵たち。 その中にアニもいた。 ジャンの、コニーの、サシャのアルミンやミカサの横を駆け抜けていく。 それを見て、必死に心が折れないように己を知ったするジャン。 これ以上自分を嫌いにさせないで 早くここから立ち去らないと もともと憲兵になるために村を出たんだ そしてなにより、自分達は見てしまった 「「「巨人がどうやって人間を喰っちまうのか」」」 その恐怖に叫ばずにはいられない その場に残った訓練兵の前に再び立ち、エルヴィンは問う。 「君たちは人に死ねと言われて死ねるのか?」 死にたくありません! 返って来た声に、イイ表情だと微笑むエルヴィン。 そして、改めてここにいる者たち全てを調査兵団に迎え入れると宣言する。 「心臓を捧げよ!」 それを合図に、全員が敬礼をする。 「みんな・・・」 「最悪だ」 「恐い」 「もういいや、どうでも」 「泣くくらいならよしとけってんだよ」 でも、心境はバラバラ。それでも 「よく、恐怖に耐えてくれた 君たちは勇敢な兵士だ。こころより尊敬する」 ジャン達8人に挨拶したのはネス。 そのネスの下、頭に叩き込まれたのは長距離索敵陣形。 不思議なのは、緻密なのにエレンが組み込まれていない事。 そしてそのエレンがいる特別班は、今回一番安全な陣形に位置する事になっていた。 今回の目的は行って帰ってくる事。 今回の遠征は、エレンを無事、シガンシナ区に連れていく試運転だから。 だが、エレンとしてはまだこの力をどうすればいいのかすら掴めていない。 「おまえ、あの時の団長の質問の意味がわかったか?」 巨人が殺されたあの場で言われた「敵は何だと思う?」という言葉 「この作戦には他に何か目的があるのかもしれん」 でも、今の段階では自分たちに説明すべきではないという考え。だとしたら、今は無事、行って帰る事に集中すべきとグンタは言う。 厩舎で馬の世話が終わって出てみると、目の前をミカサとアルミンが。 「あのチビは調子に乗り過ぎた いつか私が然るべき報いを」 怒ってる怒ってる(笑) そしてそれをジッと兵長が見てるーーっ!(爆) アルミンやミカサだけでなく、一緒に巨人と戦った同期達がみんな顔を揃えていた。 「じゃあ、憲兵団に行ったのはジャンとアニとマルコだけ」 そう言ったエレンの後ろに立ったのはジャン。 「マルコは死んだ」 信じられないという表情で確かめるエレンに 「アイツは誰も見ていない所で、人知れず死んだんだ」 同期の死・・・その事実にショックを受けるエレン。 そんな彼らに制服が届いた。 調査兵団のマークの入ったマントを皆が一斉に纏う。 エレンは、その中にいる筈の無いマルコを見た気がした。 「おまえ、巨人になった時、ミカサを殺そうとしたらしいな? それはいったいどういう事だ?」 いつものようにミカサが口を挟もうとするが、ジャンはそれを許さなかった。 「本当らしい」 「らしいって事は記憶に無ぇって事だな。つまりおまえは巨人の力の存在を今まで知らなかったし、掌握する術も持ち合わせていない・・・と」 「ああ、そうだ」 「これが現状らしいぞ 俺たちはマルコのようにエレンの知らない所で死ぬんだろうな」 エレンの痛いところを突き、それを仲間に伝えるジャン。 「ジャン、今ここでエレンを追い詰める事に何の意味があるの?」 すると、今度はミカサにみんながミカサのようにエレンの為に無償で死ねるわけじゃないんだと言う。 「知っておくべきだ!俺たちが何のために命を使うのかを じゃないと、いざという時に迷っちまうよ 俺たちはエレンに見返りを求めてる」 だから、きっちり自分の命に値踏みさせてくれと。 「だからエレン、本当に頼むぞ!」 「あ・・ああ・・・」 そしていよいよ、壁外遠征の日 自分達を眩しそうに笑顔で見つめている子供たちの姿が目に入った。 「背中の印、自由の翼っていうんだぜ!」 かつての自分を思い出したのだろうか?笑顔になるエレン。 だが、微笑んでばかりはいられない。 「いよいよだ!これより人類はまた一歩前進する おまえ達の成果を見せてくれ!」 皆がそれに応え、そして開門していく。 「進めぇーーー!!!」 第57回壁外調査が開始された 「前進せよー!!!」 感想はコメント欄にて ミラーブログURL http://84446692.at.webry.info/201307/article_40.html ←よろしければ1クリックお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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