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2014.04.29
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カテゴリ:ハイキュー!!
ハイキュー!! 第4話 「頂の景色」


「だから俺にトス持って来い!」

いよいよ始まった対抗試合
日向の前に立ちはだかる高い壁・月島。
果たして日向と影山は勝利できるのか?

そして今回、OPの意味が1つわかります。


あらすじはコチラ






音駒高校の黒尾と孤爪、夜久のキャストが発表になりましたね。

黒尾・・・中村悠一さん
孤爪・・・梶裕貴さん
夜久・・・立花慎之介さん


登場回が楽しみです\(^o^)/




月島達の方にはなんと澤村が入る事となった。
すると、また聞こえるように田中さんとチビ(日向)のどっちを潰した方がイイかと澤村に話しかける月島。
しかし、今こうして改めてこのシーンを見ると、フツーなら月島を止めても良さそうですよね!主将として。
でも、苦笑とちょっとの注意だけで済ませたのは、1年生達の人となりを見たかった・・って事なんでしょうか?(^^ゞ

「家来たちに見放されて一人ぼっちになっちゃった王様が見物ですよね」

それは、冒頭の影山の悪夢に繋がってるわけで・・・。

「すり潰すっ!」

でも、雰囲気が悪くなった空気を吹き飛ばしたのが 田中の言葉と顔(笑)
しかし、それは日向や影山の事というより、自分を潰すと言った月島の言葉に対して?(^^ゞ



「田中、煽ったのは失敗だったかもね」

絶好調☆ いつもよりパワフルにスパイクを決めていく田中。
裏目に出たと舌打ちする月島。

「俺だって俺だってトスが上がるんだ!記念すべき高校の試合一発目!!」

後に続けとばかりにジャンプする日向。
そのジャンプ力はマネージャーの清水が驚いたほど。
しかし・・・月島のブロックに阻まれる。
次も。また次も。

あの中学の試合の時のような高い壁がここにも!

「ほんの30cm身長があればスーパースターだったかもね」

努力とかでは如何ともしがたい部分を突いて来る月島。


「ブロックにかかりっきりだよ!王様のトス、やればイイじゃん!」

敵ばかりではなく味方まで置いてけぼりにするトス・・?
それに対し、影山は速い攻撃なんか使わなくてもまとめて点を取ってやる!!
得意のジャンプサーブを繰り出すが、影山は澤村の実力をここで思い知る事に。

仲間も認める安定性のあるレシーブで、守備力は半端無い。

「簡単に崩せると思うなよ」


「王様のトスってなんだ」
「君、コイツがなんで「王様」って呼ばれてるか知らないの?」

日向は他校の選手が付けたあだ名とばかり思っていたが、どうやらこのあだ名を付けたのは身内だったみたいで。
意味は、自己チューな王様。横暴な独裁者。

影山が悪夢まで見る決勝、実はベンチに下げられてしまったというのだ。


決勝の相手のブロックが高く、どうしても止められてしまっていた。
影山としてはチームの勝利を考え、もっと速く飛ぶ事を要求する。
しかし、人間には出来る事と出来ない事があって影山のトスにスパイカーが付いていけない。
そのうえ、励ますどころか要求ばかりの影山に対して鬱憤が溜まり捲っていたのだ。

でも、「ここで終わりたくない」その気持ちは同じはずなのに

「もっと速く動け!もっと高く飛べ!!俺のトスに合わせろ、勝ちたいなら!」

焦りがつい、言っちゃいけない事を言わせた。
しかし、影山の言葉を聞いたチームメイトは・・・第1セットの相手のセットポイントをむかえた時、
影山がトスを上げた先に仲間は誰もいなかった

拒絶

そして当然ながら監督はそんな影山をベンチに下げたのだった。




精神的に揺さぶりをかけてくる月島を止めようとする田中を止める澤村。
多分、影山をもっと知りたいと思った・・・んですよね?>澤村さん

「ああ、そうだ」

今まで黙っていた影山が口を開く。トスを上げた先に誰もいないのは心底恐いと。

「でも、それ中学の話でしょ?」

ここで口を挟んできたのは日向。
何よりもセッターが自分にトスを上げてくれる貴重さと喜びを知っている日向には問題にすらならなかった。

「それより、どうやっておまえをぶち抜くかだけが問題だ!」


「そういう、いかにも純粋でまっすぐな感じ、イラッとする」

そうボソッと呟いた月島。

気合いで身長差は埋まらない
努力で何もかもなんとかなると思ったら大間違い

月島のサーブ⇒田中のレシーブ⇒影山は日向と田中のどっちに上げるか迷う⇒⇒確率で田中へ上げようと決める

「影山っ!」

しかし、ここで突然大きな声で日向が呼び、既にスパイク体制に入っていた。

「いるぞ!」

仲間がいなかったら・・・影山の不安を吹き飛ばすような言葉。
思わず反応して日向にトスを出す。

結果は半空振りでアウト。

「でも、ちゃんとボールきた!!
どんなトスだってありがたーいトスなんだ!!」


どんなトスだって飛ぶ!と宣言すると、

「だから俺にトス持って来い!」

そう。ここで驚くべきは日向ではなく、最初田中さんに出すつもりだったトスをあの一瞬で日向に変えたのに、実に正確に上げられた影山の高い技術なんですよね。
同じセッターとして目を見張る菅原。


「おまえら、クイック使えるのか?」

しかし、クイックがどんなものかも知らない日向は、どんなトスでも打ってみせると豪語。
ってか、こりゃ、ほとんど素人に近いものがありますなぁ(^^ゞ


「合わせた事もないのに無理だろ」

影山の辞書の中に「無理」という言葉があったのにショックを受ける日向(笑)
でも、この時の飛雄ちゃん、ちょっとテレてるよね?(腐っ)

「そんな弱気なの気持ち悪い!」



「君、明らかにスパイカーに向いてないでしょ」

相変わらず影山だけじゃなく日向にも精神的揺さぶりを続ける月島。
田中は当然怒り心頭ですが、またも澤村が止めます。

「確かに。中学の時も今も飛んでも飛んでもブロックに止められてばっかだ」

日向だってバレーボールに高さが必要なのはわかっている。
それでも、あの日テレビで見た「小さな巨人」

「あんな風になりたいって思っちゃったんだよ」

だから、「不利」も「不向き」も関係無いと。
中学の試合の時も。今も。日向の望みはただ一つ。


だが、その言葉はあの決勝戦でベンチに下げられた時の影山の気持ちと全く同じ。


「「嫌だ!まだコートに立っていたい」」


この共通した思いが影山の心を動かします。

「スパイカーの前の壁を切り開く その為のセッターだ!」


「「とりあえずやってみます!」」

しかし、やっぱりぶっつけ本番というのは甘くなくて(^^ゞ
どうしてもタイミングが合わない2人。


「影山っ!」

ここでたまらず声をかけてきたのは菅原。

「日向のそのすばしっこさっていう武器、おまえのトスが殺しちゃってるんじゃないの?
もっと日向の持ち味っていうか、才能をもっと上手く使ってやれるんじゃないの?」


あの時、初めて影山を見て、そのトスセンスにビビッたと話し出す菅原。
ここでも澤村さんは全部吐き出させようと田中を止めます。

「仲間の事が見えない筈が無い!」



「おまえの能力、俺が全部使ってみせる!」

日向の運動神経が羨ましい!だからこそ、宝の持ち腐れ状態で腹立たしかったと告白し、改めて宣言する。

日向に影山が合わせてトスを出したら・・・それをやると言う。
今の日向の全てで飛べと。自分のトスは見なくてイイと。

何を言ってるのかわからない。それでも頷く日向。


それからの影山の集中は傍目から見ても物凄かった。
そして全てを観察し、考え、そしてドンピシャのタイミングと角度で日向にトスを上げてみせたのだ。
吸い込まれるように決まる日向のスパイク。

しかし、ここで驚くべき事実を知る。
なんと!日向は目を瞑ったままでスパイクを打ったのだ。

これがOPで目を瞑ったままボールを打ってた日向に繋がるわけですね~(^^)


こんなにも影山を信じられる日向!
いや、実際は信頼とは違うのでしょうけど、言われるままにボールを見ないなんて!(驚)

「100%信じるなんて出来るか、フツー!」
「信じる以外の方法わかんねーもん!」



今までの日向の頑張りと身体能力を見てきた影山は、自分のトスを生かせる選手を見つけた。

「次も信じて飛べ!」

その言葉に大きく頷く日向。
しかし、そう簡単に行くはずも無く、周りはまぐれだったかと思い始める。
それでも、菅原だけは影山のトスの精度が上がってる事は感じ取っていた。
そして影山も日向に合わせる難しさを「面白い」と感じ始めていた。


「他人を100%信じるなんて、そう出来る事じゃないもんな。
しかも、因縁の相手なのにな」


澤村も感心する日向の行動。


その日向もまた、さっきの一打があるから。その感触が残っているから信じられる。続けられる。
しかし、どうせまた失敗すると思い込んでいた月島は、田中だけをマークしていた。
なのに、そこに日向が突っ込んできた。
それを見て慌てて山口にブロックにつけと指示を出す月島。
だが、2枚のブロックを見た日向は突然走る方向を変えたのだ。

「(打ち抜けないなら)かわす!」

長身の選手より高さが劣るなら、1cmを1mmを1秒でも速くてっぺんへ飛ぶ!!

なんと!ここで移動攻撃☆

それを見た影山がドンピシャでトスを上げる。
月島の裏をかいた日向の攻撃は、一瞬早く月島にブロックを許さず相手コートに突き刺さった。

『高い高い壁 その向こうはどんな眺めだろうか?』

自分1人では決して見る事が出来ない景色。
ボールを打った日向は初めてその頂の景色を目にする。





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Last updated  2014.06.18 16:04:33
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