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カテゴリ:BLコミック・小説
島あさひ:原作
「【出版社ペーパー付★】RE-MAKE リメイク」 大洋図書 傍にいることさえ赦されず 存在すら否定され―― 泉は恋人である神宮寺電工の社長・智哉が多忙なため、ふたりで過ごすことさえできず寂しい思いをしていた。 そのうえ智哉は出勤前に泉の身体を煽ることしかしない。 熱い身体を持て余すだけの日々の中、急遽仕事を依頼されたパーティー会場で泉は偶然智哉を見かける。 その姿に泉は住む世界の違いを痛感する。 さらにその会場で泉は智哉が結婚することを聞いてしまい…!? リ-セット Reset⇒KIZU-ATO -キズアト-⇒(サイドストーリー)NECK-TIEに続くシリーズ4冊目。 島さんは、私が知った頃は単発というかシリーズモノは無かった気がしましたが、「じゃない!」シリーズを始めた辺りからシリーズモノに力を入れてらっしゃる印象。 私が最初に知ったのは、たまたま雑誌で読んだ これが手を出した最初だったと思います。 それ以降発売されたのは一冊抜かして一応全部持ってる・・・かな? 攻め様はカッコイイし、受けちゃんは可愛いし(個人的には、あんまり攻めと受けに差が無いというか、どっちが攻めになっても受けになっても差し支えない容姿だと一番好きなのですが・・・)、多少人を選ぶとしても素敵絵を描かれる方だと私は思っているんですが。 ただし、シリーズモノだけじゃなく、とにかくこの方は一貫して攻め様はドS。 受けちゃんは、度胸はあるけどかなり天然でややおつむが弱い?(すみませーん)子で。 苛められても攻め様が大好きで離れられなくて、そんな受けが可愛くて可愛くてしかたない攻め様という図式がほっとんど変わらないという方。 なので、飽きちゃったり愛があろうと苛められちゃうのが嫌な方にはちょっとお薦め出来ないかな?(苦笑) まぁ、この長く続く事になった2つのシリーズモノに出てくる攻め様方もこの図式から全く離れず、直球ド真ん中というわけです。 特に「じゃない」シリーズの末の弟君 兄弟に愛されまくりな三男(受け)の恋人(次男の秘書) そして、今回の「リメイク」の攻め様・智哉が超ドSかな? 特にこの智哉はちょっと鬼畜入ってるかも(^^ゞ 実は、これの一番最初に当たる「リ-セット」は当時お付き合いのあったネッ友様にお借りして読みました。 しかし、ドS攻め様はむしろ大好きな方な私が、これだけはどうしてもダメで(^^ゞ 続きを買うなんて考えもしなかったのですが、単発と思い込んで買った「キズアト」を買ってしまったのが運の月?(笑) ただ、ここで一応智哉が思い出せないでいた泉との大事な記憶を全て思い出したという流れで、同居をするようになったところまでが描かれていたし、次が別カプのサイドストーリーだったので、続きが出るとは思わなくてビックリ☆。 しかしまぁ、ここで初登場となる智哉の父登場で、どうしても付きものの後継ぎには結婚を!⇒見合い話⇒当然、男の恋人は邪魔!⇒追い込んで別れさせようとする とまぁ、王道な展開になるわけです。 しかし、本来は泉に知られる事なく裏でなんとか処理しようと考えていた智哉でしたが、泉がどうしても智哉の誕生日プレゼントを買いたくてバイトをしていたそのバイトの関係で智哉父と会ってしまっただけでなく、見合いの話まで泉の耳に入っちゃってややこしくなっちゃったという内容。 もう、追い詰められて追い詰められて。 最終的には愛人でもイイから!とまで泉に言わせるも、当然、完全に目の前から姿を消せ!状態。 そこに根回しを完璧に済ませた智哉が現れ、さらには2人の恋を応援している智哉の悪友(これがまた揃いも揃ってドS顔/爆)も駆けつけて・・・ 智哉父が最後には折れるという形でハッピーエンド。 いや、もしかしたら今後、智哉父もいっそ泉を狙いそうな勢いで(^^ゞ まぁ、展開はすっかり読めてる内容でしたけど、それなりに楽しめました。 あ!でも、この方の作品にしてはHシーンは少ない方だったかも。 島さん・・・この方は割に筆が早い方な方らしく、割に待たずに新作が読めるのはありがたいのですが、 大人の事情なのでしょうか? それとも、こういう風にしか描けなくなってしまったのか? 多分、前者だと思うのですが、さすがにここ数作品、絵が雑。 もうちょっと間を開けてもイイから、せっかく素敵絵を描かれる作家様なので、以前のように丁寧に描いて頂けるとありがたいのですが。 それと、逆に単発モノを描いて欲しいかも。 シリーズモノはそれとして待ち遠しくはしていますが、話が動くわけじゃないし。 既に四男以外は全員恋人と上手くいってるわけですから、多少新キャラを出して引っかきまわしてみても、着地点は見えているので、それならばたまに箸休めじゃないですが、別のお話も読んでみたいですね~。 確か、一番最近な単発モノが↑これ これも本当に久しぶりでしたからね~。 しかも、この攻め様、私の中では初かもしれないくらいSじゃなくてワンコ攻めだったんですよね。 これは新鮮だったものな~・・・ あくまで1パターンで攻めるというのも「アリ」だとは思いますが、人気のある作家様なだけに、シリーズモノにばかり頼らず(多分、出版社の方から何かしら圧力がかかるのでしょうが)、島さんのいろんな引き出しを見てみたいです。 ↑よろしければ1クリックお願いします 励みになります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.10 00:23:01
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