木曜日になりました。

　昨日は天気も悪く、肌寒い陽気だった香港。
　今朝は一転してご覧のような素晴らしい天気で、気温も上がりました。用心して薄手のジャンパーを着て出かけたのですが、暑いくらいでしたよ…。

　今日は、香港カップ出走のクィーンスプマンテ様が最終追い切りを敢行。

　途中で少しだけ行きたがり、最後は少し流すような感じだったそうですが、あくまでも「馬の気持ちに合わせて」という今回のテーマに沿った調教。
　その動きには周囲の報道陣の期待感も大いに高まりました。

　ちっちゃいデジカメで撮ったこんな写真でも、馬のいい雰囲気が伝わってくるでしょ？

　調教を終えて引き揚げてくるクィーンスプマンテ様ご近影。
　田中博康騎手も。

　ジャガーメイル様ご近影。
　オールウェザーで軽く乗られました。

　今日のメインイベントは、何と言っても…

　枠番抽選会でした。

　枠番の有利不利が、脚質によって勝負を左右するシャティン競馬場のコース。
　日本から遠征の各馬にとって、勝負の第一歩と言えるでしょう。

　香港ヴァーズ出走のジャガーメイルは…

　１番枠。
　基本的には追い込む馬ではありますが…勝負所までの立ち回りがポイントになる枠になりました。

　スミヨン騎手がどんな風に馬を導くのか、興味深いレースになりそうだとも言えそうです。

　続いて、香港スプリントのローレルゲレイロ。

　先行馬ですが、ゲートからのダッシュはそれほどでもないので、この枠でいいのかも知れません。

　今年は、この１３番枠で高松宮記念もスプリンターズＳも勝ちました。その意味ではゲンのいい数字ですよね。

　今日、その枠番抽選が最も注目されたのが、香港カップのクィーンスプマンテ。何しろ、１コーナーまで殆ど距離がないシャティンの２０００ｍのコース。馬自身が逃げ馬。そうでなくても外枠に泣いた馬がこれまでにも山ほどいる中で、どんなポジションから発信できるかは、非常に重要な勝負のカギとなるからです。

　で、その結果は…

　素晴らしい！！

　まずは第一関門クリアという感じで、関係者の皆さんからも安堵の表情が見えました。