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テーマ:愛犬のいる生活(77294)
カテゴリ:Dogs
今日は、改めて パーシーのことを。。。 パーシーは、2009年8月, 埼玉県栗橋で起きた多頭飼い崩壊 の仔。 8月の猛暑の最中。 私は その時のレスキューに携わらせて頂いていた。 そして、その時、何十頭もの中の1頭のパーシーにも会っていた。 ※ 今 思えば、どの仔がパーシーだったのか?記憶に無いほどの頭数だった。 飲み水は勿論 ごはんも無く、何段にも積み上げられた小さなケージの中に押し込まれた仔達。 こんなことが許されていいのか と、言葉にならない憤りを覚えた。 そして、よく こんな環境で生き延びてくれた と、この仔達の生命力と運の強さを感じた。 レスキューから 約2年半が経った。 多くの仔が 新しい家族とめぐり合った中、パーシーには なかなか赤い糸が見つからない。 今までのトラウマや 精神的に不安定なこともあったのが理由なのかもしれない。 その中でも、“分離不安症”という症状が大きな理由だったのかもしれない。 “1人ぼっち”という“孤独感”が、パーシーにとっては“恐怖感”に感じてしまうらしい。 だから、“1人ぼっちのお留守番”は 苦手。 そして、昨年8月、ひょんなことから 我家で過ごすことになり、我家での生活が始まった。 我家は、ご存知のとおり ZORRO, JC, Ronnie と 大所帯。 幸いなことに、“1人ぼっちのお留守番”は、皆無に等しい環境。 ただ、3頭とパーシーの相性だけが 唯一心配だった。 でも、そんな私の心配はよそに 初日からトラブルも無く 過ごしてくれた。 不思議なことに、頭数が増えると 私が仲介に入るよりも 犬同士で上下関係やルールを 決めているように見える。 即ち、私が介入しない方が 上手くいくことがある。 ある程度、"放任主義 = 犬まかせ" なので、お互いにラクな時もある。 ※ 健康面やメンタル面でのチェックは欠かせないけれど。 そんな 4頭との生活も、もうすぐ半年になる。 パーシーは、A.L.I.S からの大切な お預かりの仔だけれど、特別扱いはしない。みんな平等。 その "平等さ" が、時に難しい時もあるけれど、臨機応変に…と思っている。 パーシー。 どんどんヤンチャになってきて、甘えん坊になってきて、無邪気になってきて… "本来のパーシー"って、こんなに楽しい仔なんだよね。 パーシーは、ネコみたいに 顔を洗ったりする。 そして、パーシーは 長くなった自分のツメを 自分で噛んで短くする。 はじめは、何かのストレスで ツメや足周りを噛んでいるのかと思い、様子をみていたが、 どうやら、長くなって 歩きづらくなったツメを、自分で噛んで削っていたようだった。 そんなパーシーを見ていたら、なんともいえない切ない気持ちになった。 きっと、今までも 過酷な環境の中で 自分自身のことを自分でしていたのかもしれない。 (写真は、上手く削りきれず 折れてしまったツメ。) 時々見せる 凛とした表情。 平和主義者で、やさしくて、可愛い甘えん坊のパーシー。 赤い糸とめぐり逢えるまで、我家で みんなで のんびり過ごそ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年01月26日 01時51分30秒
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