丸田恭介騎手と藤岡康太騎手。

　１月１２日に高知競馬場で行われる全日本新人王争覇戦に、ＪＲＡから今年も２人のジョッキーが参戦します。

　１０日、中京競馬場で騎乗していた両ジョッキーに、その高知へ向けての意気込みを聞きました。

　丸田恭介騎手。昨年ブレイクを果たして、騎乗数も勝ち鞍も上昇中です。

「西の方の競馬場は、プライベートでも行く機会がなかなかありませんから、高知競馬場がどんなところなのか本当に楽しみです。」

「キャリアの近い若手ジョッキーが集まるということで、どんな騎乗をするのか見たり聞いたりしたいですね。重賞を勝っているような人もいるので…」

　…と、ライバル心も燃やす丸田騎手。話の最後は、こんな風に締めくくってくれました。

「そうは言っても、出る以上はやはり勝たないと。頑張りますよ」

　当日は、１０レースの本番の他に、６レースと８レースにも騎乗します。

　藤岡康太騎手は、この日（１０日）は１２個レース全部騎乗と大忙し。

　急遽参戦が決まった高知ではありますが、短い時間で意気込みを話してくれました。

「行くからには、ベストを尽くして頑張ります。」

　こちらは本番のほか、９レースのＪＲＡ交流で、ＪＲＡ所属馬に騎乗の予定があります。

　地方競馬から１０名。ＪＲＡからはご紹介した２名。いずれもこれからが楽しみなジョッキー達。どんな手綱捌きを見せてくれるのか、期待しましょう。