××××のPost California Life in Tokyo

全871件 (871件中 651-700件目)

< 1 ... 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 >

• 簡単にここ数日間のことを

  おお、火曜から書いていないのか…すみません、忙しくしています。火曜・水曜・木曜の昼まで、とテスト対策に明け暮れていました。頭はクタクタで、正直何も頭に入らない状態。でも、何かしないと不安なので一生懸命勉強を続ける努力をしました。木曜の国際経済学のテストが終わったら、疲れがどっと出てきました。勉強から解放されたという気持ちはあまり強くなく、どちらかというと「とにかく休みたい」という気持ちのみ。しかし、うちでじっとしているのも気持ち悪いんです。せっかく友達が外で飲んでいるのにうちで1人でいるのは寂しい…ですから、木曜の夜には飲みに行ったのですが、9時ごろにはかなり出来上がってしまいました(苦笑)。金曜もそんなのの続き。卒業生用のレセプションに参加しては飲み、別のところへ行っては飲み、でも実は胃が痛くてあまり量を飲めなかった、という日本のはしご酒みたいなことをしました。土曜は卒業式。ちょっと長くて形式ばっていたのですが、まあ良かったんではないでしょうか。ただ今アパートで休憩中。このブログを書き終えた時点で、また外へ行ってきます。卒業した連中にCongradulation!というために。お酒は控えます。ちょっと意がつらいです。さ

  2005年05月14日

  コメント(0)

• レンタカー

  (5月20日記入)前日の飲みすぎで見事な二日酔い。でも楽しかったからいい。この日は車を借りに行きました。アメリカでレンタカーはそんなに高くないんです。ただし、保険だけは例外ですが。うまくやれば1日70～80ドルで借りられます。あるレンタカー屋へ行ってきたのですが、そこはウィークエンド特別割引価格で提供しています。なんと金曜から月曜まで3泊4日借りて29.99ドル！！！「こりゃ、車を借りて乗り回そうかな」なんて考えました。しかーーーし、そんなうまい話はありません。まず、レンタカー代は割り引いても保険代は割り引きません。当たり前ですよね…。保険は3日分しっかりとられるわけです。全てを100万ドルまでカバーする保険に入ると1日24ドル、3日間で72ドル…。何のための週末特割なんだか。しかも、走っていい距離数に制限があります。1日100マイル(160km)、3日間で300マイル(480km)まで。こう書くとたくさん走れるように見えますが、そこはアメリカ、簡単に300マイルなんて走れるんです。今住んでいるところからサンフランシスコを往復するとおそらく300マイル。ということは車を返せないなんて悲劇も。レンタカー屋は一生懸命600マイルまで制限距離を上げるプランを勧めたのですが、そのためには1日5ドル、3日間で15ドル余分に払わなければならない。もう保険代で一杯一杯ですから300マイル制限で我慢したわけです。まあ、私の自宅とレンタカー屋との間を車で送迎してくれるし、そこそこいい車(日産セントラ、日本で言うとサニー、の1.8ﾘｯﾄﾙ)を借りられたのでいいかな。日曜には春休みに続いてサンノゼへ行き、日本食を買ってきます。さ

  2005年05月13日

  コメント(0)

• 春学期終了

  (5月18日記入)本日春学期が終わりました。国際経済学のテストは思ったよりかなり簡単。何のためにあんなに時間と手間をかけて準備したのか。確実にいい点数を取れると思うのですが、うーん、、、複雑な気持ちです。その後も解放感より疲れ、疲れ、疲れ。そして、夕方には飲みはじめました。2パイントを10分で飲み干し、そしてすっかり酔っ払いです。飲みすぎて10時半には家に帰りました。(自分の記憶のための記入です。内容がなくてすみません。)

  2005年05月12日

  コメント(0)

• あと1日！

  (5月16日月曜記入)残すところあと一日だというのに一杯一杯です。とにかく頭は疲れきっていてきちんと睡眠時間を確保しても疲れが抜けない。活字を追っても集中力に欠け、30分勉強して30分休むという状態。でも、ヤマだったペーパーは書き終わったので、明日のテストなんて楽勝なはずなのだが。ほかの事は全てストップ。車のことは考えるのをやめた。インターンシップについてもやはりテストが終わってから。それから考えることにした。多くの課題を残してしまったクラスメートは死にそう(苦笑)。笑っちゃいけないんだけど、こうやって多くの人が追い詰められている中にいるのは案外楽しい(笑)。開き直りなんだろうな、追い詰められると余裕を持たなきゃならないからね。だから、案外バカなことを色んなところで言っては勉強に戻るという感じ。あー、、、疲れた。早くテストを終わらせて日本に帰ろう。さ

  2005年05月11日

  コメント(2)

• プレゼンと制限時間

  (5月15日日曜に記入)もう火曜はクタクタでした。まず朝一番のプレゼンがグタグタ。途中頭の中が真っ白になり、プレゼンの最中に空白が出来る始末。しかも所定時間をオーバーするし…。先生が優しい人だからよかったものの…それにしても、何もわからない人の前でプレゼンをするというのは難しい…。前提となる知識を説明し、しかもある程度突っ込んだ話しもしなければならない。バックグラウンドを説明しすぎると聞いている側は飽きるし、十分に説明がないと話を理解できない。これは至難の業です。それから、ようやく少しわかってきたのですが、英語で1文を言い終わるのに15秒、2文で30秒かかります。ネイティブではないので喋る速度は遅いし、プレゼン用にゆっくり話します。ですから、上記のような時間がかかる。とすると、通常授業で行うようなプレゼンは10分から20分ぐらいですから、1つのことを1～2センテンスで説明しないと、核心に話を持っていくことは出来ません。「For example,」なんて前提の説明で話をしたらもうプレゼンは失敗です。てなことを疲れ果てた頭で考え続けました。そのあとは国際経済学のテスト勉強を続けていました。あー、疲れた。さ

  2005年05月10日

  コメント(2)

• 一安心、のツケ

  先週で大きなペーパーに一区切りをつけ、一安心しました。そのため、国際経済学のテスト勉強に集中できず、授業の資料を片手に「勉強する気がないなあ。間に合いそうだし。」と感じるばかり。しかし、試験まで残りあと3日になったというのに、テストに出るであろうリーディングをまだ読み終えていない…残り2日というスケジュールが見えた月曜の夜にようやく勉強のペースが上がってきました。なかなか人間心理が表れていますねえ。車の件は白紙に近くなっちゃいました。先方の条件がかなり厳しいので、金銭的に折り合わないと思います。こっちは「修理すべき箇所はきちんと修理してくれ」。向こうは「古いんだからあまり期待するな」。端的に表現すればそんな感じ。修理しないでいつ壊れるかわからない恐怖におびえながら車に乗るのは難しいです。こうやって車購入について交渉を進めるうちに、また国による文化や考え方の差、日本流の良いところがわかってきました。そのうちまとめます。それにしても、メーカーや商社の人たちはよく海外で取引をするよなあ。海外で仕事をする苦労って今の僕には想像がつかないよ。基本的に日本国内より難しい、はず。そんな人たちを尊敬します、ほんと。さ

  2005年05月09日

  コメント(0)

• また疲れ果てる

  朝掃除を終え、昼近くから勉強開始。国際経済学のテストが最後の大きな山なのだが、テスト日程が木曜日のため切迫感がない。なんとなくダラダラと勉強をしているが、疲れはたまる。夕方うちに帰ってきたら突如強い眠気が襲ってきた。「仕方がない、ゆっくり休みを取ってからにしよう」と思い、ベットで横になる。と、夢の中で、「中国元改革について賛成論・反対論はそれぞれこうだ！！！」と誰かに力説している。ちなみに、中国元については国際通貨についての大きなテーマ。確実にテストに出る。力説して、疲れて目が覚めた(苦笑)。さすがに「かなり疲れが来ている」と思い、勉強のペースをぐっと減らす。夕食後は全くやらず、さっき30分ぐらい見直して終わり。さてさて、残り3日しかないけど大丈夫かなあ、テスト。いまいち緊張感に欠けているので、必死に自分の尻をたたいている。だから資料に目は通しているけど、本当に解答できるのだろうか？？？さ

  2005年05月08日

  コメント(0)

• 車はどうなる　その3

  実は昨晩は卒業する学生にとって最後のダンスパーティーでした。僕は卒業するわけではないのですが、当然のように参加(笑)。楽しみましたよ。心配性な性格が良いほうに出て、大きなペーパーがほぼ終わり、あとは一発期末試験を残すのみなんです。他の人間はいくつものペーパーに追われ、疲れた顔をしています。しかし、僕は「余裕」の飲み会参加(本当は「期末試験対策がまだ進んでいない…」って今日気付いたのですが…）。楽しみました。さて、二日酔いの体を何とか動かし、試験対策を始めた僕ですが、やはり何と言っても車が気になる。昨日の日記に書いたように、「本当にこれを乗っても大丈夫なのかいな?」という気持ちで一杯になってしまったものだから、その気持ちの整理に時間が必要です。まずは非常にありがたいことに、車探しの相談に乗ってもらっている友人からメールが。「月曜にもう一度修理をする際にいくらどういう料金がかかるのか聞いてあげるから」と。とにかく、「修理工の人の英語がわからない」「車の技術的なことについて全くわからない」「個人売買の交渉方法がわからない」と見事にわからないごと尽くし。しかし、彼は気を遣って修理工に見積もりを聞いてくれるとのこと。彼はアメリカ人ですが日本語も喋ります。学期末の忙しい時期でありながらこの心配り。彼は日本人ですね。うれしい限りです。そして、もう1人、東京にいるうちの父にTEL。うちの父はよくわかっている。実は僕は予算を1000ドルぐらい上げてもらおうと思っていました。しかし、「たかだか3～4年新しくなっても、10年走ればどの車も同じ。故障する可能性はある。」「お前の場合、残り1年間その車が走れば良い。だから、修理屋さんに『あと一年間はもちますかねえ?』と聞いてみれば良い。大丈夫そうだったら値段が安い車でも大丈夫。」と明確な答え。確かに、言われてみればそうかな。とにかく、学校の友人の協力と父の助言とでなんとか車については落ち着きを取り戻しました。そして、その後は試験勉強をしていました。まだまだ結論は出ませんが、また続きは後ほど。さ

  2005年05月07日

  コメント(0)

• 車、続報…

  実は今日、ある友人の車を修理工に持っていきました。アメリカでは個人売買で中古車を買うとき、メカニックに車を見てもらうのが通常です。で、車を持っていったのですが、、、、、さすがにボロでした。91年の車ですからねえ。日本じゃ売っているのだろうか、とも思うのですが…そのメカニックによると、修理費を全部かけると900ドルぐらいしてしまう。しかも、僕があと1年滞在する間、果たしてもってくれるのだろうか、、、とりあえず、売主には「もう少し時間をくれ」と返答。向こうは「急かしたくないけど、別の買主を探すかもしれない」という返事。しかたがない。学校に戻って日本人学生と話をすると、古い車は「命にかかわる」ので慎重に購入を考えたほうが良い、とのこと。その人は高速道路でエンジンが急に止まったため、サイドブレーキとギアチェンジをうまく使って高速の端にうまく止めて難を乗り切った、という経歴の持ち主。そりゃー、、、そんな話を聞けば引くわな。ここで、頭が真っ白…さて、どうしよう…お金を払えば良い車は買えます。しかし、あと1年しか滞在しないし、毎日車に乗って通学するわけでもない。週末の買い物と、ちょっとした気分転換のために出かける自由がほしい、それが本音です。だから、あまり金をかけたくない。金をかけても元が取れるとも思えない。もちろん、お金をいくらでも使えればお金を払って解決すべき問題。ここが親の金でアメリカにいる留学生の厳しいところです。さて、車のことは頭の片隅に追いやり、残り1週間を乗り切らないと。さ

  2005年05月06日

  コメント(0)

• 都会ｖｓ地方：イギリスも

  (5月3日火曜日分もさっきアップしたので、ぜひ読んでくださいね)さて、英国総選挙が終わりました。現段階で646議席中618議席が確定（BBCのウェブサイトによるhttp://news.bbc.co.uk/1/shared/vote2005/flash_map/html/map05.stm）労働党が353議席を獲得(47議席減)保守党は194議席を獲得(33議席増)自由民主党は59議席を獲得(11議席増)その他が12議席を獲得(ウェールズやスコットランドの地元の政党など)です。見事に労働党が過半数を獲得したので、英国は変わらないのでしょう。特にイラクなどの外交政策については今までどおりなんだと思います。この労働党の議席減をどう評価すれば良いのかはよくわかりません。ブレア政権が長期政権になることへの不満か、国内政治への不満か、あまりないだろうけど外交政策への不満か。個々の選挙区をみればその地域での勢力図の入れ替わり等がもっとはっきりするのでしょう。しかし、あまりにも僕は知らない(苦笑)。そのうちBBCやエコノミストでヒントを見つけてきます。ところで、一つ思ったこと。それはイギリスも「都会ｖｓ地方」の図式があるのではないか?ということです。上記のBBCのサイトを見ると各政党ごとに色分けされた地図が出てきます。保守党が獲得したことを示す青い部分がかなり大きいので「あれ、保守党圧勝?」と錯覚するほど。しかし、地図を拡大してみると面積の大きな選挙区で保守党が勝ち、面積の小さな選挙区では労働党や自民党が勝っている。すなわち、田舎＝保守党都会＝労働党（もしくはたまーに自民党）という図式になっている気がします。少なくとも日本とアメリカでは、都会では比較的リベラルな政党が勝っていますね。東京における民主党の強さがそうだし、アメリカにおいてはカリフォルニアや北東部の州では民主党が強い。日本よりもっとはっきりしています。これって当然な気がします。都会と地方ってインフラや人口、産業があまりに異なる。その違いが選挙民の嗜好に出てくるわけです。都会は基本的なインフラが整い、ある程度産業もあるわけですから、衣食住の他の政策も論点になる。外交であったり、人権であったり。また、日本であれば人と人との結びつきが少ないので「今までのお付き合いで○○党」なんてことがあまりない。一方地方では、基本的なインフラや産業が必要。農業や漁業をやっている人はその産業を保護してくれる政治家を選ぶ。例えば、中央からお金を持ってきてその産業を保護してくれる人、とか。しかし、一次産業って今じゃ少数派。都会の人がほしい政策と対立することが往々にしてあります。それに、日本ならば地元に根付いている政党や政治家を選びますよ。政策論を抜きにして。それはとてもよく理解できます。どこの馬の骨だかわからない人を選ばないのは人間心理として当然だと思います。上記の都会VS地方(田舎)って別にある特定の国に限ったことではないのでしょう。今回の英国総選挙を見てそう感じました。BBCの地図に教えられたと思います。他の先進諸国にも当てはまる事情なのだと思いました。ただし、イギリス特有の事情をさっぱり知らないものだから、単純に「都会対田舎」とくくってしまうのは危険。他にもその地域特有の事情って結構ありますからねえ。さて、本当のところはどうなんでしょうか。さ

  2005年05月05日

  コメント(2)

• 国際政治を見たいけど、時間がない

  うちの学校はただ今学期末に向けてペーパーや試験の真っ最中です。すっかり友人とおしゃべりをする時間が減ってしまいましたが、僕は比較的スムーズに課題を終わらせました。心配性で早めに準備を始めたのが功を奏した、ということです。本当はいくつか面白い国際ニュースが流れているのですが、全然追いかけられていません。近いところではイギリス総選挙。台湾の動きも見逃せません。うちの学校にいると、NPTについてはどうしても気になってしまいます。NPT（核拡散防止条約）の見直し会議については、うちの学校が得意としている分野なので、是非本当は詳細まで調べてみたいのですが、なかなか時間がありません。NPTについてはどういう落としどころを狙っているのか、正直勉強不足でよくわかりません。こっちの安全保障学では核軍縮という概念すらあまり聞かなくなっているようです。核も必要悪だ、ということです。さてさて、どうなるでしょうか。今月末にある程度の結論が出る予定です。北朝鮮の巡航ミサイルの実験については、日本のマスコミのほうが冷静ですね。アメリカは政府・マスコミとも北朝鮮の動きをまともに相手にしすぎるきらいがあります。だから、問題は米国のオーバーリアクション。かるーく無視していれば良いのですが…では。さ

  2005年05月04日

  コメント(0)

• 秘密裏の交渉?(車編1)

  実は今まで秘密裏に（というほど内緒にしていたわけではないかな）車探しを進めてきました。きっかけは何と言っても不便な生活を改善したいこと。近所のスーパーへ行くとき以外はいつも友人に頼んで車に乗せてもらってましたから。和食を買えるようなスーパーは近くにないですし。それから、学校のある町を出て行きたいこと。さすがに24時間365日同じ場所にいると気が狂います。結構重要なのは「自由」を得ること。自分の好きな時間に好きな場所へいけることって大事です。東京近郊では当たり前だと思っていることがこっちではできません。てなわけで、車を買えないか模索し始めました。まずはカリフォルニアの運転免許証が必要です。国際運転免許証では留学生は運転できません。同じような規則は他の州にも多いようです。1ヶ月ほど前に筆記試験をパス。筆記試験は日本語でも受けられるのですが、翻訳が変。意味が不明瞭な場所が多く、結構苦戦。しかもアメリカで特殊な交通ルールもあるし（例えば、スクールバスが止まっているときにどう対応するか、など）。そして、2週間前の金曜日に運転実地試験もパス。さらに、昨日月曜日には免許証が届きました！実地試験を突破した2週間前から本格的に車探しを始めました。卒業を控えている人たちが車を売りたがっています。アメリカは広いので、ここ西海岸から仕事のために東海岸へ行く人たちは、まず西で車を売り新しい勤務地で車を購入します。ですから、安い車は出てくる。学生の「車売りたし」という広告は多い。が、問題は僕の予算。実は車購入は考えていなかったんです。でも知っていたんですよ、西海岸で車がないことは全く自由がないこととイコールだって。でも、今の場所はちょっとだけ違った。あまりに街が小さいので、買い物と食事程度では文句さえつけなければ、車がなくても生活はできてしまう。しかも、大学院での生活が忙しいので外出の機会は限られる。そして、何と言ってもお金。高い授業料と生活費のほとんどを親に出してもらっている手前、「車がほしいの。買って買って！！」なんて言えなかったんです。保険やガソリン代を考えるといい金額になるし。てなわけで、車の購入についてはずっと先延ばしにしていました。しかし、この文の冒頭にあるように、もう限界。2月ごろから親に連絡を取り、一度ブログにも書き(2005年3月1日)他の方に励まされ、レンタカーを借りて車の運転とレンタカーの利便さを確かめ、ようやく「さて、探すか」とおもーーーーい腰を上げたのです。4台ほど車を運転させてもらい、そのうちの1台を金曜にメカニックに持って行きます。購入前の点検、というやつです。しかし、相当古い車。果たして、どれぐらいガタが来ているのか。そして、修理するとしたらいくらかかるのか…結果は今週末に。さ

  2005年05月03日

  コメント(0)

• アメリカ人は本当に議論がうまいのか？

  今夜、久々にグループディスカッションをする機会がありました。国際経済学の宿題について、特に難しい部分を何人かで話し合ったのです。まあ、いつもの通り、皆が勝手なことを一方的に言い張り絶対に自分の主張を引かない。同じ主張を二回、三回、四回、五回と繰り返す。僕はというと、いつもの通り途中で飽きたので、今日は途中で抜けました。だって、最後まで付き合うと労力も時間も無駄。学期末で時間がないのだから。今日の議論は同じ主張を2回聞いたところで「これ以上はムダだ」と感じ取ることが出来ました。なかなか僕も相手を見切るのがうまくなりましたね(笑)。さっき家に帰ってきてふと思いつきました。そういえば「日本人はディベートのやり方を学校で習わないので、アメリカ人に比べて議論が下手」っていう典型的な見方があります。これって本当でしょうか？あくまでもこっちで体験したことだけを前提に書くので間違いがあるかもしれませんが、実際にはアメリカ人も議論がうまいと思いません。人によりけりです。上記の見方って、日本人は欧米の学校に行っても積極的にディスカッションに参加しないことへの批判なのではないかと最近思っています。確かにこの批判は今でも適切だと思います。僕はあまりに日本人が受身なので、授業中いつも苛々しています。少なくともアメリカ文化では学生から学生へのフィードバックを求められています。ですから、先生や他人の意見だけ聞いて良いとこ取りしようとする人(特に日本人を含むアジア人)は基本的に「卑怯」だと思います。しかし、それとアメリカ人が議論がうまいのとは大きく違います。たしかに、一般的にアメリカ人は何でも発言する。しかし、アメリカ人が自分の意見を客観的に見たり他人の意見の何が良いところなのかを検討する訓練を受けているとは思えません。自分が少しでも正しいと思うと、自分の意見をひたすら繰り返し主張する。どうしても白黒つけたいみたいですね。こういう０か１００かをはっきりさせることが好きなのは本当は大きな問題だと思うのですがね。とにかく、多くのアメリカ人はただ単に押しが強いだけです。こんなものはなんら生産的な話し合いではありません。では、何がいったい「生産的なディスカッション」なのか？これって難しい問いですよね。でも、あえて定義すると「いくつかの選択肢を議論し、その選択肢の長所・短所をはっきりさせ、最後にどの選択肢を選ぶか検討する」ことがディスカッションで出来れば理想的でしょう。うちの学校でよく書かされるポリシーメモという奴と同じ構成です。まあ、もちろん現実にはなかなかうまくいきませんけど。特に自分の主張の短所を見つけることは、日本人の謙遜をすることと重なっている気がします。謙遜すれば、「もしかしたら自分が間違えているのではないか？」と考え、では「何が間違えているのか？」と考えることになりますし。（ちょっと言いすぎかな)だから、案外日本人は長所・短所を見つけるのがうまいと思いますよ。ただし、それをうまく言葉に出来ていないだけでね。特に外国語で話すときは。まとめ。アメリカ人と議論するのは気をつけましょう。根拠のない自信で強く出てきます。ちゃんと物事をわかる人と議論するか、ある程度時間を区切って一定時間以上は相手をしないことです。えらく堅い構成の文章になってしまった。さ

  2005年05月02日

  コメント(2)

• 勉強で終わる日曜日

  日曜なのに朝早く目が覚めてしまった。やることは「掃除、洗濯、食器の片付け」という、独り者ならではの通常の仕事。午前中でやっつけて、午後から勉強。明日月曜にプレゼンを控えているので、もう一度書き途中の論文をチェックする。すると、段落と段落とのつなぎの悪さ（つまり、文の組み立てがはっきりしていない）や、自分の主張をサポートする方法が別のあるのではないか、などボロが次々に見つかる。実はここ数日カリフォルニアは天気がいい。昼はTシャツで平気。こんな日にコンピュータールームに閉じこもるのはどうかと思うが、学期末であるし、学生でもある。仕方がない。てなわけで、また少し勉強を進めました。さ

  2005年05月01日

  コメント(0)

• 無知を前提に英国総選挙

  イギリスの総選挙が近いですね♪選挙って好きなんですよねえ。ワクワクするんです。僕は政治が好きなのかなあ、それともちょっと頭がおかしいのかなあ(苦笑)。詳しいことはよくわからないし、もちろん各選挙区事情などもわかりません。しかし、英国総選挙についておそらく起こりそうなこと、それは、外交は選挙を決める争点にならない。です。それどころか、争点にすらならないような気すらします。下記に記した世論調査を見ると。今一生懸命マスコミがイラクについて騒ぎ始めました。ファイナンシャルタイムズもそう。でも、これって「イラク戦争について責任を取れ」というメッセージ込みの記事だという気がします。つまり、お決まりのマスコミが勝手に決める「選挙の争点はこれだ！」という観測記事で、実はまた外れるのではないかと。一つ手元にその僕の予想を支えるものがあります。それはエコノミスト誌に載っていた世論調査。今年の4月7日に書かれた記事です。それによると、「最も重要な論点はどれですか？」という問いに対し、1.NHS（これってNational Health Systemかなんかの略ですかね？健康保険に関するもののようです)　約48％2.犯罪率　約45％3.教育　約41％4.年金　約32％5.税金　約23％6.国際テロリズム　約18％7.欧州　約10％8.公共交通機関　約9％9.イラク　約9％10.利子率　約6％見事です。国際問題が出てくるのは6位のテロリズムですが、これはロンドンなどの治安の問題が大きいと思われます。EUの話がようやく7位。イラクに至っては9位です…。ただし、イギリスの過去の選挙やイギリス人気質、それに労働党ブレア政権への本当の評価を全く知らないので、僕の予測が外れる可能性はあります。でも、よっぽどのことがない限り国内問題と過去2期続いたブレア政権への信任投票なんでしょうね。アメリカ、オーストラリアと続き、この国も国内問題で選挙が決まると思います。（イギリス事情に詳しければ、外交問題は選挙の決定打にならないことを前提に…なんて議論になるんでしょうかね？）さ

  2005年04月30日

  コメント(0)

• 卒業予定の人たちは遊ぶ

  今セメも残り2週間を切りました。僕を含めて大変な思いをしてペーパーを書いているのですが、卒業を控えている連中はちょっと違う。彼らの目的は、もちろん残りの単位を確実に取得しなければならないのですが、「残りの大学院生活を楽しむ。遊ぶ！！！」です。なので、今週末も来週末もパーティーの予定でいっぱい。そして、12日木曜にセメスターが終わったら…、、、町中に酒のにおいが漂いそうだ(苦笑)。僕はペーパーを終わらせなきゃ。もうひとふん張りしつつ、卒業する連中との友好を暖めます。さ

  2005年04月29日

  コメント(3)

• 疲れ果てたので、飲む(苦笑)

  忙しいので、簡単に。木曜は力尽きました。8時から12時までいつもどおり授業をこなした後、さらに1時半まで国際経済学のリビューセッション、復習のための授業でした。うちで昨日作ったカレーを食べ、友人の中古車をテストドライブ。彼は卒業するので、車を買わないかとの提示を受けています。そして、うちで熟睡。1時間強。その後勉強をしようと思ったのですが、全く体が動きませんでした。インターネットで気分転換しようとしてもダメ。夕食を食べてもダメ。テレビでもダメ。先週末は日曜に特別授業があったため、土曜もまるまる予習とペーパー書きに費やしました。先週の金曜は面接と運転免許用の試験だったし。「こりゃー、オーバーワークだ。」と思い、外へ出ると、目の前のアパートで酒を飲んでいる友人を発見。そこは入り口に小さなスペースがあって、そこに友人が椅子と机をおいて食事をしたりしているのです。そのまま、酒飲みに乱入。そして、別の場所でポーカーに参戦(5ドルの負け)。深夜2時まで遊んでいました。いくら学期末で忙しくてもこれぐらいのハメはずしはいいでしょう。さ

  2005年04月28日

  コメント(0)

• ムダ金事情

  こっちへきて無駄な金をたくさん払っている気がします。特に契約ごとはどうしようもないですね。まずは携帯電話。セールス価格につられついつい2年契約で加入してしまいました。しかし、そもそもアメリカの大学院って1年9ヶ月…。そのときはお店の人にも「誰かに売っちゃえばいいんだよ」と言われ、「なるほど！」なんて考えたものです。こっちは小切手での支払いなので、契約名義と小切手の支払人が異なってもかまわない。要は契約名義を残し、誰かが僕の残りの契約日数を支払う。そして、契約期間が2年過ぎたら名義変更する。しかし、、、きちっと支払ってくれる人なんているんだろうか？契約名義を僕のままにして他人に携帯を使わせるなんてそんな危ないことを何で考えたんだろう…ちなみに、早期契約解除はたしか200ドル。加入時に1年契約に比べ50ドル安く入っているので、実質は150ドル多く払うことになる。月数で考えると3か月分の料金。まあ、他のブログでも書いてありましたが、金での解決、となりそうです…こっちで色々していて気付いたことなんですが、僕は長期間縛られることを極端に嫌うんですよね。でも、心配性なので早めに物事を決断したい、とあせってしまう。今のアパートの件もそう。別に大家に契約更新についてあせって言う必要はなかった。実際、安くて学校に近いアパートがたくさん出てきている。今のアパートにいる必要はないかもしれない。ぎりぎりまで待ってみます。アパートの件、携帯電話の件。将来の選択の広さを金で買えるのならば金で買うしかないのですね。（わかりづらくてすみません）さ

  2005年04月27日

  コメント(2)

• 完璧主義者の虫がうずく

  時間がないので簡単に。今セメも残るところ2週間半になりました(！！！)ただ今、ある授業向けに論文を書いていますが、大きな論文はその1つの授業用だけなので、しっかりと事実関係を調べました。恥ずかしながら、なんと生まれて初めてまともな「論文」というものを書くのです…法学部を出た方ならわかりますが、法律学のテスト向け論文はそもそも政治学とは違います。しかも、大学レベルでは「主な論点の主な主張を暗記して答える」ことが求められたのです。「暗記して」というところがミソで、もちろん法律学でも自分の意見を書けることに越したことはないのですが、初学者はそういうことが簡単に出来るわけではない。しかも、法学部は卒論なしで卒業できます。これがミソです。司法試験・公務員試験を優先するために卒論を書く必要はありません。ですから、自分の意見をリサーチを元にしっかり答えるという作業は、なんと生まれて初めてです。しかも英語で。最初は「これでも足りない。これでも足りない。」と色々調べて引用したのですが、半分を超えた時点で明らかにページ数が足りないというペースでなっていることに気付きました。しかも、もう論文疲れのピーク。さて、このペースで続けるのか、もう少しいい意味で要領のいいリサーチのやり方を見つけるのか。自分自身に注目です(苦笑)。さ

  2005年04月26日

  コメント(0)

• ブログ、学校の友人に発見される！

  一大事！！！ブログがモントレーの日本人友達に発見された！！！(爆)別に隠していたわけではないのですが、かといって見せびらかしたいものでもないし、最近は愚痴ってばかりいたし(苦笑)。とにかく、特にこっちではコメントしませんでした。しかーーーし、今日友人から「ブログを見つけたよ！」と電話がありました。えっ？どうやって？流出ルートはどこだ？と思ったら、、、「ググッたら出てきた」「、、、、、、」「えぇぇぇ？？？」僕はよくわからなくなるばかりです。だって楽天のブログがグーグルの検索で引っかかるのがわからないし、そもそも検索ページ結果に載せることをお願いしたこともないし。ただ今自宅に帰り、Googleを使ってみました。検索ワードは「Monterey kazutaka」。と、、、一番上に出てくるじゃないか！(笑)。念のために「Monterey Kazu」でも検索。なぜならこっちではKazuと呼ばれているから。すると、ここモントレーにはKAZUというラジオ局があるので、その情報がたくさん引っかかる。ふーーー、、、とりあえず見つからないかもね。うん。ブログユーザーってこういう問題をどうしているんですかね。もちろん、きわめて個人的なものだからどう使おうと一義的には管理者の勝手だと思います。でも、なんでも発信できる気軽さがいいのですが、Googleで引っかかるのはどうもねえ。どうしようかな…何か対策を打とうかなあ…別にモントレーの人間が見てもいいんだけど。今日このブログを見つけた人がこれを見ても僕は特に問題だと思わない。それは良かったといえば良かったけど、もしかしたら学校の他の人は見つけたのに黙っているのかもしれないですよねぇ。検索エンジンが便利なのも問題かもしれませんね。でも、ちょっと有名人になったようでうれしかったです(笑)。「俺のブログはグーグルで調べれば出てくるよ」って言えるわけですよね。今度日本に帰ったら使おうかな。ナンパ手段、とか(苦笑)さ

  2005年04月25日

  コメント(10)

• 達成感と自信と、もしかしたら驕りも

  今日は朝9時から夕方6時15分まで週末の特別授業でした。あまり面白くなかったのですが、単位数の都合上取らざるを得ません。学期末の忙しいときだというのに…うちの学校お得意の「ミサイルと核兵器」についてです。今日の授業は「核拡散の歴史的経緯と今日の問題」みたいな内容。講師がインド人だったので、普段はテキストで触れられないP5(国連安保理の常任理事国5カ国)について結構手厳しく触れてくれた。別にそれがどこかの国みたいに歴史事実を捏造して話しているわけではなく、核兵器について国際法上ほぼ完全に免責されているP5について触れただけ。その後、学校のすぐ隣りに引っ越してきた友人宅へお邪魔してビールを一本。うまかった…8時から勉強を再開。学期末に提出しなければならない論文を少し進める。パソコンに向かって少しだけ文章を書く。てなわけで、日曜だというのに朝から夜までこんなに頑張った「達成感」と、あと3週間何とかなるなという「自信」と、この２つを現在堪能中。しかし、だいたい僕がこのような自信をもっている時って、あとあと「あ、これやってない！」とか、「うわー、間に合わない」とか思うもの。兜の緒を締めましょう（何も勝っていないけど)。

  2005年04月24日

  コメント(1)

• 選挙はアメリカに伝わらない…

  残念ながら現在投票が行われている衆議院の補欠選挙について、私のところには全く情報が入ってきません。これは選挙期間中に、特定の候補者に傾いたマスメディアの影響力を取り除くため、選挙について報道されなくなったためです。もしかしたら日本ではテレビや新聞ではある程度扱われているのかもしれませんが、インターネット上の新聞、インターネットで配信されているニュースでは知る由もありません。これは本当に残念…知りたいのは、１、選挙自体、盛り上がっているのか否か２、その選挙区の有権者は何に注目しているのかです。１、は次の衆院選では政権選択選挙になる可能性が高いので、自らタネをまいた民主党への支持と古びながらも生き延びる自民党の底力を知りたいからです。しかも、郵政で国内政治に対する国民の関心が高くなっているかのではないか、という気もします。２、はおそらく日本のマスコミは「小泉政権への信を問う投票」なんていっている気がするのですが、選挙民は本当に何を思って投票するのかを知りたいのです。この２選挙区は両方とも民主党がバカをやってずっこけた選挙区です。（その民主党が「小泉政権を問う」なんてやっていること自体、バカげているんですがね。自民党が同じ事を起こしたら、もっと野党やマスコミは批判するくせに。なぜその辺に民主党が謙虚でないのか僕にはよくわかりません。）そんな選挙区でいったい有権者は何を基準に投票するのか。法律違反を起こした民主党に厳しい姿勢を示すのか、やはり将来をにらんで政権選択の一部として投票するのか、山拓が嫌いか(笑)、などを詳しく知りたいですね。まあ、あと数時間で結果と分析を知ることが出来るでしょうから、それを待ちますか。さ

  2005年04月23日

  コメント(2)

• 面接、運転試験、パス！

  今日は2つほどいいことがありました。一つはようやく夏の予定が決まりそうなこと。うちの学校にある研究所で働けそうです。この研究所は核不拡散問題やテロリズムの問題を扱っているところ。東アジアは大きな研究対象の一つで、核問題では補助的ですが日本も大事です。日本の動きを知るために日本人アシスタントを必要としてくれているらしく、Security Studiesをかじっている私でOKと言ってくれました。ただし、この研究所は予算問題を抱えています。どれほど人を雇えるのか、他のすでに雇われているうちの学生との兼ね合いを見てから、僕を雇うかそして時給を払えるのかの最終結論を出すそうです。とにかく、この夏もモントレーからこのブログを書くことになりそうです。もう一つはカリフォルニアの運転免許証の試験に通ったこと。今日は実地試験を受けてきて、見事一発で合格しました。運転する時間は15分ぐらい。幹線道路と住宅地を走ります。途中、車を端に止めバックの運転もしました。当初非常に緊張していたのですが、DMV(運転免許を担当している役所の名前)の仕事が遅い…。おかげで役所の手続き待ちをしている間に緊張がすっかりほぐれました。まず、受付に並んで20分待ち。その後、車を移動し試験官待つのにまた20分。そして、試験終了後合格手続きをするのにまた20分。結局15分の実地試験を受けるのに1時間半もかかりました。しかもきちんと試験時間を予約していってですよ。てなわけで、ファイナルの時期を迎えながら、車探しも行う、という面倒なことになってきました。さ

  2005年04月22日

  コメント(0)

• 台湾人外交官と夕食

  （飲みすぎたせいか、夜中の4時に目が覚めてしまい、ブログを書いています…）木曜は台湾の外交官の人と夕食を食べました。台湾の外交官は、アメリカの外交官も同じなのですが、10年働くと1年間「Tenure」という猶予を与えられます。1年あげるので、自分を磨いてきてください、ということだそうです。この人はうちの学校で通訳・翻訳の勉強をしています。この日に限らず普段から友人として接しているわけですが、今日の彼の行動は全てが外交官でした。どういうことかというと、１．夕食の場所は全て事前にセッティング済み。しかも、モントレー周辺でも一二の評判を争うシーフードレストランを予約してある。２．もちろん、その人の車でその人の運転でそのレストランへ。ちなみに、車はBMWのRV車。シートの作りが丁寧で、車の振動が非常に少ない。台湾人の外交官はそんなに金持ちなのだろうか？３．レストランの食事をよく知っている。お勧め料理を提示し、しかもその料理はうまかった。４．自分から話をどんどん振って、その場を盛り上げる。もともとその人はおしゃべりな人なのだが、この夕食は本当に止まらない。しかし、嫌味ではない。僕のような外交に興味のある人には、その人の実体験の中心にとても面白い話をしてくれる。５．最後は彼のおごりということで締め。要は、「接待上手」なわけです。話も、いかに日本とアメリカが台湾のことを考えてくれているのか、中国と外交上どう争わなければならないのか、などなど。そのうち書く時間があってまだ話を覚えていればまた書きます。来週は韓国人の外務省勤務の人と昼食予定。そしてセメスターが終わったら中国人外交官のお別れ会。そしてこの日に一緒に食事をした台湾人外交官ともう一度(今度は焼肉)、です。全くの一市民がなぜか外交官・外務省勤務の人と食事している。うーん、我ながらすごい。でも、台湾人の人にあまり洗脳されんように気をつけないとね。あまりにも話が上手で親切だからね。さ

  2005年04月21日

  コメント(0)

• 「素晴らしき」日本の理想主義

  今日授業で日本の核不拡散政策を扱いました。そのクラスは安全保障のクラスなのですが、日本の核拡散政策になると一転して理想主義一色になります。「このクラスは安全保障学の授業だっけ？」とどれが現実でどれが理想だかわからなくなるのです。普通、核政策については「自国の安全を確保するためにどのように戦略的に使うか」と「現実的にどうやって核軍拡に歯止めをかけるか」を討論する、のが中心です。しかーーーし、日本の場合はあくまで「核軍縮」。どうやって核兵器を世界から無くすか、が議論になります。そして、日本では政界だけでなく学会ですら「核武装論」や「核抑止論」については未だにタブーです。もしくは核武装する様々なコスト（米国を含めた周辺国との関係を極端に悪化させ、国際的な核不拡散体制を崩壊させる)のほうが利益より大きいと言っておしまいです。そして、「アメリカの核の傘」に頼るのみになります。もちろん、そのアメリカの核の傘（英語ではExtended deterance、拡張された抑止力、ともいいます）については口を出せません。日米安保を守ることがアメリカの核の傘に頼る基本中の基本です。だからよく「核武装論をタブー視するな」という議論が日本で起きつつあるわけです。そして、外国で勉強した人の中では、「世界の常識と違う」なんて指摘が起きたりします。でも、、、本当のところどうなんでしょうね？「日本は唯一の被爆国であり、核兵器の軍縮を目指すべきだ」って唱えていてもいいような気がする、って言っちゃダメですかね？かみぽこさんがブログで日本の全方位外交について「実はしたたかなのでは」とコメントしていましたが、僕も思うんですよねえ。敵を作らない方法って案外したたかではないか、と。日本の核兵器に対する主張は実体験からだから説得力が一応あるし、核抑止論を振り回さない結果得られる信頼もあるわけだし。もちろん、日米安保による「アメリカの核の傘」が保障され、なおかつ中国・ロシア・北朝鮮の核の脅威が現実味を帯びなければ、の話なんですがね…。やっぱり現実味がないかなあ、僕の意見。さ

  2005年04月20日

  コメント(0)

• ほんとに日記

  今学期も残り3週間半となりました。留学慣れや卒業した友人が減るなど、今学期は頭を抱えていたことが多かったですが、最近ようやく底から脱した気がします。最近は学期末のペーパーやテストのプレッシャーに負けないよう、精神安定を保つのに必死です。けっこういいストレスですよ(苦笑)。この期に及んで、「どういうアウトラインでペーパーを書くと説得力があるんだ」って頭を痛めています。うーん、何も中身なし(苦笑)。もうちょっとこういうブログが続きそうです。さ

  2005年04月19日

  コメント(0)

• ホストが片付けなくてもいい、かも

  手短に3点ほど。１、パーティーと幹事について4月16日の記事でルームメートを怒らせたことを書きました。しかし、その後他のアメリカ人に聞くと決してルームメートの言っていることがアメリカの文化ではないようです。特に酒飲みが集まったパーティーは、飲みまくり食いまくり、そのままパーティー会場で寝て、朝が来たら他人の服を着ていたなんてことがあり、昼になってみんなで片づけを始める。だそうです。おそらく、今のルームメートは「超キレイ好きで酒を一滴も飲まない」人なので、僕の行ったことが許せなかった、という要素が強かったのだと思います。私は新しいルームメートに「酒を飲める」を条件にするしかないですね(苦笑)。２．ドイツ人の友人からの感謝この人(女性)は歴史認識の話を聞いた人でもあるのですが、今年5月で卒業します。たまたま上記パーティーに呼んで、「僕のルームメートだけでなくこの女性も卒業します。みんなで祝いましょう！」って言ったら、ものすごく喜んでいた。そのパーティーのときだけでなく、今日も感謝感激！らしく、僕に話をしてくる。どうも、いままでこういう形で卒業祝いをしてもらったことが、人生の中で一度もないらしい。思わず「日本人はいつもこんなパーティーをしているので普通。たまには酒を飲みたいだけのときもある。」なんて正直に言ってしまった(苦笑)。３．忘れてしまった…ブログを書いていたら、なにを書くつもりだったのか忘れちゃったよ…俺の脳みそ大丈夫かなあ…kazutaka525

  2005年04月18日

  コメント(2)

• 歴史認識(3)：台湾人から聞く

  今まで「歴史認識」というタイトルを使ったので今回も使いますが、正確には「台湾人の日本に対する認識」です。今回は台湾外務省勤務で現在Tenureを取っている人(日本語で何と言うんでしょう？10年間働くと1年間休みを取っていいんだそうです。ほとんどの人は勉強するようで、その人は通訳の勉強をしています)。もう1人は台湾海軍で働いている(た？)人です。二人とも同じようなことを言いました。そして、日本で聞いていたようなこととあまり大差なかったと思います。まずは日本に対する台湾人の感情から。これは8～9割の台湾人が日本に好感を持っているそうです。年代別に見ると、１．日本統治時代を知っている年代は親日。２．その後の世代、だいたい40～60歳ぐらいの年代は反日。３．それ以下は親日です。出身別に見ると、１．中国本土から来た第一世代は反日。２．中国本土から来た人たちの第二世代は一部反日、あとは親日。３．残りの台湾人は親日がほとんどだそうです。親日・反日と二分法にしたのは私の恣意ではなく、本当にくっきり分かれているみたいですね。年代別になぜ親反日という感情を持っているかの理由を書きます。日本統治時代を知っている人たちは、日本人と本土から逃げてきた国民党軍とを比べてるからだそうです。日本人と比べ国民党の人間はみすぼらしく、生活を悪化させた。（なんか、小林よしのりの漫画からぱくっているみたいで嫌ですね(苦笑)）その下のベビーブーマーになると、国民党の下、反日教育を受けた影響が大きいみたいです。しかし、70年代から次第に言論の自由の範囲が大きくなり、８８ねん（だったかな？）には日本への行き来が自由になり、日本文化が解放される。と、その時代に生まれ育った人たちは、日本の文化に触れ自然に日本が好きになっているというわけです。（どうも、政治的な理由だからではないようですね)出身別は特に説明の必要はないでしょう。外省人は日本人が嫌い、内省人は日本人が好き、基本的にはそういう区分です。歴史についても結局は国民党との比較が大きいみたいですね。台湾は植民地というより「日本の領土」として扱われたようです。ですから一部の人たちが主張するとおり、日本によって経済発展したし、その代わり徴兵など全ての義務をも負ったわけです。戦争中は台湾だって爆撃を受け、数千人の市民が死んだそうです。しかし、その後に中国本土からやってきた国民党はダメだった。市民を殺すような圧制をひくし、治安は乱れる。「日本のほうがよかった」という気持ちが強くなったわけです。（これがイコール日本統治が正しかったというのとは違いますので。あしからず。）軍人さんのほうに「なぜ同じ植民地支配を受けた韓国と台湾とはこんなに違う印象を日本に対して持っているのか」と聞いたら、「台湾の歴史の中では支配されたのは一度ではない。国民党もそうだし、古くはオランダ支配した。しかし、朝鮮半島は古くから独立した地位を持っていたのに日本にだけ支配された。そこが違うのだろう。」と言っていました。ちなみに、韓国人は非常にナショナリスティックだ、と、ちくっと皮肉っていましたけどね(笑)。日本人がどれだけひどいことをしたか、については「おそらくひどいことをしたんだろう。でも、今話しても仕方がない。」とごもっともな答え。ただし、戦後賠償については、台湾人が日本人として戦争に参加した人への恩給が長らく支払われなかった。その人の記憶では、たしか1980年が最初。しかも、本当に戦闘に参加したのか日本政府によって厳しく検査されたため、証明書などが焼けてなくなった場合、結局恩給を認められなかったそうです。その点については日本政府に対し大きな不満や怒りがあるとのことでした。外交官の人のほうは歴史より現在の日台関係に興味があるようで、現在のことを話しました。ですから、今回のトピックに当てはまるものはありません。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－今回4人と話して思ったのは、「教育の力は恐ろしい…」です。民主主義になるほど一般人が力を持つ。その一般人は10代に受ける教育である嗜好が決まるわけです。だから、反日教育をしている韓国・中国で現在の状況が起きているのはやはり教育の結果なんでしょうね。一方、日本でも教育基本法改正が叫ばれ、その中でも愛国心が非常に大切な論点だったようです。うーん、、、、、お隣の国を見ると、あんな「愛国心」ならいらないなあ…だって、愛国の度合いを超えて「醜い」でしょ。醜いものを人に教えちゃダメですよ。それは日本人としての美徳、少なくとも僕個人の美徳に反する。今の日本の「いい加減な愛国心」じゃダメなんですかねえ。それでいい気がするんですが。さ

  2005年04月17日

  コメント(7)

• サヨナラパーティーのつもりが怒られる

  （同時に2つの日記(金曜と土曜分)を更新したので、両方とも見てくださいね）ルームメートが5月半ばに卒業して実家のペンシルベニアに帰ります。大学院生はこれから相当忙しくなるので、早めにお別れ会を開こうと思い、「Early "Sayonara" Party」と銘打って、うちでパーティーを開きました。参加者は12～3名。食事はほぼ和食。酒も梅酒に焼酎と、明らかにアメリカ人に対する送別会とは思えないものばかり作ってしまいました(苦笑)。非常に楽しかったのですが、最後の片付けの段階でルームメートが今までに見たことのない怒り方をしている。しかし、久々にちゃんぽんで飲みまくった私は、ちょっと片づけを手伝ってはソファで横になっていました。そして今日土曜、「飲みすぎて片づけを手伝わなかったのが悪いんだ」と思い、謝りました。ルームメートは初めは顔をこわばらせ、また怒りそうな顔をしていたものの、｢実は飲みすぎてあまり記憶がない(これホント)」というとちょっと和やかに。そして、きちんとなぜ怒ったのか説明してくれました。ポイントは、「ゲストが片づけをしているのにホストが寝そべっていた。これはそうとうオフェンシブである。」ということです。彼女曰く、アメリカではホストがパーティーやディナーの片づけをするもの。なのに僕が全く動こうとしなかったので非常に腹が立ったということです。なるほどね…。しかし、これは少なくとも僕とうちの学校の2～3人の日本人の感覚と違います。上記の話をしたとき、別の機会でも僕が呼んだ友達が洗い物をしたことに触れました。大体日本人なんですが。以前食器を洗って帰ってくれた日本人の友人に聞くと「場所を提供してくれたお返しに片付けだけはさせてもらった」という反応が返ってきました。僕も同じ感覚を持っています。例えば僕がお呼ばれした場合、呼んでくれた友人が食事や飲み物の準備は全てしているわけです。だから「片付けぐらいはさせてくれ」「それが参加者としてのバランスだ」と思うわけです。でも、こっちではホストとゲストは全く別であり、ホストである以上準備から片づけまですべてするのが礼儀なようです(あくまでの僕のルームメートの話からの推測ですが)。久しぶりの、何の良し悪しの関係ない、普通の「文化の違い」に触れた気がします。(ま、ルームメートは一切酒を飲まないので、僕が飲みつぶれたことに対して寛容になることが出来なかったんでしょう。文化の違いだけでなく、飲みつぶれるということがわからないということからも今回怒ったのだと思います)ただ、ルームメートのサヨナラパーティーでルームメートを怒らせてどうするんだよなあ…(苦笑)しかも、今回40ドルぐらい僕が全て自腹を切り、かつ買い物は全て僕1人で行って金曜のほとんどの時間を犠牲にしたのに…その準備と金がすべて無駄になった気がして、また腹が立ってきた。もちろん、ルームメートは本来主役だったので、僕がこうやって準備したことは知りません。こういうことも総合して片付けについてどう評価するか考えてほしいね。これがまた日本人的なのかな？さ

  2005年04月16日

  コメント(2)

• 歴史認識(2)：アメリカ人と語る

  実はあまり突っ込んだ話をしてはいないんです。特に日米間で歴史認識の違いって大きいわけではないし、そもそも全く別の機会にたまたま歴史のことを話すチャンスがあっただけの話なんですが。彼は日本語・中国語・ロシア語を操り、政府機関に就職の決まっている人間です。もちろん、日本に関する理解は非常に深いです。その彼と話して思ったこと。それは彼らにとっては、ドイツの犯したホロコーストと日本の犯した戦争犯罪との区別を理解することは難しいということです。しかも、その話を振った僕の理論武装も弱かったので、なかなか突っ込んだ話は出来ませんでした。「ドイツと日本は違うんだーーー」と叫んだところで、日独伊三国軍事同盟を結んで戦った事実は、結局日独の行ったことの違いをぼやかします。結局、アメリカ人から見れば「ドイツも日本も悪いことをした」、この程度です。もし日独の違いをきちんと説明するとすれば、説明する側の相当詳しい理論武装が必要だと思います。ただし、彼も苦笑いしながら「アメリカもイギリスも戦争犯罪を犯しているんだけどね」と言っていました。この辺のバランス感覚というか、少なくとも日本100％悪者論は取らないところが、歴史認識を「問題」化することはないのではないでしょうか。さ

  2005年04月15日

  コメント(2)

• 歴史認識(1)：ドイツ人から聞く

  実はうちの韓国人の学生と歴史認識について話してから、他の友人ともそのことについて話したんです。ドイツ人、アメリカ人、そして台湾人2人（1人はもと外務省勤務、もう1人はもと軍人）。あまり色々掘り返してもしょうがないし、変にナショナリスティックになるだけなんだけど…興味が湧いてしまったもので(苦笑)忘れないうちに書いておこうと思います。まずドイツ人の学生から聞いた話。彼女は28歳で法律の専門家。だから歴史については学校で習ったレベル＋ベルリンの壁崩壊時に体験したことのみです。１．賠償についてドイツが行った強制労働についてはしっかりと払っているが、一方でソ連が東ドイツからありとあらゆるものを奪ったことについては触れないまま（工場にあるありとあらゆる機械を持って行ったとか）。フランスやオランダにも賠償したのか、という私の問いかけに対して「わからない」。ただ、一方でナチスドイツの時代の軍役ですら、ドイツ軍から逃げた人間は厳しく罰せられる。そのため訴訟がよく起こっている。２．教育についてモントレーの学校で「国際政治上の道徳規範」のような授業を取ると、ドレスデンの爆撃について習うが、そのドイツ人もその友達のドイツ人もドレスデンについてはよく知らない。なぜなら学校で習わないから。おそらく、被害者意識を強くするとドイツが過去に行ったことを忘れるので、学校では教えないのだろう。学校では「有罪(guilty)」であることをしつこいぐらいに習う。将来的にはこれがドイツ国内で反感を買うかもしれない。３．ドイツ人の意識について非常に悪いことをしたと思っている。その辺は皆きちんとした意識を持っている。４．戦争で失った領土について(特にポーランドとの国境について)ドイツ人はどこに国境があったかすら覚えていない。確かに7百万人ものドイツ人が国境を追われ逃げねばならなかった。その事実を知っているだけ。ただし、700万人のドイツ人が逃げた話もソ連が東ドイツからあらゆるものを奪い取った話も学校では習わない。５．日本とドイツの比較について、彼女の感想新聞で報道されることぐらいしか知らないが、違うのは謝罪する回数ではないか。ドイツはことあるごとに全て謝罪している。いやー、良い話を聞きました。特に教育の話は参考になります。だって、自国の歴史についてナチスの勢いがあった、加害したときのみしか教わらないんですから。たしかに、将来ドイツが何かを起こさないための良い教育なのでしょう。でも、比較的第三者に近い立場にいる我々から見ると、異常な教育だと思います。かといってこれがすぐ日本の主張を正当化するわけじゃないんですけどね。別の人とのインタビューはまた後日。さ

  2005年04月14日

  コメント(0)

• ビジネスライクな大家

  うちのアパートの大家はいまいち。正確に言えば、問題あるのだろう。今日(木曜です。1日ビハインド…）の昼に帰ってきたら、うちのルームメートが「工事のために人が入ったのはいいが、ドアが開けっ放しだった」とのこと。事前に工事をするから立ち入る旨を月曜日に聞いていました。しかし、それには「明日、工事のためアパートに入ります」と書いてあった。しかし、来たのは木曜でしかもドアを開け放したまま帰っていった、らしい。ここの大家はいい加減なんだよなあ…少なくとも日本みたいな大家と店子と関係はない。「めんどくさいけど…最近の人間関係で感じたことを総合すると、要はアメリカ人には感情なしでストレートに物事を言ったほうがいいのだろう。大家に文句を言ってみるか。これも訓練だ。」と思いTEL。うちの大家は、僕が住んでいるアパートを一年前投資目的で買った人。まったく大家の経験がなく、とてもビジネスライク。余計な世間話は一切しようとしない。また、何かと恩着せがましく「やってあげたのよ」みたいに言ってくる。僕は正直苦手。TELしてみると、「きちんと通知したはずだ」とか「まだ工事しているからドアを開けておいたのではないか」と色々と言ってくる。でも僕が、ドアを開け放したら心配でしょ、しかも立ち入りの事前通知については日時が違うじゃない、と２，３回説明する。と、「I'm sorry.」とようやく謝罪。僕が思ったのは、この人の対応が悪いのではなくて、アメリカ人では一般的にこんなものなのではないかということ。要は、１．人の話もよく聞かず自分の推測でものを喋り、２．まずは他人を疑うことを始め、３．自分の言い分が通らないとわかると、ようやく素直に物事を聞く。です。でも、１．日本のように相手の感情を気にせず、とりあえずストレートに話してもOKで、２．例え多少そのときぶつかったとしても、相手はケロッとぶつかったことを忘れている。だから、後腐れがない。（これは本当にそうだと思う。でなければ太平洋戦争をした相手を「友人」だなんて呼ばないよな…）まあ、色々な人がいるし、そのうち僕はこの大家にも切れそう(苦笑)。特に、出て行くときの敷金は問題になりそうで、今から心配で仕方がない。（アメリカにいったことのある方、僕の大家についてどう思います？意見をお聞かせください）でも、アパートは気に入っているので、1セメに１，２回しか会わない大家にあわせて引っ越すのもなあ…悩みの尽きない人間であります。さ

  2005年04月13日

  コメント(0)

• もっと謙虚になれよなあ

  最近僕が「嫌だなー」と思うタイプ。それは、１．自分の意見を絶対に曲げず、しかも押し付けてくる奴。２．上記のような頑固な奴ではないが、人が何を言っても全く聞かない奴。これは僕が気が小さい割りには頑固だという側面があるのですが(苦笑)。この2点は欧米人に非常に多い。「人の意見を聞きましょう」なんて教育を受けていないし、もともとそんな文化がないからだと思う。彼らの押しは強いので、気の小さい日本人ならまず「しょうがない、わかったから君の言うとおりにするよ」って受け入れるはず。今考えると、今セメ非常に疲れたのはアメリカ人のこういう側面(一部日本人も含まれる)を見続けたから。旅行に行くとき、「ニューヨークでは地下鉄・バスを使って旅行したから、ロサンゼルスでもそうすべき。」と主張して聞き入れなかった友人。ロスに行ったこともないくせに。もちろん、ロスを知っている人ならバスなんて絶対に使おうとしない。テストを前にして「一日の違いで何が違うの？」と聞き続けた友人。ま、たしかにテストは出来ましたよ、僕はね。でも、一日の違いで結構つらい思いで詰め込みました。そして今日は「次のセメスターではこのライティング講座を取るべき」と頑として勧める友人。勧めてくれるのはありがたいが、そのライティング講座より詳しい英語の授業をすでに先セメに受講したんだよね。その講座は非英語圏出身の人しか取れないから彼は内容を知らない。「その講座を教えてくれた先生が全ての英語講座のカリキュラムを作っているので、次セメのライティング講座も内容は一緒なんだよ。」と言っても、「いや、ハーバード出身の先生が教えているから」ってなんで出身大学を持ち出すんだ？もう、こいつらを相手にして議論をしなくてはならないなんて、疲れる仕事以外の何物でもない。ほんと、もっと世界全体が謙虚になってくれれば良いんだが。さ

  2005年04月12日

  コメント(2)

• バドミントンのし過ぎで

  ものすごく疲れたので寝ます。今日はまた腹の立ったことがあったのですが、それは後日（もしくは忘れるでしょう)。僕の指導教官に当たる人なんだけど、何であんなに横柄で、しかもクラスはとんでもない量の課題をかすんだ、全く。以上。すみません。さ

  2005年04月11日

  コメント(0)

• 民主党、なにやりたいの？

  最近、リーディングに対する集中力が切れ気味です。じっと本を読むことが出来なくなっています。日本の政治、また民主党について。TBSの世論調査によると、今年3月の政党支持率は自民32.5％、民主19.4％。（ちなみに、小泉支持率は51.4％。高い！)自民党支持率は変化がないのですが、民主党は2月に比べ3.7％落ちました。TBSの世論調査では、去年の参議院選挙直前には民主党支持率は自民党を抜いたのですが、以降右肩下がり。で、郵政国会で何をやっているかと思えば、民営化したいのかしたくないのか我々には見えないまま、「小泉案に反対」。おいおい、なにやってんだよ。お前さんが何をやりたいのか主張しないで、ただ反対かいな。それって社会党と何が違うんだ…民主党のことを何度も書くのは期待の裏返しなんです。僕は中学生のときに「山は動いた」という土井たか子の名言を聞きました。しかし、以降結局自民党がやはり日本を動かしている。しかも、こっちで勉強すればするほど、自民党が戦後日本の発展に寄与したことがよくわかってくる。でも、もういい加減に利益誘導型政治を見たくないんです。だから、理念先行でも利益誘導型政治に代わるもの、正確に言えば「利益誘導は政治家の正当な仕事ですが、それにきちんとした理念を具えた政治」をしてほしいのです。（この僕の政治の理解って合っていますかね？）だから、今回の民主党には期待している。それに、今民主党が完全に壊れたら当分の間自民党に変わる政党は出てきません。でも、郵政でのこの体たらく。なんとかしてくれ…。さｐｓそろそろ学期末を向かえます。ブログに書き込む回数が減り、文章が短くなると思います。

  2005年04月10日

  コメント(0)

• 遊ぶ機会を逸した、かも

  今週末はあまり切羽詰って勉強するような課題がないんです。学期末へ向け、嵐の前の静けさのような週末です。他の人もそうなのか、今週末は大きなパーティーが2つありました。一つは昨日(金曜)、9人で大きな家を借りている学生達がいて、そこでの飲み会です。ざっと50人ぐらいは集まっていたのではないでしょうか。もう一つは今日(土曜)、海岸で豚の丸焼きを行うというイベント。学校中の人がきていたので、推定人数は150人から200人といったところです。こんなときに僕の悪い癖が出る。「なぜか先のこと先のことを考えて今を楽しまない病」明日がつらいからとっとと家に帰る、とか、中途半端に遊んでうちに帰ってしまうのです。これって僕が考えている「先のこと」が予想通りになればいいんですよ。遊びを早く切り上げたおかげで課題をしっかりこなせるわけです。時間に余裕があるからあせることもありません。しかーーーし、実際に「先のこと」なんて予想通りおこるわけがありません。結局、後になって遊ばなかったことを後悔し、フラストレーションがたまり、下手すると勉強や仕事に手がつかなくなる。悪循環です。（まあ、これも「先のこと」を考えいてるのですがね）だから、たまに思うのです。「明日なんて考えず、ずーっとその場を楽しんじゃえばいいのに…なぜやらない？？？」って。では、今日はどうだったのか。今日はせっかく大勢の人が集まっているイベントで、実際に多くの初対面の人たちと友人になりました。これはありがたかった。今学期は特に授業外の生活では閉塞感を感じることが多かったので、新しい知り合いが多く出来るのは楽しくて仕方がない。実際に楽しかった。でも、とっとと家に帰ってしまった….......。どう考えても、来週末からは忙しくなるのに。昨日今日ぐらいしか、明日のことをまったく考えずに遊べる日ってないのに…。今日早く家に帰りたかった理由はあることはあります。昨日のパーティーで酒を飲みすぎて、今日は1日軽い二日酔いでした。だから、あまり酒を飲みたくなった。しかも、「ビールを飲んでダンス」というパターンは飽きているんですよ。何か別のことがしたい。その飽きたパターンに時間をかける気がしないんです。それと、車の問題があります。車でなくては行けない所だったので、好きな時間に帰れない。だから、ある友人が帰るときに車に乗せていってもらったわけです（アメリカでは車＝Freedomです。今は封建制のように移動の自由がありません。誇張ではありません。）でも………僕の悪い癖なんだよなあ。明日のスケジュールを見直したら、やっぱり比較的楽。じゃあ、なぜ今日早く帰ってきちゃったんだろう。まだ飲んでる奴なんていくらでもいるのに…まあ、今セメもちょうど3分の2が終わって、ようやくバイオリズムが上向いてきたのだけは事実。12月に卒業した連中の穴を埋める新たな出会いが増えてきた。それだけでもよしとするかな、、、、、さ

  2005年04月09日

  コメント(0)

• 花見したい…

  ありがたいことに、インターネットを通じて日本のニュースを知ることはアメリカでは当たり前です。特に、私はTBSとFNSの無料配信のニュースを見ています。映像があるので、文字だけのニュースに比べれば日本の状況が伝わってきます。ところで、現在は花見シーズン。本当に寒かった今年の冬が終わり、急に暖かくなったようですね。小泉さんも新宿御苑で花見を行い、至極ご満悦のようで。桜に関してはカリフォルニアにいる人間はジレンマを感じます。加州は基本的にいいところ。一年中暖かいし、アジア人が多いので日常生活が楽。しかーーーし、四季がない。四季がないということは桜がない。桜がないということは花見ができない…。しかも、アメリカでは基本的に屋外で酒を飲むことは違法。日本ではよくコンビニで酒を買ってベンチで飲んだりしたんですが、そんなことをこっちですれば警察にしょっ引かれます。あーーーー、、、、日本で花見をしたい。今、パーティーから帰ってきたところですが、どうでも良い。花見がいい、花見が。さ

  2005年04月08日

  コメント(3)

• 授業外で勉強：対外政策決定論

  ３月の初めから、授業とは別に何かリサーチをしてみようと思って調べ物をしていました。もともとはどうしても嫌だったセミナーを落とした結果でした。来年５月に卒業するには残り１年間のスケジュールが結構厳しくなったので、少しでも単位取得のための労力を分散しようと思い、Direct Studyというのをやろうとしたのです。学校の入門コースで自分の興味のある分野をみつけたが、その分野に関する発展編のクラスがない。そんな学生のために教授と一対一でリサーチをする、それがDirect Studyです。まあ、僕の場合は単位取得補助のためのペーパーを書こうという不純な動機から始めました(苦笑)。目をつけた論点は、国内政治と国際政治の接点についてです。国際関係論の理論を勉強するとわかるのですが、その理論では基本的に「国家」の中身について触れません。国家は合理的行動やバランスオブパワーなど、どこも一定の行動を取ることが前提で、理論が構築されています。もちろん、実際は違います。国内政治も重要です。現在の日本を見れば、国内政治は５５年体制からの過渡期。北朝鮮問題による世論の安全保障に対する変化もあって、従来語られていた「日本」から変わりつつあります。だから僕は「あ、これだ！！」、つまり、日本の国内政治の変化が及ぼす日本の外交政策の変化について調べようと思ったわけです。「いやーーー、俺って天才」っていつもどおり僕は思うわけですが、実際には違います(もちろんです)。調べてみると、対外政策決定論と呼ばれる分野があり、その学問分野では国内政策と対外政策の接点について研究が行われています。色々な学者が様々モデルを用いて、全ての国に当てはまるような理論を考えているわけです。僕は感心しました。「学者って普通の大学院生が考え付くようなことはほとんど調べてあるんだな」と。まあ、僕がいかに所詮学者だろって根拠のない自信を持っていたことがわかります(今は見事に崩れ去りました）。しかも対外政策決定論の難しいところは、無数の変数があるところです。５つとか下手するとそれ以上。５つも変数があったらモデルを組み立てるのってほとんど不可能ですよ。特に普通の大学院生レベルでは。じゃあ、どうするか。日本の国内政治の変化に着目するのは良いと思っているし…。そこで、ようやく今日思いついたのですが、最近は日中関係を調べたかったんで、チャイナスクールの歴史と現状、将来展望についてちょっとまとめてみようかな、と。ありきたりなんですが、実はよく知らない。しかも、最近の日中関係を考えればどこまでチャイナスクールが未だに力を持っているか良くわからない。良い素材かな、と。てなわけで、もう少しきちんとまとめて、来週教授にリサーチする対象として適当かどうか相談してきます。さ

  2005年04月07日

  コメント(4)

• スポーツで学外の人と交流

  今セメも残り１ヶ月ちょっとになりました。早かったけど、変な学期だったなあ。先学期と比べ公私共にあまりうまくいかないで、散々もがいて、ようやくあまり悩まずに安定した日々を送っている。うーん、なんて総括したら良いのか…ま、きちんと今学期を終えてからまた考えよう。今日はバドミントンをしてきました。これは僕にとっては大きな転換点かもしれません。（って大袈裟かな。。。)理由は２つ１．運動不足を解消できる。もちろん精神衛生上も良い。２．学校外の人たちとの交流が増える。１．はねえ…本当に僕はスポーツをしない方なんでねえ…すっかりオッサン体型だからねえ…大きなのは２．の学外での人的交流です。僕はアメリカに来る以前から学校の外で社交の場を得て、地元の人と友達になろうと考えていました。これは、もともと一つのところに留まっているのが好きでないのと、学校という特殊なところだけではなく一般的なアメリカ人とも接したかったからです。日本でもよくやっていたのは、１人でも気軽に行けるパブ（と言ってもIrishとかBritish pubのことです。お姉さんがいるところではありません)で友人を作っていたんです。色々な職業、色々な年齢の人。共通点は「１人で行動するのが好きで、海外経験のある人」かな。まあ、日本の組織に馴染めないはみ出し者の集まりだったかもしれませんが(苦笑)。しかし、こっちへ来てみるとPubで友人を作るのは難しい。外で飲んだくれている連中って変な奴が多い。しかも、英語がさっぱりわからない。日本では上記のような共通点があったから、例えば「海外に住んでいた話」とか「どこのPubがいい」とか、天気の話みたいな誰でも話せる話題があったんです。しかし、こっちって何を話したら良いのかさっぱりわからない。結局日本のことを少し話して終わり。てなわけで、学外に知り合いを作るような行動はしばらくしていませんでした。しかし、私のブログを読んで下さっている方はご存知の通り、最近は学内での人間関係に苦労をするばかり。正直疲れていました。そのとき、たまたまうちの学校のMBAに通っている友達からバドミントンクラブに今年から通っている話を聞きました。僕は一応中高とバドミントン部で育った人間です。学外に出たかったし、体重が増え始めて困っていたし、「これはいい！」と。ようやく水曜の今夜行ってきました。いやーーーーー、楽しかった。もちろん、まだまだ人間関係を構築できたわけではないのですが、もしかしたらもっと楽しくやれそうです。それに、うれしい誤算は、誘ってくれたMBAの人間(男)は他の学生も誘っており、その１人がきれいなんだ(女性です)。誘ってくれたその男はスケベな行動派。俺は消極的な人間だからちょうど良い(笑)。また来週もバドミントンをしてきます。さ

  2005年04月06日

  コメント(0)

• 今の学校を選ぶまで　最終回

  さて、5月5日、ゴールデンウイークの最中に今の学校から合格をもらったのですが、そこで心配事が出来てしまいました。「もし3校とも合格だったらどこを選ぶんだろう？」もともと願書受付締切日で選んだ学校選びです。どの学校にしようかなんて基本的に考えていませんでした。もちろん、出願する大学院を選ぶ段階で国際関係論を専門にした学部を持っている学校を選んだわけですから、どの学校でも一応自分の興味に合った勉強は出来るわけです。上記の疑問を持ってから、出願した3校のホームページを読みまくりました。学校自体の情報、学部の情報、何人教授がいるのか、どんなことを学べるのか、等々。全てプリントアウトして、電車の中で読んだり、プロント（僕の行きつけのコーヒー屋さんだった）で読んだり。で、モントレーにした決め手は４つ、かな。１．少人数を売りにしている学校で、全体でも700人ぐらいしか学生がいないこと。２．こちらの質問や要求に対して、応対が極めて早くきちんとしていたこと。３．3校の中では教授数が多く、自分の興味が変わっても別の専門分野を選べそうだったこと。４．推薦状を書いてくれた方に聞いたところ、モントレーは評判が良かったこと。ですね。特に１と２、小さな学校でスタッフの対応が早いことが決め手でした。僕は非常に大規模な私大に通ったのですが、あれは本当に金の無駄だったと今でも思います。言い訳がましく「大学は自分で全て行うところ」なんて大学側が言ったりしますが、それは大学が学生に必要なサービスを提供できていないことを正当化しているだけです。日本の大学ってサービス業としては失格だと思っています。そういうマス教育っていうのかな、大きな学校へ行って1人ぽつんといることは避けたかったんですよね。それに、何か困ったことがあった場合にすぐサポートがあるところへ行きたかった。それも大きな大学には概してありません。上記の僕の考えは、ラッキーなことにアメリカへ来ても満たされました。もちろん、小さな学校の欠点はあります。例えば施設の充実度はかなり落ちます。特に図書館はその辺の公共図書館と同じような規模なので、もし大きなプロジェクトをしなくてはならない場合はインターライブラリーローンといって、別の大学から本を図書館を通じて借りなければなりません。日本語の本なんて全然ないし。でも、友達百人できたからいいや。今のところは。てなわけで、この話を6回にも分けて書いてしまいました。もう終わりにします。さ

  2005年04月05日

  コメント(0)

• だんだん腹が立ってきた

  どう考えても、「このままでいくと日本はアジアで孤立するよ」という言葉に納得がいかない。アジアってどこだよ？自分のことをアジアって言いたいんだろ？それに中国も含まれるのだろうが、それは韓国の手前味噌だ。東南アジアを入れたら、アジアで孤立するとは思えない。日本政府の調査だけど、2002年に各国で行われた対日世論調査で明らか。それから、明らかに目線を俺より上において話をしていた。韓国官僚ってこんなものなんだろうか。普段大人しい人だし、こっちが謙虚に対応したらこれだよ。以前、かみぽこさんのブログに、シーレーンのことを考えれば台湾と東南アジア諸国と仲良くしたほうが良い、とどなたかが論じていた。そうかもしれない。だって実利ですら動けず、感情で判断し、全て日本のせいにして、自分が日本の良し悪しを決める、なんて思っている奴と付き合えるわけがない。さ

  2005年04月04日

  コメント(2)

• 韓国人と歴史認識を語る

  今日の授業のいきさつ上、中国の話から歴史認識の話になってしまった。授業中は特に大きな議論にならなかったのですが、途中の休み時間と授業が終わってからは結構話しました。疲れた、、、、、韓国の外交通商省に働いている人で、まあ色々と。彼の個人的な考え方と韓国人一般の考え方とが入り混じっていますが、特に大きかったのが、韓国人と中国人は日本を一生許さない。（日露戦争のような）日本側の言う理屈はわかる。しかし、これは感情の問題。隣国に支配されたという感情は消えない。ヨーロッパの人間がアジアを侵略したのは、全く別の人種が来て襲った。たとえるならトラかライオンに襲われたようなものだ。しかし、日本は同じ人なのに襲ってきた。（シンガポールではイギリスより日本の侵略のほうに重きを置いていることも例に挙げてきた)ドイツとの比較で言えば、日本は国家賠償という方法で楽をしている。ドイツは個人補償を行ったので被害者の傷は癒える。（彼は、日本は国家には謝ったが国民には謝っていない、と言った。これに関しては最後まで僕は納得できなかった。だって「国家は国民の代表」でしょ？）それから、ドイツは失った領土について何もいわない。（これも、将来的にはわからないと僕は思う。それに、言わないこと＝良いこと、だとは思わない。戦争に負けたから領土割譲が常識というのが二次大戦でも行われ、それを追認するのは間違いだとしか思えない。)日韓政府は歴史と領土問題は触れないはずだった。小渕首相は良くやった。しかし、小泉首相はだめ。彼が日韓関係を悪くした。一度韓国の国民感情に火がつくと、韓国政府は抑えることが出来ない。歴史教科書の問題はその例。（僕は、これでは韓国政府が無能ではないかと思ったが、さすがにいえなかった)他にも日本兵の残虐な行為についてもいくつも話してきました。そして、極めつけは「このままいけば日本はアジアで孤立する」です。（これも、韓国と中国との仲が悪くなる、とでも言いたいんでしょ。アジアをどこと定義するかです。）It's burden for Japan.だそうです。わかったこと。１．韓国人は、その事実が正しいか間違えているかは別として、多くのことを教育で学んでいるため、こういう歴史問題の議論になるとなかなか強い。２．韓国人にとって植民地支配はあくまで「感情の問題」であって、理屈で説明しても無理。３．日本は「日本を一生許さない」韓国と付き合わなければならない。だそうです。僕の感想。一生許さない人間と付き合えるわけないんだけどね。それに、完全に「被害者のみが加害者を許すかどうか決める」という態度をとっている。まあ、理屈はわかるけど、、、こりゃ、認識なんて問題じゃないや。この話題を話せたことは非常に良かった。将来にも役に立つでしょう。しかし、本当に疲れた。感情論でしか物を話せず、しかも一生許せない人と付き合うのは明らかな矛盾。感情が問題だというのはわかるんだけどねえ。でも、感情なんて日本が韓国の奴隷にでもならない限り、感情を満足させるわけがないんだよね。それから、個人補償と国家補償の問題は非常に引っかかる。ちなみに、ドイツはナチスに全責任を押し付けていることと日本との違いは、おそらく外国人(韓国人だけでなく)にはわからない。複雑すぎる。今度、うちのクラスにいる台湾人のおじさんに聞いてみよう。こうなったらとりあえず腹を割って話してみるしかあるまい。さ

  2005年04月04日

  コメント(2)

• 今の学校を選ぶまで　その5：　大学とチャット

  続けて書きます。国際政治の先生に推薦状をもらい、その足で郵便局に行ってアメリカに郵送しました。これは4月26日です(たしか)。5月1日締め切りですから、締め切り5日前。普通、大学院に出願したら、結果は1ヶ月ぐらい待たなければなりません。どの大学でもこれが常識だと思います。しかーーーし、今の学校からは5月5日朝に合格通知のメールが来た。これには驚いた。EMSでしたっけ？超特急で海外に郵送できるシステム。これを使って願書を提出したのですが、それでも2～3日は到着するまでにかかると思います。ということは大学側が僕の願書を受け取ったのが4月28～29日。それからたった1週間で結論を出し、学生に通知してきたわけです。「いつからこんなに早くなったんだ？今の大学ってこんなものなのか？」と思ったものです。しかし、残り2校から返事をもらったのは5月下旬か6月上旬。ということはモントレーが常識はずれだった、ということです。この常識外れの対応の速さは出願結果だけではありませんでした。何の件だったか忘れましたが、わからないことがあってEメールを出しました。深夜2時ごろ、カリフォルニアは朝10時ですよね。と、10分も経たないうちに返事が返ってくる。と、その返事の中にわからないことがあったのでまたメールを出す。と、5分後には返事が来る。「おいおい、メールを使ったチャットじゃないか！」と驚いたし、感心した次第です。なぜこんなに対応が早かったのかタネを明かすと、１．その担当者が切れ者だった(残念ながら、現在は別の部署に異動)、２．学校で使っているメールシステムについて、スタッフは迅速な返事をすること学校から期待されていること、があげられます。特にこのときEnrollment Managerをしていた女性(切れ者)の存在が大きかったですね。この人は今の部署でも心配なく頼ることが出来ます。それに対し、他の学校は噂どおりの「官僚的」対応。メールを出しても返事は来ない。どうしても知りたいことがあったので事務所に深夜3時に国際電話。それでようやく話がついた。なんてことがありました。モントレーから合格通知を受けてから、「出願した3校の中から本当に行きたい学校はどこか」ということを改めて考え始めました。たいした話はないのですが、モントレー選びの最終回としてまた明日書きます。さ

  2005年04月03日

  コメント(0)

• 今の学校を選ぶまで　その4

  海外の大学院に出願するに当たって結構面倒なのは推薦状をあつめること。少なくともアメリカの社会って推薦状が重視される。今インターンシップ探しをしていますが、それにも推薦状は必須。誰か出願者のことを良く知っている人に手紙を書いてもらわなければならない。相場は大体3通ですね。2通のところもあったんですが(今の学校は2通だった)。僕の場合は選択に困ることはなかったんです。頼んだのは1.日米会話学院で国際関係論を教わった大学の先生、2.元国連職員で現NGO主催者、3.大学時代の先生。有難いことに1.2.の方は快く引き受けてくださいました。この2人はよく推薦状を書いているので問題ないようですね。問題は3.の大学の先生。まずはなんていったって民法を専門にしている先生なので英語はからきしダメ。しかも、何で大学院に行くのか、という部分では懐疑的。それから、僕の体のことを心配してくれたのはよかったけど、「推薦状を書いたはいいけど責任は取れない」の一点張り。推薦状を書いたからって、僕が体調を崩したときまで責任を取らなければならないなんてことは全くありえないのに…特に体の件は面倒で、最初に会いに行ったときに散々僕に質問し、挙句の果てにうちの親にも電話し、それでも納得がいかないらしい。しかたなくその日は一回引き返し、後日医者に「大丈夫だ」という診断書を出してもらった(一通につき2000円。先生、2000円払ってくれよなあ…）。最初の訪問時に、英語の出来ない先生だから、僕が全て推薦状を書いていった。もちろん、僕の英語力なんてたかが知れている。でも、その英語を解読するのに一苦労。けっして何も読まないでサインだけする人ではないので、僕の書いた推薦状の内容を知りたくて必死。でも、時間はかかるし、結局読み終わったら内容に多少文句をつけたけど、それで終わり。それで、上記の診断書を持っていったときに一緒に書き直した推薦状を持っていった。大学によっては所定の用紙に推薦状を書かなければならないため、これは直筆で書き上げてしまった。英語のできない先生に時にはスペルを教えながら、なんとか推薦状を書き上げた。ちなみに、所定の用紙のうち一通は僕が書いて先生がサインした。つまり、本文の字の形とサインの字の形が全然違う。まあ、別にうそを書いてないから良いけどさあ…それに比べ、残りのお二方は早かった。2の元国連職員の方は、僕に推薦状を書いてきてくれと言いました。僕の推薦状を先にメールで送り、後日訪問すると、僕の推薦状とは全く別の推薦状が完成している。「先生、なぜ俺に推薦状を書いてこいと言ったんですか？」とビックリするぐらい。しかも、国連で何十年も働いていた方ですから、英語はそりゃきれい。本当に感謝しました。もう1人の国際関係論を教えてくれた先生は、ある大学にいるフィリピンの方。フィリピンの著名な大学で政治学を教えていて、少し前に日本に来たみたい。この方にいたっては、全て向こうで準備してくれて、こっちはただ先生の部屋に推薦状を取りに行っただけ。感謝しています。推薦人を見ると、僕の大学の先生を除けば申し分ない布陣。「あー、時間があればもっと著名な大学に挑戦してみたかったなあ。この2人の推薦人ならどこでも合格をもらえるんじゃないかなあ」と思ったものです。ちなみに、最終的に国際政治学の先生から推薦状をもらったのは2004年4月26日。大学院探しを始めてから1ヵ月半で終わらせました。この1ヵ月半というのはすごいこと。しかーーーし、9月から学校に通いたいのに、4月26日ですよ。。。でも、間に合ったわけです。続きは後日。さ

  2005年04月02日

  コメント(0)

• つまらないなあ

  今週末は静か。正確に言うと、ここのところ毎週静か。何もすることがないからね。ふー…そのうち、これに昨日の続きを書き足します。さ

  2005年04月02日

  コメント(0)

• 今の学校を選ぶまで　その3

  大学院をやめて日本に帰国します…あほなアメリカ人相手にこれ以上お金をつぎ込めません…なんてことはあり得ないです。まだ大変だけどアメリカで生活します。俺はウソつけないし、つくのが下手。つまらない人間だ。（しかも書き終わった時点で12時を回り、エイプリルフールは終わってるし(爆))－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－さて、おとといの続き。出願まで日数がないので、出願締切日だけを見ていたのですが、それでも大学院を調べるのには非常に時間がかかりました。たしかに、インターネットのおかげで以前に比べたら資料の取り寄せにかかる時間をまるまる削減できています。しかし、HPはどの大学も結構複雑。様々な学部学科を抱えていて、それぞれ締め切りが違うものだから、どれが大学の締め切りで、どれが大学院で、どれが奨学金のための締め切りなのか、、、なんて混乱してましたね。それから、国際関係論だけ独立した学部として持っているところと、政治学部の中に持っているところがあるのも結構面倒でした。どういうことかというと、政治学部の中に国際政治のコースを設けているところは、ほとんどPh.Dを取りたい人のためのコースなんです。コース概要もPh.Dを取ることが前提にして書いてありました。Ph.Dを取って研究者になりたい人用のコースはとりあえず除外。しかも、国際政治のバックグラウンドはないわけだし。でも色々調べてみないとわからないことがあるかもしれない、、、。心配性の僕は政治学部のHPを開き、コース概要を読み(もちろん英語)、Ph.D用のコースだとわかると、「あー、殺してやる」と1人でブツブツつぶやきながらまた別の学校を調べたわけです。とにかく、アメリカの大学の多さにも結構参りました。片っ端から調べようとするとキリがない。かといって日本みたいに名前だけで選べない。調べていた中でたまたまAssociation of Professional Schools of International Affairsという団体を見つけました。国際関係論に関係するプロフェッショナルスクールが所属する団体。それ以上よくわからないんだけど(苦笑)。ただ、メンバーになっている学校を見ると明らかに有名校ばかり。「いいホームページみーつけた。この中から選ぼう」と思いました。未だに詳しくはよくわからん団体だけど、その選択は間違えていなかったと思っています。それに僕には時間・労力に限界があったし。労力の限界というのは、大学院を調べることって一日中やるのは苦痛で退屈なんですよ。そんなつまらないことに労力を使うのは限界があると僕は感じたんです。パソコンに長時間向かう。しかも、大学院探しって探すこと自体はやりたいことではない。そんな時間があったら勉強したほうがマシ。「やって2～3時間かな」というのが僕の正直な気持ちで、実際にも1日2～3時間で大学院探しはやめました。これは良かったと思っています。精神衛生が良く保たれていたし、モチベーションをキープできた。1日何時間パソコンの前でこういう事務仕事が出来るかっていうのはその人次第なんでしょうがね。で、上記APSIAに所属している大学とその他のソースに載っていた数校を合わせ、最終的に出願できる時間のある大学院を選びました。それがたったの3校でした。モントレーを含めて。いやー、、、適当っていうか、現実問題として仕方がなかったというか、、、出願期間を気にした時点ですでに3校に絞れているのって相当問題かもなあ…（そのせいか、今年の秋学期に取りたい科目の少ないこと…転校したいぐらいだよ、、、)もう一つ「3校でなんとかしよう」と考えていたのは、イギリスはまだ締め切りに間に合うので大丈夫だということを知っていたためなんです。イギリスってほとんどの大学院で締め切りが明記されていないんですよね。しかも、色々な話を聞くと、実際に夏のちょっと前の5月や6月に出願してそれでOKもらったという人は結構いる、という話を聞いたし(本当かは定かではありませんが)。さて、出願予定校を絞れた時点で次は推薦人に話をしなくてはなりません。たしか、出願予定校を絞ったときより前にすでに推薦状を書いてもらいたい人に話をしておいたと思います。それは明日以降（僕の話は長い…）さ

  2005年04月01日

  コメント(4)

• エイプリルフール：でも今日はなし

  今日は久しぶりにルームメートとゆっくり話しました。今学期はあまり楽しめていないこと、授業選びや人間関係で苦労したこと、などを英語で少しずつ色々と話しました。こんな風に話したのはいつ以来だろう。しかも、あと1ヵ月半で彼女は卒業、僕は新しいルームメートを探さなくてはならない。うーん、、、米国での一つの生活が終わる。あきらかに僕のこっちでの生活に一区切りがつく。寂しいなあ…あまり時間がないのでアパートの契約の延長や夏休みのサブリース探しなどを始めはしましたがね。今日は飲んで帰ってきたので、また明日書きます。もうカリフォルニアでも4月1日になりましたが、どこかの誰かさんhttp://plaza.rakuten.co.jp/moikka/diary/200504010000/と違って、反転の技術まで使い「うそだよーーー」なんて言いませんから(笑)。お休みなさいませー。さ

  2005年03月31日

  コメント(0)

• 今の学校を選ぶまで　その2

  アパートの契約を延長。来年5月まで。とうとう今住んでいるアパートでMonterey生活を終えることを決断してしまった。家賃は相場よりちょっと高いんだけどねえ…立地の良さ、間取りの広さ、ランドリーがあること、引っ越す手間、などを考えるとねえ…－－－－－－－－－－－－－－－話を昨日の続きに戻します。まずお金のことを両親に相談しなくてはなりません。しかし、今考えると大してしっかり話をしなかったですよねえ。僕は現実を直視しなかったんでしょう。アメリカの大学院の授業料ってだいたい年間200万ぐらい。これに生活費を入れると1年で「最大」400万かかるだろう。節約すればなんとか300万ぐらいにならないか。なんてね。これで親に話をし、とりあえず仮の承諾を取ってしまいました。現実には1年間で「最低」400万ぐらいはかかるんじゃないかな。簡単な金額ではないのでどうしても低く見積もってしまったんだと思います。そして、正直今でもお金のことを書くと心苦しいです。なぜならこれだけの金額を出世払いですら両親に返済できるとは思えないから…。ま、なにはともあれ病気のこととお金のことを仮にですがクリアしたので、出願する大学院を探さなくてはなりません。では、まずどの国へ行くか。これは「アメリカ」で決まりでした。一つにはアメリカの発音で英語を習得したいと思っていたこと。それから、アメリカの大学院は2年間なので、出来るだけ長居したかった僕には都合が良いと思ったこと。それにアメリカは国際政治の中心だから、かな。教育に関係あるかわからないけど。しかし、実はこれには特にこれといった理屈だてた理由はありません。以前から「アメリカにしよう」と思っていました。直感です。しかも、僕はこの直感頼りでいいと思っていたんです。それまでは周りの「ちゃんとキャリアプランを立てて」とか「将来のことを考えて」っていうのにしっかり沿った留学理由が必要だと考えていました。実はそれ以外のこと、例えば仕事などでも、僕は将来のことを見越した何らかの計画を立てようとしていたと思います。でも、その代わり「僕のやりたいこと」ということを捨てていたと思いました。やりたいことって直感なんですよ。好きな食べ物、好きな女と同じで、直感。そこに理屈はない。散々悩んで、「あー、、、直感でいいや」って開き直った。それが僕にとって幸せだと思った。わけです。これって以前にも同じようなことを書きましたね。で、やり始めたのは「アメリカの大学院で3月になった今からでも出願の間に合うところはあるのか？」というリサーチをインターネットで始めたわけです。手短にある本（アルクの本やアメリカのランキング雑誌など）を使って、まずは出願締切日だけを見ていく。と、4月前半から5月前半まで出願を受け付ける大学院があるんです。数は限られていますが。まず、超有名どころはとっくに締め切りを過ぎている。早いところでは去年の11月末で締め切り、なんていうところもありました。だから、実は僕は「どの大学院が自分にとってふさわしいか」なんてちっとも考えなかった(苦笑)。出願締切日だけで大学院を選んでいた、というなんともコメントの仕様がないことをやっていたわけでございます。(続く)さーて、寝ます。また明日。さ

  2005年03月30日

  コメント(1)

• 今の学校を選ぶまで　その1

  色々な方のブログを見て思ったのは、「僕も自分の留学の軌跡を残しておこう」ということです。今はもちろん鮮明に留学までの道のりを覚えているつもりですが、そのうちあやふやになるの可能性大です。少しずつ何か書いていこうと思います。今日は「今の学校を選ぶまで」です。以前、英語力を留学準備段階でどう上げていったのかを書きました。我ながらよく書いたなあと思うのですが(苦笑)。では、その後どうやって準備したのかを、自分に対しての記録の意味も含めて書いてみます。最後にTOEFLを受けたのは2004年3月8日だったと思います（うおーーー、まだ1年しか経ってないや…）。コンピューター上のテストって、テストが終わるとすぐ画面上にスコアが出るんですよね、筆記のショートエッセイを除いて。その日のスコアは今まで見たことのない点数。おそらく今までどおりエッセイでも点数が取れれば250点(ペーパーベースだと600点)以上取れることになる。「うわーっ、、、、、留学準備しよう！」とすぐ思いました（そのはずです。すでに記憶が曖昧です）。まずはいつ留学するかを決めねばなりません。3月から準備するというのは、順当に考えればその翌年の秋入学。ということはあと1年半も日本で何かしなくてはならない。「あと1年半日本で何をする？そしてその費用はいくらかかる？」結論はおのずと出ました。「なんとか今年中に留学を果たせないか出来るだけ調べてみよう。」です。だって、1年半って長いですよね。2004年3月時点で東京の英語学校に通い始めて約1年経っていました。その1年間で僕の英語力はどれだけ伸びたことか…そしてそのためにどれだけの貯金を使ったことか…具体的な数字をここで出したくありませんが、「いっぱい」です。では、本当に大学院留学するために何をせねばならないのか。やることは3点。１．親に資金援助をしてもらう。２．3月からでも出願できる大学院を探す。３．医者から留学OKの返事をもらう。です。３．については僕個人の問題で、あまり留学したい人には関係ありません。僕には病気の問題があったので、留学生活というものがどういうものかをできるだけ把握し、医者からOKの返事をもらう必要がありました。医者のゴーサインは、親を安心させる材料であるだけでなく、僕自身が自分の体調に自信を持って海外生活を過ごすためでもありました。１．については、僕の両親は基本的に留学はOKでした。2004年3月に至る経緯を考えれば、僕が体調に不自由を感じず自分の好きなことを精一杯やっていること自体、両親に対する孝行だったんです。僕の両親は「基本的に好きなことをやれ」という考えの持ち主ですが、この段階では僕が病気から回復したという特殊事情も強かったと思います。しかし、お金の問題は別です。まあ、これも私の両親は優しいんですけどね…。寝なくてはいけないので、また明日。さ

  2005年03月29日

  コメント(4)

• 日本の良さと既得権益保護とをごっちゃにしないで

  最近小泉政権を批判するときに使う言葉。それは「構造改革は日本型経営を壊し、日本経済を破壊する」というもの最近ではライブドアとホリエモンの登場で、民主党の西村議員のようなコメントhttp://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgiもよく聞かれる。しかし、そもそも日本型経営って何？そしてそれは普遍的なもの？「経営者は会社を私物化していない」って本当？こんな疑問を投げかけたのは、わたしは日本型経営なるものが日本ですら普遍的でないと思っているから。特に、「経営者は会社を私物化していない」という主張はちゃんちゃらおかしくて、へそで茶を沸かすぐらい。もちろん、多くの日本の社長さんは従業員のことを非常に考えていますよ。アメリカと比べればね。一般的には。でも、ライブドアの騒動でわかったのは、一部の「一族」がメディアの株を多く所有している事実。また、会社で君子として君臨している社長、特に読売グループの渡辺社長と西武グループの堤会長はその典型で、彼らの行動は会社を私物化していませんでしたか？まあ、もちろん福利厚生を充実させ、給料をしっかり払っていた、その点ではちゃんと従業員のことを考えていたのでしょう。でも、僕が典型的なオーナー会社に勤めていたからその個人的な経験でわかることは、オーナー企業って会社を経営している家族は「別格」です。創業一族には文句をいえない、すなわち言論の自由は創業一族に対しては全くありません。創業一族というだけで出世します。従業員は年齢に関係なく敬語を使います。株式の配当は、もし株式を公開していなければ不透明極まりない。創業一族っていくらもらっているのでしょう？そして、会社の金と従業員を使って別荘を買ったり、その他もろもろ。ただ、会社経営に響かない範囲でやれるかどうか、それだけです。それをも含めもし「日本型経営」と呼ぶのは、単に古い体制を守りたい実態と日本の経営システムの良さとをごちゃごちゃにして議論していませんか？これって問題ですよね。何でも「日本型」と名づけたり、もちろん「資本主義だから」で理屈を押し通すのではなくて、何が日本のなかでうまくいっている良いシステムなのか、きちんと議論してほしいものです。また、こういう議論って外国の実態をろくに知らなかったり、知っていても一国だけで比較したり、結局「日本が良いんだ」っていう結論を出しがちです。これも問題ですね。こういう間違えのないよう、私は謙虚にやっていけたらなあ、と思っています。さ

  2005年03月28日

  コメント(0)

全871件 (871件中 651-700件目)

< 1 ... 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 >