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テーマ:アニメあれこれ(27199)
カテゴリ:少女漫画&女性向け漫画原作アニメ
八犬伝-東方八犬異聞- 第21話「神隠」
「だからってなんで俺が小学校通うんだよ!」 神隠しに遭って戻ってきた子は八番目の玉の持ち主なのか? あらすじはコチラ 関東圏では、これの前に放送された「有頂天家族」に引き続き、切ない話が続いて。 気持ち的にはしんみりな1時間を過ごしてしまいました。 どちらも『親を思う子の気持ち』 切ないけどイイお話でした。 ※ 無事、イベントチケ昼の部取れました!初ノブ君♪ 「神隠しというのを知ってるか?信乃」 飯倉という町で、最近神隠しに遭った子供が見つかった。 母親の病気の為に森に桔梗の根を探しに行ったきり。それが1年前の姿と変わらぬ姿で見つかったというのだ。 「会ってみたくはないか?」 成長期の子供が1年前と変わらぬ姿で・・・ 「だからってなんで俺が小学校通うんだよ!」 「これはお仕事なんですから頑張って下さい」 この荘介のスマイルが一番恐いかも(^^ゞ 6年3組に入りこんだ信乃。 隣は学級委員の犬江仁という子。 そして、莉芳に言われたように、見回しただけで今回のターゲットが誰なのかすぐにわかった。 「章彦が気になる?」 彼について教えてくれた仁。 「もしかして信乃も年上?」 ジッと章彦を見ていると見抜いてしまう仁。 しかたなく13歳と答える・・・が(不本意だよね~/爆) その頃、荘介は宿の女将からおかしな話を聞かされる。 日が暮れたら信乃は外に出しちゃいけないと。 山にも近付いちゃいけない。 「あれらは子供が好きだから」 子供は心が綺麗だから持って行かれると。 一日、章彦を観察していて、一言も発さず。そして周りもまるで関心を示していないのに不思議がる信乃。 窓際に座っている章彦の窓ガラスに植物が突然伸びて覆ってしまった。 そこに家の人が呼びに来たと知らせに入ってきた仁。 植物の姿は消えていた。 出ていくと、ワザとらしく「信乃坊ちゃん」と言う荘介(笑) そして、仁はいつも章彦を送る役目を引き受けていた。 帰り道、信乃と荘介は仁の家に泊ってる客と判明。 そして、旅館の前で別れると、仁はそのまま章彦送ってくると行ってしまう。 しかし、普通、行方不明の子供が見つかったらもっと大騒ぎしていても良さそうなのに・・・と荘介に話す信乃。 大人たちはともかく、小学生まで気にしないって・・・ 信乃の意見に荘介は昼間聞いたタエの言った話をする。 章彦の家では父親が荒れていた。 1ヶ月前、無事に戻ってきた息子なのに、髪は真っ白で一言も喋らない。食事もロクに食べずに水ばかり飲んでいる。 「いったいおまえはどうなってるんだ?」 そんな父親の悲しい言葉を聞きながら章彦が思い出すのは病気がちの母の事。 病院に入院する時、咳がうるさくてごめんねと謝って出掛けていった。 でも、本当は嫌いなのはお母さんじゃなくて病気の方。それをちゃんと伝えなかった自分。 だから、あれからお母さんは帰って来ないーーー だから章彦は森の中を走った。 『帰っておいで 帰っておいで 私たちの花』 窓を覆い尽くしていたあの植物が章彦を呼ぶ。 「章彦を1人っきりにすると危ないから」 目を離すと、水たまりの水を飲もうとしたり、校舎の屋根の上で日向ぼっこしていたり・・・。 だから、いつも仁は章彦と一緒にいると話してくれた。 そんな章彦と、仁が日誌を届けに行ってる間一緒にいたのだが・・・ 突然、足元から伸びて来る例の植物。 「行けない そっちには行けないんだ」 今まで喋らなかった章彦が突然そう言ったかと思うと、砂のように粉々になり地面の中に戻っていく植物。 その頃旅館ではとんでもない人物が!! 道節と出会ったあの汽車の中で遭遇した坊さん・ゝ大だった。 ここの女将さんとは知り合いのようで。 真っ青な荘介(笑) 運悪く、そこに帰って来た信乃達。 こちらはバッチリ顔を合わせちゃって・・・ 「やっべぇー!」 「とっとと追い出せ!」 タエさんにそう捲し立てるゝ大。 だが、予めお金を貰っているのと、里見様のお預かり者と言った途端、ゝ大の顔色が変わる。 朝からキラキラと腹黒そうな微笑みの荘介(爆) しかし、当然気持ちよく起きれるわけがない!信乃の部屋中お札だらけなのだ(^^ゞ 「信乃なんて悪霊っていうより小悪魔って感じなのにね」 えーーっと・・・よながー氏はこんな風にサラッと毒吐くボイスなの?(爆) 「僕のせいかも。僕・・・小さい頃ゝ大先生に命助けて貰ったんだよね」 その時の事を気にして神経質になってるのかもしれないと言う仁。 「里見家の預かり子だそうだな」 庭掃除をしている荘介に話しかけるゝ大。 そんな彼に里見と知り合いなのかと訊ねれば、実に嬉しそうに知り合いだと喋り始める。 「あれこそ現代の伏姫の名を継ぐのに相応しいお方」 莉芳、ゝ大さんに何したんだろう?(爆爆爆) そしてこの坊さんもビーでエル系?(≧m≦)ぷっ! 急いで教室に向かう3人。 すると生徒の1人が章彦にぶつかって、章彦はそのまま階段から落ちそうになる。 慌てて章彦の手を掴んだ信乃の中に流れ込む桔梗の花。 一緒に落ちた2人だが章彦に怪我はなく。 その代わり、繋いだ信乃の手はビショビショに濡れており、章彦が倒れた場所も大量の水で濡れていたのだ。 章彦と共に早退となった仁は担任と共に章彦の家にいた。 何も喋らないのに、不思議と章彦の要求がわかる仁。 「仁くんは特別だからかしら?」 それって、ゝ大さんに命を助けて貰った事と関係あるのかしら? その頃、診療所に行っていた章彦の父は退院の支度をする妻に驚いていた。 ここのところ調子がイイ彼女は一時帰宅の許可を取ったのだ。 だいたい、無事戻ってきた章彦にも会わせてくれないからと愚痴る妻に、適当に誤魔化すと、 「だから私から会いに行くわ」と返す。 「今までの事は目を瞑ってくれるそうですよ」 帰り道、ゝ大が里見と知り合いだったと話す荘介。 それにしても、彼のフェロモーンは小学生にも通用するのですかΣ( ̄ロ ̄lll) 侮れん(爆) ゝ大もまた、今回の事件を妖絡みと踏んで追いかけて来たらしい。 今回、この事件を莉芳から聞かされた際、もしかしたらその子が8番目かもと思い引き受けた信乃。 「けど、なんつーか・・・アイツは違うんだよな」 8つ目の玉・・・ それは荘介も期待している事があった。 「諦め悪いなぁ、おまえ」 「はい。信乃の事ならどんな事だって俺は諦めたくないんです」 信乃の身体を、村雨を留めたまま時間を進ませる事。 しかし、信乃は自分の事など二の次だった。 「願いはもっと他にある」 荘介には言わないけれど、それは多分間違いなく2つに分かれてしまった荘介と蒼を1つに戻す事。 でも、もし本当に1つだけ願いを叶えて貰える事になったなら・・・ 誰がどんな願い事をするのだろうか? 荘介はきっと、何を差し置いても信乃の身体を願うんだろうなぁ。 「山に入る道を教えてくれるか?」 こちらに走ってきた仁に道案内を頼む信乃。 虚弱だというのは嘘だと明かし、3人で森の中に入っていく。 一方、帰宅した章彦母はジッと家を見つめている。 久しぶりと夫には言ったけど・・・何か感じ取ったのかしら? 家の中に入ると縁側に愛しい息子の姿を見つける。 本来、ここで真っ白な髪に驚くトコなのだろうが、一瞬息をのんだだけですぐに息子の頭を撫で始める。 (この辺、くぅぅぅー!母の愛だわとキュンとなってしまいました) 森に入った信乃たちは、章彦の手に触れた際に飛び込んできた桔梗が群生している場所を探していた。 けれど季節的に今は時期じゃない。 でも、章彦が森に入った時はちょうど咲いていた頃で。 お母さんの咳に効く桔梗の根を取りに入ったと仁は説明する。 だが、信乃が見たのは桔梗の花の方。だから信乃は根だけでなく花も目的の1つだったのでは?と考えたのだ。 突然、あの時見えた光景によく似た場所を見つけ走り出す。 何も語らない息子の頭を何度も撫で、話しかける母。 すると、やっと母の存在に気付いたように母の方を向き 「母・・・さん」 「そうよ、ただいま」 久しぶり過ぎて忘れちゃった?と言う母に忘れるわけないとニッコリ微笑む章彦。 「僕のお母さん」 しっかりと抱き合い、そしてこの1カ月全く喋らなかった息子が喋った感動に、父親までが駆け寄り涙し抱きあった。 でも、実はそれが最後の3人の瞬間。 一方、駆けていた信乃はもう少しで崖下に落ちているところだった。 でも、そこには季節でもないのに桔梗の花が咲き乱れていて。 『これで、約束は果たした』 庭に咲いている桔梗の花が章彦に語りかける。 大好きな母にしっかりと抱かれた彼にその時がきた。 「お夕飯は何にしましょうか?」 そう話しかける母。 それと共に砂のようになって崩れていく章彦の身体。 それに気付いている母は、あくまでも話を続けるが声は涙で震えている。 驚きに声も出ない父。 「ダメね、私 忘れっぽくて」 その頃にはもう章彦が着ていた服だけを抱きしめていた。 自分の母に、大好きな桔梗の花を届けたい。それがこの子の願いだったからーーー。 予告、台詞ここだけだったのにカットされる可哀想な村雨(笑) 感想はコメント欄にて ミラーブログURL コチラ ←よろしければ1クリックお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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