|
カテゴリ:カテゴリ未分類
年末恒例・香港国際競走は、いよいよあさって。レースも間近に迫ってきました。 私にとっても、年末恒例の香港への取材・見学旅行。今年も日本からの遠征馬の応援かたがた出かけてきました。今日はレースを前に日本に帰らなければなりませんので、その途中に香港国際空港でいまこの稿をアップしています。 以下はその香港でのスナップ写真。まずは水曜日の国際騎手招待競走の様子からご覧下さい。 場所はおなじみ、香港に2つある競馬場のうち香港島の市中心部にあるハッピーバレー競馬場。主に毎週水曜日、ナイター開催でレースが行われています。 コースは急で傾斜のついたバンクのようになっているコーナーに、アップダウンのアンジュレーションもあって、難コースの一つです。直線の攻防は馬が密集して激烈を極めます。 招待競走は5レースから始まり、全部で4個。その5レースの前には、派手な花火で知られるオープニングセレモニーが行われました。登壇している参加ジョッキーも後ろを振り返って花火を見やっています。 日本から参加のJRA・浜中ジョッキー 最初のレースは1番人気に推されていたのですが、直線追い込み及ばず2着…。 残念ながら、その後上位着を取ることが出来ず、入賞はなりませんでした。 レース後、屈託のない表情で振り返る浜中ジョッキー。 結果が出なかったことを残念と話しつつも、初めての海外での騎乗(海外に出かけること自体が3回目らしいです)について 「今後に向けての大きなモチベーションになる」 と話しました。 さばさばとした感じで、それでも「仕事をした」という雰囲気は満載の彼の表情は、いかにも「今日日の若者」という感じ。取材陣が皆で話を聞いたあと、不思議な心地よさを感じていたのは、私だけではなかったようです。 「やり方が変わるわけではない」と話しつつも、一つの経験が大きくその後に生きていくのがスポーツのトッププレイヤーのありよう。今後の彼のプレーに、改めて大いに注目していきたいと思っています。
さて、翌木曜日は朝の調教に引き続き、枠番抽選イベントの見学。 国際競走が行われる、香港郊外のシャティン競馬場。朝はかすかに冷え込み、ご覧のように周囲の山々には朝もやがかかります。 そして、朝日…… このぐらいの頃合いから、海外からの遠征馬の調教が始まります。 木曜日は、日本から遠征の3頭の馬場入りはありませんでした。以下の写真は水曜日に馬場入りした各馬の様子です。 香港スプリント連覇を達成して、「世界のロードカナロア」としての存在を確固たるものに出来るかどうか。有終の美を期待したいところです。 香港カップ出走のトウケイヘイロー。抜群のスピードを武器に、シャティンの2000mをライバルを寄せ付けることなく駆け抜けたいところ。 前走で重賞勝ちを果たしてここに参戦してきたアスカクリチャン。こうした野心的な遠征には、とても興味があります。調教で騎乗しているのは荻野琢真ジョッキー。頑張っていました! 午前11時から行われた枠番抽選会の様子。 アスカクリチャンは須貝調教師が抽選に参加。引いた枠は10番でした。 環境にも動じないタフさが生きれば、と話す須貝調教師 ロードカナロアは、外枠12番…… 現地メディアの取材を受ける安田翔伍調教助手。いつも通りの仕事で、昨年と同じ緊張感を持ってレースに臨むと話していました。 トウケイヘイローは5番枠。外枠が極端に不利なコース形態を考えると、まずまずの枠かと。 抽選は清水久詞調教師が直々に参加。「この馬の気持ちに沿って走れれば、多少ラップが速くなっても大丈夫」とのこと。実は一つ外の枠に同型馬リトルマイクが入ったのですが…レース序盤から目が離せない戦いになりそうです。 トウケイヘイローの応援幕。先週末、中京競馬場でファンの皆様方に寄せ書きを募ったところ、1枚では収まりきらないぐらいの寄せ書きが集まったそうです。 いまから、レースが楽しみですね。
香港国際競走の模様は、午後5時からグリーンチャンネルでお伝えします。香港カップはほぼライブに近い時間に、その他のレースはVTRでお伝えできると思います。是非とも日本から挑戦する3頭に、熱い声援をお送り下さい。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年12月06日 15時54分05秒
|