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華々しく開催中の、ロイヤルアスコット開催。なかでも、注目されるグローバルスプリントチャレンジのイギリスラウンドは、この1週間のうちに2戦が行われます。 火曜日に行われたキングススタンドS(直線1000m)は、2年前の覇者であるエキアーノ(Equiano)が勝利。外ラチに近い好枠を利して、スイスイと先行。そのまま押し切ってのなかなか強い勝ち方でした。昨年4歳時には不遇を託っていたこの馬ですが、今年はまた反撃のシーズンになるのかもわかりません。 その2年前、アスコットでこの馬が勝つところ、この目で見てきていたのを思い出しました。
さて、明日19日に行われるゴールデンジュビリーS(直線1200m)は、香港やアメリカからの出走馬も揃って、なかなか面白いメンバー構成になりました。 香港からは、ハッピーゼロとジョイアンドファンが出走。いつも書くように、ハッピーゼロは私の好きな馬なのですが…シンガポールで見たように1200mは短いでしょう。今回は、ドバイでアルクォズスプリントを勝ったジョイアンドファンの方にチャンスがあるんじゃないかと見ています。前回のシンガポールは、道悪で競馬にならず参考外。今回改めて、強豪相手にどんなレースをするのか期待したいところです。案外、遠征に強いタイプだったりして…。ニアサイドの1番枠ですから、ロスなく道中をさばけば悪くない競馬が出来るのではないでしょうか。 そのドバイでゴールデンシャヒーンを勝ったアメリカ調教馬・キンセールキングは、それ以来のやや久しぶりのレース。それでも、今度は芝でどんな走りをするのかということには、非常に興味があります。 オーストラリア・コーフィールドギニーの勝ち馬、スタースパングルドバナー。アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎に移籍していまして、ここで豪州生粋のスピードを見せつけることが出来るかどうか。勝てば、2003年の勝ち馬ショワジールとの親仔制覇という記録もついてきます。4番と、ニアサイドのいい枠を引いていますので、チャンスがあるかも知れません。 ヨーロッパ勢も多士済々でして… 昨夏ジュライカップの勝ち馬フリーティングスピリット。同2着のメインエイム。 …などなど、チャンスがありそうな実績馬を挙げるだけで、もう十指に余るという組み合わせです。 ただ、この辺の馬たちは、ことごとくファーサイドの不利枠を引いていますから、この辺が果たしてどうでますか。 オーストラリア調教馬は、牝馬のアルヴェルタ1頭。実績的には少々不足してますか。 あと一頭、実績的にはこれからの馬ですが、ドイツで重賞を勝ってきたアミコフリッツ。どんな馬なのかは、成績以外にはよく知らないのですが(苦笑)。ただ、騎乗するマキシム・ギュイヨン騎手は水曜日のアスコット、プリンスオブウェールズSでバイワードを勝利に導き、イギリスにおける初騎乗がロイヤルアスコットG1勝利という離れ業をやってのけました。そのバイワードは1番人気の馬でしたが、土曜日は恐らく人気薄。ここでもあっと言わせる活躍を見せてくれますかどうか。この馬もニアサイドの2番と、枠番は上々です。 今年のゴールデンジュビリーS、例年以上にメンバー勢揃い、話題も豊富な一戦。是非ともご注目下さい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月18日 16時28分14秒
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