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2013.09.11
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八犬伝-東方八犬異聞- 第22話「天巡」


「頼むよ葉月、一緒にこの子を守ってくれ」

神隠し・・・これからが本題。
天狗に連れ去られた仁は?

一度書いた記事が消えたショックでかなり遅れました(^^ゞ


あらすじはコチラ



最新刊でもまだ絡んでいる天狗の話が始まりました。
雑誌を読んでいないので、その後どう展開されているのかわかりませんが、どうお話を締めくくるのかな~?
その点にも注目です。
そして誰が天狗の声をやるのかな?と思ってましたが、葉月:森田成一さん、華月:石田彰さん、棗目:佐々木望さん、仁の母:浅野まゆみさん、仁の子供時代:新谷良子さんとあまりの豪華さに耳が大喜びでした。



「ここに滞在するのもあと僅かですから」

章彦が八番目じゃないとわかった今、荘介はここを去る予定だったが、信乃はなぜかあれ以来目覚めず眠ったままの仁が気になって仕方なかった。

眠り続けている仁は夢の中で母に腕を引っ張られ強引に歩かされていた。
何を言っても話しかけても振り向いてくれない母。
次の瞬間、仁は崖下で血だらけで死にかけていて。見開いた瞳にはハラハラと落ちて来る羽と天狗の姿が。



そんな仁が一週間ぶりに目覚めた。

「おまえが寝てる間に葬式も済んだわ」

ご飯を作ってくると祖母が席を外すとゝ大と話し出す仁。
章彦の葬儀は既に終わっていた。

「子供はこちらと向こう側の区別がつきにくい。
ここに戻った時からその子供は向こう側のモノじゃったんだろう。
仁、おまえも気を付けろ」


これだけ長く眠っていたのは影響が出たのかもしれないとゝ大にそう言われ「うん」と言う仁。


今回はロリ的サービスシーンで目の保養をさせて頂きました~(〃∇〃) てれっ☆

「やっと起きたのか?具合はどうだよ?」

一週間ぶりの風呂に入りに行くと先に信乃が。
一週間もよく寝てたなという問いに、こんかいみたいに長いのは初めてだが、たまにあるんだと答える仁。

「実は僕、章彦と同じなんだ」

章彦を見つけてくれた礼と共に仁の口から出た衝撃的な事実。
しかし、信乃は仁が眠ってる間にクラスの女子から仁の神隠しについて聞いていて知っていた。

「そんなわけで、僕の本当の年は22才なんだー!」

さらに驚愕的な事実Σ( ̄ロ ̄lll)
って、そんな笑顔で(^^ゞ

それを聞いて、ガッツポーズ状態の信乃(どう考えても、この優越感は悲しいけど/笑)
しかし、仁はこちらに戻って来てからはちゃんと時間が動いていて成長しているのに対して、この18歳は時間が止まったまま・・・あと2,3年後にはorz

そんな話をしながら、並んで湯船に入った時、2人の腕に同じ痣がある事に気付く2人。



「天狗避けの結界ねぇ」

その頃、森に入って来たのは蒼。
ゝ大が張ったらしきその結界をいきなり刀で破ってしまう。
すると、森の中から一斉に飛びたっていく無数の鳥。

もう、蒼って愛されてるのかな~?蒼の作画が半端無くイイです!


風呂からあがり、早速荘介に痣の話をする信乃。
しかし、肝心の玉の話は・・・

「そりゃ、あるよ!男の子だもん」

見た目は子供でも22歳だと考えると完璧下ネタヾ(ーー ) オイッ

とにかく、玉に関してはもう一度確認してみる事に。



廊下を歩いていると、破られたお札を見てブツブツ言っているゝ大が。
文句があるなら、もっと強いの張っておけと言う信乃に、仁にはもっと強力な護符を持たせていると言うゝ大。

「一度戻って来た子供がまた連れて行かれるって事があるのか?」

ゝ大の異様な警戒のしかたにそう問うと、「ある」と答えるゝ大。

「可哀想な子だ。あれはそんな人の子に弱い」

森に住んでいると言われる天狗。
そして、父親の顔を知らず、そのせいで人の目に触れない所に閉じ込められて育った仁。
そして崖から転落して死んだ母親の遺体は見つかったのにずっと行方知れずだった仁。
それから10年後、ゝ大が天狗から仁を取り戻し向こう側にいた頃の記憶を封じ今の仁がいるのだ。

「親ならいつか子供を取り返しに来るのは当然じゃろう」

天狗といえど、10年間仁を育てた、謂わば育ての親なのだと説明する。


「ついに見つけたぞ」

「ああ。すぐ傍にいたってのに探すのに手間取った。
太平楽な人の世はいい加減おまえも飽きたろう」


そんな会話を交わすのは葉月と棗目。



「お母さん、どこに行くの?」

またも夢の中、母親に強引に引っ張られていく仁。
すると、母親は自分を知らない者に売ると言う。嫌だと抵抗する仁。
すると、その抵抗で母親が謝って崖から落ちてしまう。当然仁も。
全身傷だらけで絶命しかかっている仁。傍らには既に死んでいる母親。
こんなにされても母に縋ろうと手を伸ばす仁のいじらしさに泣けます(´;ω;`) 

「もう大丈夫だ。何も気にする事はない。
もうおまえは人の子ではないのだから」


突然現れた天狗に優しく抱きしめられそう言われる仁。
そして天狗に育てられた日々。
すると、突然仁の頬に浮かぶ護符。



突然の鳥の鳴き声に慌てて駆けつけてみるとそこには仁の姿が。
慌てて駆け寄ろうとしたゝ大だったが、それを妨害したのは棗目。

「言った筈だ。いつか必ず取り戻すと」

そして現れた天狗。
葉月は仁を後ろから抱きしめると頬の護符は簡単に壊され、そのまま仁を連れて行ってしまう。

「これは一度人から捨てられた既に我らの子ぞ」
「我が子を取り返すのは親の務め」

それを見ていた信乃達は、荘介が匂いで終えると四白に変化し共に外へと飛び出していく。




「俺の子供だぞ」

華月に大事に育てられていた仁。
仁も華月に懐いていた。

「この子には既に私の半分を与えた」

だからもう人の子ではないと説明する華月。

「頼むよ葉月、一緒にこの子を守ってくれ」

この子を一人にしたくないと言う華月に、文句を言いながらも仁を可愛がってくれた葉月。
2人は、仁の全てを許し愛した。


華月の名を呼び目覚めた仁の前にいる天狗。すぐに葉月だとわかった。

「華月は?」
「わかっているだろ?アイツは死んだんだ」



山神の領域に入り込み、同じところをグルグル走らされていた信乃と荘介。
しかたなく村雨で結界を破ろうとする信乃だったが、そんな2人の前に蒼が現れる。

ここから暫く日野さんの一人芝居が~♪

「久しぶり、信乃。荘介も」

また妖狩りかと思われたが、興味はあるが違うと言う蒼。

「あの子供にとって幸せなのはあっち側かもしれないぜ」

さらに蒼はある事を付け加える。

「姫はもうじき目覚める。おまえ達の玉が八つ全て揃う事はない」

それだけ言うと消えてしまう蒼。

このシーン、本当は原作では荘介一人に知らせるんですよね。
でも、その後荘介から信乃に知らせる事になるので、アニメではまとめて2人に知らせる形に変更されてますね。


追いかけようとしますが、向こうでゝ大が崖から落ちてしまう。



「華月が死んだ・・・」

全てを思い出した仁。
あんなに慈しんでくれた華月から引き離され人の世に連れ戻された事も。
崖の下に落ちていく華月の姿も。
そして今自分が生きているのも、華月が自分の命を半分くれたからだという事も。
涙を流しながら語る仁をなんと言ってイイかわからない表情で見つめている葉月。

hazuki

「華月はぼくのせいで死んだんだ」

それに対し、おまえのせいじゃないと言う葉月。
寿命が尽きたからだと。そしてそれは本人が望んだ事。
でも、自分に渡しさえしなければ!!



幸い、大怪我はしたものの信乃たちのおかげで助かったゝ大。
信乃に助けられた事が無念でならないようですが(^^ゞ
ここで初めてタエが後悔していた気持ちを話す。

天狗の子を身籠ったと手紙をよこした事があった。
しかし自分は好き放題生きている娘が言えん相手の子を身ごもったんだろう程度に考えて信じず放っておいたと。
だが、娘の死を知り家を訪れた時に、信じて迎えに来てやらなかった事を後悔したと。

「それじゃ、仁にはまこと天狗の血が?」

という事は、本当に華月の子なの?Σ( ̄ロ ̄lll)



「僕なんかの為に・・・」

棗目に話しかけられ、そう言う仁。

「正確に言うと、兄貴はまだ死んじゃいない」

まだ身体は残っていると。
だが、それがどこにあるのかは教えてくれなかった。

「これを返したいと言っても、華月は決して受け取らないと思うぞ」



「順調そうだな」

葉月に話しかける蒼。

「とっとと華月の身体を返せ!」

どうやら、この2人の間で取引があったようで、仁が持っているらしい玉は勝手に取っていけばイイと言い放つ葉月。

「そこまで言うんだったら」

立ち去る葉月の後ろでニヤリとする蒼。



鳥に語りかけていると、突然飛び立つ鳥たち。
仁が後ろを振り返ると蒼の姿が。
最初は荘介かと思うが、すぐに違うとわかる。

「おまえ、天狗の片割れに会いたいんだろ?」

華月を恋しがり後悔している仁にとって、ついていくのに十分な言葉。
ついていきながら、葉月の言葉を思い出す。でも、華月の命を貰うべきじゃなかったと考える仁は・・・

華月の身体を見つけた仁は駆けより話しかけるが、その目に光は無い。

「無駄だよ。まだそれは不完全なモノ」

謂わば器。どうすれば彼を生き返らせられるのか・・・それは誰よりも仁がよくわかっている事。
仁は躊躇いなく、貰った命を返そうとする。

「仁!馬鹿な真似はやめろ!!」

追いかけてきた葉月が止める。
それでも仁の気持ちは変わらない。
止めようにも蒼がその前に立ちはだかる。
斬りかかる蒼。
だが、それを見た仁は2人の間に割って入ってしまう。

謝って仁を斬ってしまう蒼。





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Last updated  2013.09.11 18:52:08
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