11月10日(木), ZORROの通院(皮膚)と、薬浴の日。
Aコッカーでありながら、ご自慢のフサフサモコモコヘアーではないZORRO。
もともと外耳炎にかかりやすく(コッカー特有)、皮膚も弱い。
年齢を重ねていくうちに、免疫力も下がり、耳や皮膚の回復力も抵抗力も無くなっていく。
2年前に、胆嚢粘液膿腫を患って 胆嚢を摘出してから、さらに皮膚の状態が悪くなった。
いろいろな病院に診て頂いたけれど、どこの病院でも
痒みを抑える・炎症を抑えるために、ステロイドなどの強いお薬をすすめられた。
でも、完治はできない(可能性は低い)。一時的に症状を抑えて軽くするだけ。とも言われた。
例えば、ZORROが まだ若く健康体で、皮膚炎が 一過性のものであったら、
一時的にでも ステロイドなどを使用していたかもしれない。
でも、ZORROは 決して若くなく、胆嚢も無い。 強い身体ではない。
病院で 先生に説明される度に
『 じゃあ、ステロイドや強い薬を飲んでも完治せず、肝臓への負担は? 身体への副作用は?』
と、心の中で叫び問いかけていた。
10歳のZORROの身体(内臓機能)に大きな負担をかけてまで 皮膚の状態を治すべきか?
身体に負担をかけてでも、皮膚の状態を改善して 痒みのストレスを軽減するか?
それとも、薬を使用せずに 皮膚の改善を諦めるか?
極論、内臓を優先するか?皮膚を優先するか? という選択肢で、私は 内臓を優先した。
…というよりも、強い薬を継続して飲まなくてはいけない ということに抵抗があった。
でも、皮膚の状態を考えると、完治できなくても、少しでも良くしてあげたい。。。
どうしたらいいのか? ずっとずっと考えて 迷って…。
※ もちろん、薬浴は続け、アレルギー検査なども行い、あやしい食物などは避けていた。
でも、いっこうに良くなる気配はない。
そんな時、以前から気になっていた病院を 偶然にも紹介して頂いた。
それが、今 通院しているP病院。(薬浴の病院とは別。)
P病院では、体質改善をしながら 身体の機能を整え、免疫力を高め、健康体に戻していく。
必要な薬(西洋医学)も使用しながら、副作用の無いものをメインに治療する自然療法。
※ 今、ZORROが飲んでいるのは、もともとの甲状腺の薬1種類と サプリメント類等だけ。
正直、諦めていたZORROの皮膚。
でも、通い始めて 約2ヶ月で、トリマーさんが驚くほど 皮膚の状態が良くなってきている。
9月下旬 : 通い始めたばかりの時。皮膚の赤み・脱毛・痒みが酷い。
首から下・オナカ・背中・耳の後ろ側・顔周りも脱毛。 足裏もベタベタ。
炎症の酷い箇所は、象さんの皮膚のように硬い。
毛のツヤは全く無く フケが多く出る。 毛は全体的に薄く パサパサ。
シッポの毛も 剥げてしまっている。
10月初旬 : 少しずつ赤み・痒みが引いてきた。 でも、脱毛部分は相変わらず。
10月中旬 : 少しずつ 毛が生え始めてきた。 赤み・痒みなども だいぶ治まってきた。
※ ちょうどこの頃から、よく眠れるようになり、元気(ご機嫌)になってきた。
10月下旬 : 脱毛部分(背中・顔・耳の後ろ・シッポなど)に、毛が生えてきた。
※ 症状の酷い 首下やオナカ部分には まだ生えないが、皮膚が少しずつ柔らかくなってきた。
毛艶も出てきた!
足裏のベタベタも ほとんど無し!
そして、今回の通院日(11月10日)
コッカーらしい ツヤのある 少し波打った柔らかい毛が!
シッポの毛も健在!
※ 携帯で撮ったため わかりにくい写りですが。
ZORROの治療。 ステロイドや強い薬は 一切使用されていません。
今、以前よりも 元気に… 美味しく… 楽しそうに過ごしています。
まだしばらくは、通院が続きます。
でも、身体に負担をかけず 逆に 元気な身体に戻りながらの治療を、
ZORROと一緒に 頑張りたいと思っています。
大の人見知り・場所見知りのZORROが、私を引っ張って連れていく 病院。
( ZORROは、先生のことが大好き!)
あせらず じっくりと治していきたいと思います。
ZORROと同じように、高齢で 皮膚炎にかかってしまっているワンちゃんも きっといるはず。
でも、諦めないで欲しいな。。。!
*** 追記 ***
カメラを向けるのが可哀想なくらい、皮膚の状態が悪かったZORRO。
写真を撮っても、ブログにUPすることが なかなか出来なかった。。。
症状が良くなり始めたので、"ZORROの記録"として 経過を(時々)UPしようと思います。