進撃の巨人 第1話「二千年後の君へ」
進撃の巨人 第1話「二千年後の君へ」その日、人類は思い出した奴らに支配されていた恐怖を今期アニメ第8弾です公式HPより四方を50mを超える壁に囲まれた街・シガンシナ地区。人々は壁の外の巨人から自分たちを守るため、この巨大な壁を作りあげたのだった。外の世界に憧れる 少年・エレンと、彼のよき相談相手であるミカサは、壁の中で平和な時を過ごしていた。そんなある日、壁の外を探索に行った調査兵団が、この町に帰還するの を知る。調査兵団を“英雄”と呼ぶエレンが見たのは……。恒例のキャスト貼りエレン・イェーガー:梶裕貴ミカサ・アッカーマン:石川由依アルミン・アルレルト:井上麻里奈アニ・レオンハート:嶋村侑ジャン・キルシュタイン:谷山紀章マルコ・ボット:逢坂良太コニー・スプリンガー:下野紘サシャ・ブラウス:小林ゆうクリスタ・レンズ:三上枝織原作は未読です。もう、とにかくいろいろビックリアニメでした。寝る前に見るのはかなり恐いーっ!!CMはよく目にしていたんですが、未読故にこの巨人は人類の味方?敵?みたいなのんびりした捉え方をしていて(笑)また映像が素晴らし過ぎて尚恐い(^^ゞそして本編もすごいのだが、特に私は素晴らしい!と目を見張ってしまったのがOPの映像と音楽が作り出す世界観。途中、歌詞が映像の中に盛り込まれていたり、コミックスだろうか?が混ざっていたり。その辺も素晴らしいのですが、特にラスト近くのエレン達が一斉に飛び上がり~からの巨人に攻撃しようとするシーンはゾクゾクっとしてしまいました。その日、人類は思い出した奴らに支配されていた恐怖を鳥かごに囲われていた屈辱をーーー調査兵団が巨人と戦っている。相手は一体。やっつけて、ここを塀外拠点にしようと頑張っている。「人類の力を思い知れっ!」塀の内側に人類は住んでいる。綺麗な花々・・・それが突然血に染まる。出現した巨人たちに次々殺されていく人々。そんな夢にエレンは飛び起きる。彼の目の前にはミカサの姿が。「スッゲェ長い夢を見てた気がするんだけど・・・」なぜ、ミカサが自分の目の前にいるのか?全く状況を把握できていないエレン。しかし、さっき見た夢の内容が思い出せない。帰ろうと薪を背負ったミカサが振り返ると「どうして泣いているの?」彼の目には涙が。845年 シガンシナ区街をグルッと囲んでいる高さ50mの壁。その外には巨人たちがウヨウヨしている。しかし、中には入って来られない。薪を背負って戻ってきたエレンに話しかけてきたのは駐屯兵団のハンネス。今日は門兵をしているという割に昼間から酒を煽っている状態。「そんなんでいざって時に戦えんの?」「奴ら」が壁を壊して中に入ってきたら・・・しかし、この100年、一度もなかった事だっただけに誰も真剣に考えていない。ハンネスもエレンの父・グリシャ・イェーガーもそう言ってると言うと、昔助けられた恩もあって多少真面目に取り合ってくれたが、それでも病気と奴らは違う。あり得ないと否定する。「それじゃ、まるで家畜じゃないか!」そこまで言うと、そこにいる大人たちにガッカリしたようにその場を離れていく。「エレン、調査兵団はやめた方がイイ」ハンネスに怒りを向けるエレンは調査兵団を尊敬し、自分も入りたいと思っている。調査兵団とは唯一壁外に遠征する兵団の事。すると、街中に響く鐘の音。調査兵団の帰還を知らせるものだった。嬉しそうに彼らの雄姿を見るべく走り出すエレン。ところが、息子の姿が見えないと行列の中に割って入った老婆の声で、エレンは我にかえる。調査兵団のほとんどが怪我人ばかりで、ギリギリで逃げ帰ってきたのがわかったからだ。そしてその息子も残っていたのは右腕の肘から下の部分だけだった。「息子は役に立ったんですよね?息子の死は人類の・・反撃の糧になったんですよね?」涙を流しながらそう言う彼女に、最初はイエスと言うつもりで口を開いた団長だったが・・・、「今回も・・・何の成果も得られませんでしたー!!」本人達が一番悔しいだろうのに。それでも、自分を無能と言い、彼らの正体すら掴めず戻ってきた事を謝る団長。そしてそんな彼らを街の人々はあれこれ言う。これではただ奴らに餌を与えているようなものじゃないかと。そんな心無い言い方をする人々がエレンは許せなくて。「エレン、調査兵団に入りたいって気持ちは変わった?」頭に血を上らせている彼を放り投げたミカサは改めてそう問う。それには答えず、薪を拾って家へと帰る。家にはエレンの両親が待っていた。食事の最中、ミカサはエレンが調査兵団に入りたいと考えているとパラしてしまう。「どうして外に出たいんだ?」「知りたいんだ!外の世界がどうなっているのか」ここで誰も続く人がいなかったら、今までに死んだ人たちの命が無駄になる!と。激しく反対する母と、冷静に息子と向き合ってくれた父と。それだけでなく、父・グリシャは仕事に行くと家を出る前、「帰ったら、ずっと秘密にしていた地下室を見せてやろう」鍵を見せ、そう約束して出ていく父に、エレンは興奮し外まで見送りに出て手を振った。「ミカサ、あの子はだいぶ危なっかしいから、困った時は2人で助け合うんだよ!」しかし、あくまで母は大反対。しかし、全く言う事をきかないエレンをミカサに託す。アルミンが異端者呼ばわりされて3人の少年たちに苛められていた。割って入ろうとするエレン。しかし、エレンの背後にミカサの姿を見た3人組はさっさと退散してしまう。「外の世界に行くべきだって言ったら殴られた。異端だって」苛められていた理由を話すアルミン。同じ思考の2人。しかし、100年この平和が守られてきた為、下手に外に興味を持ち、門から奴らが侵入してくるのを避けねばならない為、外に興味を持つ事自体禁じられているのだ。「絶対ダメ!」ミカサもあくまでも反対の姿勢を崩さない。でも、エレンもアルミンもこの塀の内にいる間は未来永劫安全とは考えていない。でも、他の人たちはそうだと信じている。「今日壊されない保証なんてどこにもないのに」突然、それまで吹いていた風が止むそして突然の衝撃が!現場を見ようと駆け出すと、そこにはありえない・・いや、あってはならない光景が目に飛び込んでくる。爆発が起こった塀に手がかかっている。50mある筈の壁。100年間、今までどの奴らだってそれを越えられなかった筈。なのにそこに手がかかっている。そして塀から顔を出した一体の「奴ら」奴らの中でもひときわデカイ巨人が壁を壊し始めたのだ!塀を壊した衝撃だけで建物が次々破壊され、人々が吹っ飛んでいく。壊され飛んできた塀の欠片に潰され死んでいく者も。そして壊されたところから奴らが次々に入ってくる。塀の中は大パニックになった。エレンは家にいる筈の母を助けるべく家へと走り出す。ミカサも共に。あれだけ外へと言っていた筈のアルミンは恐怖で手が震え、足が動かない。「もうダメなんだ・・この街は無数の巨人に占領される!」必死に家に辿り着いたエレンとミカサ。しかし、そこには家の柱に挟まれて動けない母の姿が!必死に柱をどかして母を助けようとする。しかし、重くて動かない。自分は足を潰されていて一緒に逃げられないから、2人で逃げなさいと言う。でも、おぶって走るから!と助けるのをやめようとしない。でも巨人はもう目の前だった。「最後くらい言う事をきいてよ!!」そこに現れたハンネス彼に子供たちを託すカルラ。最初は巨人を殺すつもりで突っ込んでいったハンネスだったが、巨人と目があった時、無理と悟った。そして来た道を戻り、泣き叫ぶエレンとミカサを担いでその場から逃走する道を選ぶ。暴れるエレンと、子供たちを助けて貰えた安堵の表情のカルラと。「エレン!ミカサ!生き延びるのよ!!」必死に手を伸ばし合う親と子しかし、次の瞬間・・・「やめろぉぉー!!」巨人がカルラを見つけ、瓦礫から引きずり出した。そして身体を引き千切り、そのまま喰ってしまったのだ。その一部始終をハンネスの肩から見ていたエレンとミカサ母の血が風に舞うもう、衝撃の第1話でしたね。また骨格標本みたいな巨人と、それ以上に人間そっくりな表情を持つもう少し小柄な巨人の笑顔なんか寝る前に見ちゃマズイ気がするほど恐かったです。でも、この恐怖と衝撃も丁寧なアニメ作りがさらに盛り上げたからじゃないかと。この作品への愛を感じました。アニメ化されて大成功なんじゃないかと断言したくなるクォリティの高さでした。母を殺されて、復讐を誓う事になるらしいエレン。そして彼を取り巻く兵団のみんなと巨人の激しい戦いが繰り広げていく事になるわけですが、非常に興味が出てきました。人間にはかなり不利な戦いになりそうですが、その中で、どう逞しくなっていくのか?どう戦うのか?そして巨人はどうして生まれここにやってきたのかなど、展開が興味津々です。ミラーブログURL http://84446692.at.webry.info/201304/article_16.html ←よろしければ1クリックお願いします 進撃の巨人 新品 1~10巻セット 全巻セット