好きなことが一番早い上達の道 last volume
必要以上に早めに勉強を始めたら、1週間で疲れてしまいました…休めるときは休みましょう。東京の学校で国際関係論をやったからといってすぐにTOEFLの点数が上がったわけではありません。以前に比べて英語力はついたという自信があったのですが、テストの点数には反映されず結局同じような点数を取るばかり。そのため一応テスト対策をしました。テスト対策は2つ。1つめは文法対策。これは短期間で点数が上がりそうなものを選択しただけです。しかも文法って定期的にやっていないとすぐ忘れるし。あるアメリカで作られた英語だけの問題集を買ってきて、忘れている分野だけをピックアップして演習しました。結果は…現状維持。文法で満点を取った人の話って聞いたことがあるのですが、僕はいつも間違える。しかもいくつか同じような場所を…。俺ってやっぱり語学はダメなんだよなあ…2つめはリスニング。日米会話学院で勉強をし始める前はlistening, structure, readingと各3セクション全て同じような点数でした。しかし、だんだんスコアにばらつきが出てきて、得意であるはずのリスニングの点数が上がらない。ニュースの聞き取りは以前より楽になっているのですが。これはAmazon.co.jpで評価の高い問題集を購入しました。これは試験対策として効果がありました。一回聞くだけではわかりづらい仮定法などを集中特訓するものです。勘違いしないでほしいのは、基礎的な英語力は上がり試験テクニックが必要だ、と感じた2004年始めの段階でも試験対策は非常に退屈で苦痛でしかなかったということです。そのためなんとか1日30分の勉強時間を確保しよう、という気持ちだけでやっていました。さすがに30分ならこの俺でもTOEFLの勉強ができますから。それで幸運なことに何とか結果を出せたし。そして、2004年3月に受験したTOEFLでようやく点数が大幅アップしました。特にリーディングは30点満点中28点までになりました。これはひとえに興味のある分野の英語のテキストを読んでいたから。一度たりともTOEFLリーディング対策はしていない。「好きこそ物の上手なれ」を端的に示したと思っています。ここにきてようやく私の友達が言っていたことがわかりました。何人もの連中が私より前に大学院留学したのですが、ほとんどの連中が「試験対策で何十万もの金を学校にかけるのはもったいない」というものでした。それから「TOEFLは英語の力を測るものだから、試験対策だけがTOEFL用の勉強ではない」とも言われたっけ。「そんなこといったって点数が上がらないんだから仕方ないじゃん…」って僕はふてくされていたのですが、ようやく自分の実体験からもわかりました…あーーー、時間がかかった。僕の経験のすごいところは、3月にTOEFLの点数があがったのでそのまま大学院にアプライし、5月にはアドミッションをもらって8月にはアメリカへ行っちゃったんですよね。こんなに急に準備を済ませた奴はさすがに僕の周りにも俺だけ…。ま、色々あるってことですよ。ようやく、この英語勉強の回想録は終わりです。もちろん、アメリカへ来ても英語で苦労したし、今もしているのですが、それは別の機会に。さ