|
テーマ:アニメあれこれ(27199)
カテゴリ:少年&青年誌原作アニメ
進撃の巨人 第20話「エルヴィン・スミス ――第57回壁外調査4――」
「なにも捨てる事が出来ない人には 何も変える事は出来ないだろう!」 人類の希望である調査兵団を託されているエルヴィン・スミスとは? 公式HPより 数多の犠牲を払いながら、ついに巨大樹の森で女型の巨人を拘束兵器で捕えることに成功した調査兵団。作戦の本来の目的を知らされていなかったほとんどの兵団員は、ようやくエルヴィン団長の真意を知ることとなる。身じろぎひとつできなくなった女型の巨人は、断末魔の悲鳴をあげるが……。 今まで何も知らされず、行動させられていた者たちにも、少しずつ団長の意図がわかり始めて来た今回の女型の捕獲。 しかし、この女型は超大型巨人と同じなのか? だが今は、エレン達は何も考えず兵長の命令通りもっと離れた奥で待機する為移動する。 リヴァイは早速剣を抜くが、エルヴィンは念には念を入れて拘束を強化する。 その音は森の外でその他の巨人たちを引き付けている兵士たちの耳にも届いていた。 それでも大半はまだ訳がわからず。 そして、巨人たちに個体差はあるものの学習能力がある事がわかった。 「アルミン、今森の奥で何かやってるみてぇだが、なんとなく察しが付いて来たぞ」 森に到着した辺りから何か感じていたアルミンに続き、ジャンも薄々ながら今回の作戦の意味を感じ取りつつあった。 それは女型の・・・正確には女型の中にする人間の捕獲。 しかし、自分達のような新兵に明かされないのはわかるものの、エルド達まで知らされていないなんて! 同じ頃、団長の作戦について話をしていたエレンの素朴な疑問。 「エレンの言う通りだ。 団長には簡単に我々を信用出来ない理由があったんだと思う」 それは、エレンのように巨人化出来る人間。もしくはそれらに協力する諜報員が兵団の中にいるという事。 そしてアルミンがずっと感じていたのも同じ事だった。 今回、この作戦を知っていたのは5年前壁が壊された時に生き残っていた者たちだけ。 つまり、最初に壁を壊された際に諜報員が壁の中に入ってきたと仮定し、そこで線引きしたのだろう。 そしてそいつらがソニーとビーンを殺したーーー。 『君には何が見える?敵は何だと思う?』 2体の巨人が殺されたあの時にエルヴィンに問われた言葉が思い出される。 あの質問に答えられていたら、今回の作戦に参加できていたのかもしれない。 「これが成功すれば、この世界の真相に迫れる事になる」 それでも・・・そうだとしても、犠牲になった人間が多過ぎた。 「団長は間違っていたと思うか?」 「正しいとは言えねえだろう」 一方、同じ内容を話していたアルミンとジャン。 ジャンの返事に団長は正しかったと言い切るアルミン。 「結果は誰にもわからないよ。 わからなくても選択の時は必ず来るし、しなきゃならない。 100人の命と壁の中の人類の命。 団長は選んだんだ!100人の仲間の命を切り捨てる事を選んだんだ」 「今にわかるだろう。 エルヴィン・スミスに人類の希望である調査兵団が託されてる理由がな」 エルドにそう言われたエレンはまだピンときていないようだが・・・ 「確信してる事があるんだ。 何かを変える事が出来る人間がいるとすれば、その人はきっと大事なモノを捨てる事が出来る人だ! 化け物をも凌ぐ必要に迫られたら、人間性をも捨て去る事が出来る人だ。 なにも捨てる事が出来ない人には何も変える事は出来ないだろう!」 「撃てぇー!!」 予備のニードルまで使用して完全に女型を捕獲。 しかし、ハンジはまだ中の人間とご対面出来ていなかった。 リヴァイとミケが先ほどから引きずり出そうと試みているのだが、身体の一部を硬化させる力を持つため、切りかかっても刃が砕けてしまうのだ。 進まない作業に舌打ちするリヴァイ ミケの表情に、いろいろ考えを巡らせるが、試している時間の無いエルヴィンは決意する。 「ハッパの用意だ。目標の手を吹き飛ばす」 常備しているものだと中の者も吹き飛ばす可能性があると言われると、手だけ吹き飛ばすよう仕掛けろと指示を出し直す。 「おい、いい加減に出てきてくれないか?」 イライラした声で女型に話しかけるリヴァイ。 「1つ聞きたい事があった。 おまえの手足を切断しても大丈夫か? 死なれたりしたら困るからな」 そして、女型に向かいこれから何をしようとしているか話してしまう。 それを聞いた女型は突然、断末魔のような叫び声を上げる。 突然の事に訳がわからない。 それだけではない。その叫び声で森を囲んでいた他の巨人たちが一斉に森の中に駆けこんでいったのだ!しかも、今まで興味を持っていた人間を全く無視して。 「エルヴィン、臭うぞ。全方から多数 同時に!」 何がなんだかわからないが、とにかく先に行かせないために攻撃を開始。 ミカサも続こうとするが。 サシャが必死に叫ぶ。 「追い詰められた生き物が全てを投げ打つ時の声。 狩りの最後ほど注意が必要だって教えられました」 いつもより100倍注意しろと言い、青ざめているサシャ。 よくはわからないが、今までも特に悪い予感に関しては当たってきた事を考えても・・・エレンの事を考えるミカサ。 ミケの報告を受け、エルヴィンはハッパの用意を急がせる。 しかし、既に東から巨人がすぐ傍まで近付いていた。 慌てて護衛班を差し向ける。 だが釣れない。全くの無視なのだ。 「おい、てめぇ さっき何かしやがったな?」 憎々しげに女型の頭を踏みつけると、目の前まで迫った巨人たちに切り込んでいく。 だが、それから逃れた小さな巨人はまっすぐ女型に飛びついた。 それを見て、巨人達の狙いが女型だと気付くエルヴィン。 「全員、戦闘開始!」 女型を死守せよ!! だが、巨人達はまっすぐ女型に飛びかかり食らっていく。 いくら巨人を倒しても間に合わなかった。 「総員撤退!」 驚愕の表情で見つめていたエルヴィンが命を下す。 「やられたよ・・・ 敵には全てを捨て去る覚悟があったという事だ」 まさかの自分の身体を喰わせてまで情報を抹消する手に出るとは・・・ しかし、審議所であれだけ大きく出た手前、帰ったらエレンも自分たちもどうなるのか? だが、今はこれ以上の被害を出さないように。 蒸気で信号弾が届きにくい。 リヴァイはエレン達を呼びに行こうとする。 するとエルヴィンはこの時間の無い中、ガスと剣を補充してから行けと言った。 「命令だ」 「了解だ、エルヴィン おまえの判断を信じよう」 次々に打ち上げられる信号弾 状況がわからない。それでもみんなが撤退の準備に入る。 そしてその信号弾はエレン達の目にも届いた。 てっきり、作戦が上手くいったものと思い込んでいる特別班。 ペトラはエレンが自分達を選んでくれたから今があると礼を言う。 「正しい選択をするって結構難しい事だよ」 全体的にはまだ壁外遠征の途中だというのに、女型を捕獲したと信じ込んでいた為、全員にどこか気の緩みがあった。 初陣の際にオルオとペトラが小便を漏らした事をエルドにバラされ、威厳が無くなるとペトラなどは激怒する。 エルドとグンタは洩らさなかったと言っているが(笑) そんな5人をこっそりと見ているスッポリと調査兵団のフードを被っている者が。 そして緑の信号弾を打ち上げる。 それをリヴァイだと思い込んだ5人は指示通り馬を走らせる。 グンタからの合図を確認すると、そのフードの者は銃を捨て剣を構える。 離脱途中、ハンジはどうしてリヴァイに補給させたのか訊ねる。 「女型は食われた。だが君は中身が食われたのを見たか? 俺は見てない」 実はハンジは1つ仮説を立てていた。 巨人化を解いた後も動ける者がいたとしたら? それは顔見知りで同じ服装をした者ーーー 「リヴァイ兵長? いや、違う!!」 グンタが自分たちと並行して移動しているフードの者を見つける。 ここでやっと罠にかけられた事に気付いたが時既に遅く・・・ エレン達の目の前で呆気なく一撃で殺されてしまったΣ( ̄ロ ̄lll) 「我々、兵士の中に紛れこんでいる」 感想はコメント欄にて ミラーブログURL http://84446692.at.webry.info/201308/article_32.html ←よろしければ1クリックお願いします 進撃の巨人 アルミドッグタグ リヴァイ《09月予約》 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[少年&青年誌原作アニメ] カテゴリの最新記事
|