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テーマ:アニメあれこれ(27160)
カテゴリ:少年&青年誌原作アニメ
進撃の巨人 第25話「壁 ――ストヘス区急襲3――」
あの日思い出した。 奴らに支配されていた恐怖を 鳥かごの中に囚われていた屈辱をーーー メガヒット作品も残念ながら今回で最終回☆ 無事、アニを捕らえられるのか? 「駆逐してやる・・いや、殺す!」 ミカサの言葉通り、残酷な世界。 そんな中、今までの仲間達の死。そして母の死を思い出したエレンはとうとう巨人化する。 今のところ、なんとか自我を保っている様子のエレン。 だが、問題は女型にまだ一度も勝てていない事。 戦いばかりは気合いでどうこう出来るものではない。 あのアニに勝つには・・・ アニは立体起動の邪魔を嫌ったのか?平地へと駆けて行く。 そしてとうとう、2体が向き合った。 「アニ、おまえはいつも周りが馬鹿に見えてしかたないって顔してたな。いつもつまんなそうにしてた。 そんなおまえがイキイキしてる時がある その格闘術を披露する時だ」 口では必要ないと言いながら、そうは見えなかった・・・アニの表情を思い出すエレン。 「なぁ、アニ おまえ何のために戦ってんだ?」 どんな大義で人を殺せたのか? 仲間の死を思い出し怒りが込み上げるエレンはそのままアニに突っ込んでいく。 アニの足を取り放り投げ。 またアニも突進してくるエレンをかわし。 このままだとたとえ捕獲できたとしても街は崩壊してしまうかもしれない。 それでもやるのだと言うハンジ。それがエルヴィンの判断だった。 「巨人同士が戦っているだと?」 とにかく何も聞かされていなかった憲兵団員はあたふたと右往左往するか呆然とするばかり。 やっとナイルの下に報告が届いた。 「エルヴィン、これは貴様の作戦が招いた事か?」 「そうだ」 銃口を向けたままのナイルに全て自分の独断先行だと答えるエルヴィン。 「弁解するつもりはない」 この言葉に、ナイルはエルヴィンに掴みかかり、街中でそんな作戦を決行したら市民が街がどうなるのかわかっていた筈と怒鳴る。 「人類の勝利の為だ」 こんな言い合いをしている間にも、2体の巨人の戦いに巻き込まれ大勢が死んでいた。 「ふざけるなっ!貴様は反逆者だ!」 ここで処刑しても上は文句を言わないだろうと銃口を向ける。 「構わない。だが、後の指揮も頼むぞ 絶対に女型を逃すな」 矢継ぎ早に指揮の引き継ぎを口頭で述べて行くエルヴィンにナイルは待ったをかける。 ここでやっとエルヴィンが今回の作戦を人類の為になると判断して行った事を理解する。 そして自分だけでなく部下にも銃を下ろさせ、エルヴィンは改めて手錠をするよう指示を出す。 そして市民の救助を最優先で行うよう命を出す。 そしてナイルは改めてエルヴィンの処刑は正当な場で取り行うと言い、エルヴィンはそれを受ける。 「リヴァイ、おまえは動くな。無駄死は嫌いだろ?」 「ああ、嫌いだ。するのもさせるのもな」 アルミン達は少し距離を取ってこの2体の巨人の戦いを見つめている。 「何も捨てる事が出来ない人には、何も変える事は出来ない」 化け物を凌ぐためなら人間性すら捨てる事が・・・アニにはそれが出来る。 エレンとの戦いの中、自分を呼ぶ父の姿が。 アニは部分的に硬化出来る力を持ってエレンの片足を砕き、そして今エレンの頭部を攻撃していた。 「アニ、父さんだけはおまえの味方だ」 腕も1本砕き、東部の集中攻撃で動かなくなったエレンを確認すると、その場から離れて行くアニ。 しかし、完全に沈黙したわけではなかった。 「俺は巨人を殺す・・・!一匹残らず」 中にいるエレンの口元が妖しく笑む。 全身炎を纏い、再びアニを追いかけのしかかるエレン。 やっと追い付いたミカサだったが、今のエレンに判別できるかわからないとハンジに止められる。 見れば、今まで見た事もない様子を呈していた。 項を庇いつつ戦おうとするアニの顔を掴み、握りつぶす。 護送される途中でその様子をジッと見つめているエルヴィン。 目を潰されながらも必死に反撃するアニ。 エレンを吹っ飛ばすと、指先を硬化させ壁に指を突き立てるようにして壁の外へ出ようとする。 そうはさせじとエレンが飛び付き、足に噛みつく。 自分の足ごとエレンを落とし、必死な形相で壁を上がっていく。 このままでは逃げられてしまう! 「行かせない!」 そこに飛んだのはミカサ。 両指を切り あとちょっとで壁を乗り越えられる一歩手前で壁の内へと落ちて行く。 「アニ、落ちて」 絶望感しかないアニの表情。 「アニ、1つだけ頼みがある」 落ちながら、自分に許しを乞いそれでも尚頼みがあると行った父の声が蘇る。 「この世の全てを敵に回したって良い。 この世の全てからおまえが恨まれる事になっても、父さんだけはおまえの味方だ」 内に落ちたアニは、エレンに腕をもがれ、頭部を薙ぎ払われ動きが止まった。 だが、ここでマズイ事態に。 エレンの暴走で中身が食われようとしていた。 「俺は自由だ」 妖しくギラギラと光る目。 「だから約束してくれ!帰ってくるって!!」 父のこの願いにアニが涙を流す。 エレンが項の肉を噛み千切ると、その下からアニが出現する。 それを見たエレン。そこで一瞬動きが止まった。 ところが、青白い光と共に、アニとエレンの肉体が同化しようとしていた。 「大事な証人を喰うんじゃねえよ!」 駆け寄ろうとしたミカサよりも一歩早く駆けつけたのはリヴァイだった。 やっと意識を取り戻したエレン。 アニは?と見回すと、超硬質の水晶体の中に自分の身を包んでしまい、必死にジャンが壊そうとするもビクともしない。 「クソッ!ここまできてダンマリかよ、アニっ!! 出てきてこのおとしまえ付けろよ!卑怯だぞ!!」 ジャンがいくら怒鳴ってもアニは眠ったように静かだった。 そんなやるせない思いをぶつけるジャンを止めたのはリヴァイだった。 そしてハンジは素早くこの水晶体に閉じこもったアニを地下へ運ぶよう指示を出す。 だが、内心ハンジは焦っていた。 このままアニから情報が得られなければ・・・何が残るのか? これだけの被害を出して。謎ばかり残ったままで。 「作戦、成功とは言えねえな」 エルヴィンとすれ違いざまにそう声をかけるリヴァイ。 「いや、我々調査兵団の首は繋がった。おそらく、首の皮1枚だ」 「だと、いいがな」 区長から今回の作戦についていろいろと訊ねられるエルヴィン。 どうして憲兵団の協力を得なかったのか? それに対し、潔白を証明出来る者のみで行う必要があったからと説明。 ストヘス区の被害に関しては、自分達の力が足らなかったからと陳謝すると共に、このままにしておけば壁は壊され、被害はもっと大きくなったと説明。 「多大な犠牲をはらった今作戦に置いて、人類の終焉を阻止できたとの確証はあるのか?」 今のアニから何か聞き出せるとは思えないと言う区長に同意するエルヴィン。 「つまり・・・無駄骨だったと?」 字数の関係であらすじ後半と総括はその2で。 ←よろしければ1クリックお願いします 進撃の巨人 4 進撃の巨人 フレグランス 03.リヴァイ《10月予約》 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2013.09.29 12:25:19
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