SOLILOQUY

銀の匙 Silver Spoon 第5話「八軒、脱走する」


「アイツが今夜来る」

「あいつ」とはなに？
ミステリーサークルのある場所へ八軒たちは向かう


公式ＨＰより


「あいつが今夜くる…」。ある日の夜、西川が確かな情報筋から手に入れたというウワサを聞いた寮生たち。そいつは夜9時にとある場所に現れるという。しかし、その時間には寮から出ることは許されておらず、無断外出がバレると便所掃除の罰が待っている。しかしそんなことは関係ない、すでに覚悟は決っている！ただ誇りのために戦うのみ！そしてついに男たちの脱出計画実行のときが来た…！




八軒と西川、ミステリーサークルの前に立つ！！


強い風と眩しい光が２人を襲う



今回の相手は家畜ではなくＵＦＯなのか？



馬に乗るのもマシになり、筋肉痛もやっとおさまってきた今日この頃の八軒。
しかし、まだまだマロン号にはナメられきってて(^^ゞ

季節的にそろそろ刈入れの時期。
すると、突然目の前に現れたのは・・・ミステリーサークル？！Σ（￣ロ￣lll)

その日の１８：１３
突然、部屋の中から物凄い声が！
別府が赤紙を貰ってしまったのだ。

お菓子を机の上に出しっ放し・・・やっちまったな



「あと１回で罰当番になっちまうよぉ」



１９：０３

昼間見た、ミステリーサークルの件で盛り上がる。
しかし、興奮して話す八軒に対し、収穫が減るとか後始末が大変とか・・・農家視点を初めて知った八軒（苦笑）

「その情報に間違いないんだな？
エリア５１か・・・」

そんな中、ニヤリとする西川。そしてエリア５１に反応する仲間達。

「アイツが今夜来る」

確かな情報筋だと話す西川は、今夜９時に来るというそれを見るために寮を抜け出すと言い出した。
無断外出は当然見つかれば罰則が。
必死に止めるみんなと、「えぇー」という表情の八軒と(^^ゞ

「俺は１人でもやるぜ」
「ふざけんなよ、俺も行くぜ」
「俺もだ」
「話を聞いたからには黙っちゃいられないね」

駒場と常磐、相川が名乗りを上げる。
必死に止める八軒だったが、八軒にこそ見せてやりたいと言い出す西川。

「私も行くわ」

アイツを見ておきたいと言い出したのはタマコ。
女子を巻き込めないと言う西川に、情報を先生にリークするという脅しで封じるタマコ。
しかもももう時間が無い！


八軒達の部屋で作戦会議が始まった。
こそこそと何か書いている別府。
とにかくいろいろ考え、南か北の非常口を候補にするが、南は遠すぎるし、北は舎官室から丸見えという事実に打ちのめされる（笑）


２０：１９

携帯を保管ボックスに入れる時間となった。
２０：３５に南階段踊り場に来るようタマコに指示を出す西川。
その後、南非常口から脱出すると。

いよいよ学習時間となった。


２０：２５

「しまったー！！」

脱出に必要なモノを揃えていると、証拠写真を撮れないと叫び始めた西川。
だが、別府がここで八軒の携帯を出す。
なんと！さっき作っていたのはハチ携帯のダミーだった(^^ゞ

だが、今度は見回りの問題が。
そこは人間のダミーを置き、１人部屋に残って返事をすればＯＫと別府が居残りに名乗りを上げる。
理由は、便所の窓を抜けられない・・・

アレ？タマコに言った作戦と違う？



いよいよ作戦開始☆
全く行く気の無い八軒を含めて５人。

「許せ、タマコ」


実は、全く寮を抜け出す道を見出せずにいた４人だったが、八軒の妙案に乗っかる事になった。
トイレの窓から一旦外に出て舎官室をやり過ごし、再び舎官室向こうのトイレに忍び込んでそこから北非常口から脱出という手。

なんとか北非常口前までは来れた。
しかし、最難関が彼らを待っていた。
それは以前は無かったカメラの存在。
どうしたらいい？そこに救世主が！！

「やれやれだぜ」


いち早く気付いた別府がピザ用の生地を持って助けに？来てくれたのだ。
しかし、肝心な事を忘れていた。それは見回り。

校内放送が流れる。
一目散に駆け出す西川達。

その騒ぎにみんな窓から外を見ている。その中にはタマコの姿も。

「アイツの正体をコレで！」
「おまえの気持ち、受け取った！」



タマコが西川に袋を放って渡す。
それを受け取りエリア５１に向け再び走り出す。
しかし、ビデオカメラを渡したつもりが夜食を渡しちゃった(^^ゞ


別府は一緒に逃げたと思われたが、足が遅いのを理由に逃げていなかった。
まず別府脱落。

次、突然転び動けなくなった常磐。
行ってくれ！という言葉に泣く泣く見捨てる事に。
ここで常磐も脱落。
だが、実は枝でズボンが破れ、半ケツ状態になったのが理由だった（笑）

「さらば、常磐！！」

ここで常磐も脱落



２０：５４


真っ暗でどこを走っているのかわからない。
そんな彼らの前にハウスが。
今の時期はいちご・・・などと考えていると、ハウスの中から人が！
いちご泥棒と遭遇☆

先を急がなくてはならないのに、こうなれば農家の血が騒ぐ？（爆）



駒場がラリアット。相川がキック。そして西川がアッパーで倒してしまった。
ところが、泥棒の仲間が軽トラで駆けつけると、泥棒はそれに飛び乗り逃げようとする。
慌てて相川はキックをかまし、そのまま荷台に乗って後は仲間に託された。

「おまえの死は無駄にはしないぞー！！」

ここで相川も脱落。
それにしてもなんで脱落者＝死んだ扱いになってんの？(^^ゞ



今度は警官と警察犬？

「間違いない。この先にアイツがいる」

確信は得た。しかし、このままでは・・・
犬に見つかり、警察官も近付いてきた。絶体絶命！
ところが、警官の懐中電灯を一発の球が襲う。　　駒場だった。

常に持ち歩いているというたくさんの球と、背中にはバット？Σ（￣ロ￣lll)
いったい、どんな風にポケットに収納していたのか知りたいわ　(*￣m￣) ププッ

灯りを潰し、さらには犬の習性を巧みに利用したボール飛ばしで追い払い。

「ここは俺が食い止める！行け！時間が無い！！」


２１：０７

ここで冒頭シーンに戻る。

やっとミステリーサークルの場所までやってきた八軒と西川。
しかし、時間は過ぎてしまった・・・
見れないのか？
だが、そんな２人の前に“アイツ”は現れた



アイツの名前は『ハーベスタ』
早い話、コンバイン。
ま、西川がこれだけ強行しようとしてた辺りから想像はつきましたけどね(^^ゞ

唖然としながらも、とにかく写メる八軒でした。


満足した西川と共に戻る道すがら、昼間ヘリが飛んでいたのは近くに自衛隊の基地がある事。エリア５１とは５１番目の畑だから。さっきの犬は熊避け。そしてミステリーサークルはどうやら毎年の行事らしく、隣の学校がイタズラで作っている事が判明。

しかし、何も知らない八軒には意味深に取れたんですね～(^^ゞ

タマコの夜食のパンを頬張りながら歩いていくと駒場と相川と合流。
泥棒は無事警察に引き渡していた。

空を見上げれば夏の大三角形
そろそろ夏休み。

「なんか、あっという間の３カ月だったなぁ」



と、ここまではよかった。
しかし、戻ってみれば関係者６人は罰のトイレ掃除。
コンバインに興味が無い八軒はブツブツ。

だが、証拠を写メった事で一瞬、ヒーローみたいにみんなが八軒の周りに集まってきて。
しかし、八軒も抜けていた。この時間は本来なら携帯を所持してない筈である事を。


「下見したかったの」

そう言えば、どうしてタマコはハーベスタを見たかったのか？

「来週、うちの農場で買うのよ」

な、なんですとぉー！！

日本に２台しかなくて、オプション付きで６０００万するものが、こんな身近にいる奴の家で買う？
西川をはじめとして、関わったみんながボーゼンとしている。
その後ろで、先生に強制連行されていく八軒の姿が痛々しい(^^ゞ

どうやら、タマコ父はメカが絡むと理性を失う人みたいで・・・

「ホント、男ってバカね」




最初はどんな話になっちゃうの？とビックリでしたが・・・
わかってしまえばいつものエゾノー（笑）
そして巻き込まれ体質・八軒も健在な内容でした。

それでも、どんなに馬鹿馬鹿しくも自分の趣味丸出しで無茶出来るのはこの年齢ならでは！って感じがして、実に微笑ましくかつ大笑いで見ちゃいました。

しかし、今回、唯一のいちごが、真っ暗闇の中だったので、次の日買いに行きたくなるまでいかず。
次回を楽しみにしたいと思います（笑）




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