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昨日行われた、セレクトセール1歳の部。 最大の注目は、言わずと知れたこの馬。 報道陣としては、今日のセールはこの馬と、このうまのセリを見に来たと言っても、過言ではないでしょう。 セリにかかる直前の下見所。その姿が下見所に現れた時から少しずつ人が増え始め、やがてテレビカメラも含めて視線はこの馬に集中しました。
そして、いよいよセール開始! 馬がセリ場に向かうのと時を同じくして多くの人々がセール会場に入ってきて、セリが始まる前から会場は熱気に包まれました。 たまに、こんな風によそ見したりするのがかわいい。 この馬のセリを捌いたのは、おなじみの中尾さん。 私自身も北海道市場ではオークショニアとしてお手伝いをさせて頂く身。以前、その仕事の助けになればと、中尾さんにオークショニアの極意について教えを請うたことがあります。そのときに中尾さんは、 「馬と、その馬を買いたいというバイヤーの方の気持ちとを、丁寧につないでいく。そのことだけなんだよ」 と話して下さいました。 その言葉通り、この馬のセリは、1000万円単位で上がっていく金額の意味と、そして価値を確かめるように、とてもゆっくりと進んでいきました。 焦る必要はない。金額が高くなっているからといって、盛り上げる必要など更にない。 本当にゆっくりじっくり進んだセリは、とても印象的な時間でした。 そしてその時間にも、ついにピリオドが打たれる時がやってきます。 何が凄いって、セリのあとの馬の立ち姿撮影に集まった報道陣の数。 この写真見ると、馬はどこだ?と探してしまいたくなります(笑)。 1年後にこの馬が、どんな話題を提供してくれるんでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月12日 16時55分04秒
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