SOLILOQUY

残響のテロル　第2話「CALL＆RESPONSE」


「戻って来い！柴崎！！」」


あらすじはコチラ




ちょっとゾクゾクしてます。
新編集版のコパスと合わせて重めで濃密な１時間半ですが、とても見ごたえありますね。
ただ、先週ちょっと各時間が取れなかったので、遅まきながらですが感想など。






『もう、戻れないよ』

「死」か「共犯者」かーーー

死から逃れたいばかりに「共犯者」を選択したリサ。


「貴女は私から逃げようとしているのね？」

第１話でのリサの携帯に大量の連絡を入れてきたリサの母。
なんか夫がいなくなったのか？離婚したのか？
とにかく精神的に病んでいるのか言動が心配の域を越えている感じ。



捜査一課長・倉橋が中心となって今回のテロ事件を扱っている。
まだまだ謎だらけ。
そんな中、今までのテロ事件で例を見ない爆弾（火薬と違って入手しやすい物で爆破ではなくまずテルミット反応で柱等を溶かし、反応したスプリンクラーの水で水蒸気爆発を起こさせた）
１つ解せないといえば、１つだけＴＮＴ爆弾を使用した事。


「ＶＯＮ」

犯人の手書きによる文字
他の者にはわからないが、倉橋だけは顔色がサッと変わる。

そしてもう一人・・・島田部長もこの文字の意味を理解していた。

「あの事件ともし関連があれば　この国はパニックに陥る」



そんな会議の間にも着々と何かをやっているナインとツヴァイ

「なんで共犯って言葉を使ったの？」

口封じと答えるナイン

そしてジャンケンでどちらが実行犯になるかを決める２人。
ナインが蕎麦屋のような格好で爆弾？を仕掛けた出前箱を乗せたバイクに跨る。
行き先はなんと警察
周りは警官ばかりだというのに自然に中に入り込み、そして誰も彼を気にも留めていない。
難なく７Ｆの給湯室に出前箱を置いて去っていく。



そしてスピンクスからの新着動画が。
２度目の爆破予告
警察へなぞなぞ　「最初は２本足　次に４本足　最後は３本足　これなーに？」


スフィンクスではなくわざわざギリシャ語読みの「スピンクス」で声明を出している２人組。
オイディプス王の神話の中に出てくる怪物
それを調べた倉橋は、オイディプス王の神話を話して聞かせる。

そして同じようにオイディプス王の神話を読んでいたミサ

「なに読んでるの？」

そんな彼女に声をかけたのはツヴァイ

「私を・・見張ってるの？」

しかし、その問いには答えずコーラを使った悪戯をして笑いながら外に出て行ってしまう。
慌てて追いかけるミサ。



スピンクスと対決するオイディプス
そしてスピンクスが出した問いは今回の犯行声明中のなぞなぞと酷似していた。
だがそれだけではわからない。
４－２－３を住所ではないかと考えた警察は、ＤＮＡ研究所を敵のターゲットと考え向かう。


「柴崎か」

部下と共にＤＮＡ研究所に向かった倉橋に電話が入る。
爆弾犯の謎かけについての考えを伝える為だった。

「おまえは変わらんなぁ」

「それは２つあるなぞなぞの片方の考えだ」

オイディプス神話までは同じだったが、そこから先が柴崎は違った。
２つあるなぞなぞのもう片方は２－４－３の数列だと言うのだ。

「答えはオイディプス自身だ」

最初は人間⇒父を殺し母と交わった事で獣道に堕ちる（獣＝４本足）⇒盲目となり杖をついて歩いたので３本
そして犯人達は「特に警察に」と言った。



必死に走るミサはやっと横断歩道の所でツヴァイに追い付く。

「アンタは共犯者だけど、仲間じゃない」

追い付いた彼女にそう言い放ったツヴァイ。



狙われているのが警察だとしたら・・・住所にこの数列が該当する都内の警察は・・・六本木警察署

そして柴崎が告げた頃、ナインは爆破の為の電話番号を押す


「だからチクったりしたらアンタを殺すよ」

信号（赤⇒緑）爆弾（緑⇒赤）が同時に変わり大爆発を起こす六本木警察署

「遅かったか・・・」

そう言って悔しがる柴崎に倉橋は言う
本来なら明かせない話。しかし、半年前に青森の施設からプルトニウムが強奪され、その場に残された文字が「ＶＯＮ」
そして今回の都庁の爆破跡から、「ＶＯＮ」の文字が見つかった事を。

「どうやらこいつ等は本気でこの国に戦いを挑む気らしい
戻って来い！柴崎！！」




意外に恐いのはナインじゃなくツヴァイな気がしてきました(^^ゞ

信号が赤から緑に変わるのと同時に爆弾が緑から赤に変わって大爆発という流れがゾクっとしましたね。
そしてナイン達のなぞなぞは解けなかった大人達（＝警察）
でも、ここでやっとナイン達に対抗出来そうな大人＝柴崎がやっと表舞台に引っ張り出されて面白くなってきました！！

そしてナインの言う「早く出て来い」とは誰なのか？






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