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カテゴリ:海外競馬予想
世界の競馬シーンはまた楽しみなレースを迎えています。
舞台は、香港! 明日30日(日)、香港シャティン競馬場で行われるクイーンエリザベス2世カップ。 芝2000mの舞台に日本からネオリアリズムの参戦を見て、馬券も国内で発売されることになっています。 皆さん、中間も様々な情報を修習し、レースに向けて準備されているのではないでしょうか。 今回は、各馬の調教での姿も照会しながら、このレースを予想していきます。 シャティン競馬場の早朝。地下の馬道を通って調教に向かう馬たち 木曜日が日曜日に向けての追い切りの日らしく、この日はトラックで多くの馬が強めの調教 日本の馬たちの調教と同様、レースの直前には強い負荷をかけられるのが香港の競馬 それでは、香港・クイーンエリザベス2世カップの予想です。 ◎ ワーザー ○ ディクトン ▲ ネオリアリズム △ ブレイジングスピード △ デザインズオンローム 穴 パキスタンスター ワーザー。押しも押されもせぬ香港のこの路線のチャンピオン。 昨年、香港ダービーの後クイーンエリザベス2世カップも勝って、その地位を確保。 今年は連覇を狙っての参戦です。 昨年末の香港カップには間に合いませんでしたが、年が明けて2月の香港ゴールドCではブレイジングスピード以下に快勝。その力を見せました。 香港の中では、やはりこの馬が1枚2枚上ではないでしょうか。 なので、この馬に海外の他の馬たちが勝てるかどうか、という予想にしました。 そこで、フランス調教馬のディクトン。 木曜の追い切り。意欲的な調教でした。 オールウェザーでじっくり乗られた後、更に芝コースを一周して、最後に強め。 昨年のフランスダービー3着。直線で横に馬がずらっと広がる大混戦の中、その着を確保した力は注目してもいいのではないでしょうか。 何よりいいのは、人気がなさそう(笑) 調教を見ていると、まだ仕草が子どもっぽくて可愛い馬なんですが、その分力を発揮すれば面白いところがあると見ます。 ネオリアリズムは、帯同の皆さん方が細心の注意を払って肉体的・精神的コンディションの維持に努めている様子が伝わりました。 ネオリアリズム 木曜日の追い切り 引き揚げてくるところ。ジョー・モレイラが追い切りにも騎乗しました 昨年暮れは香港マイルに挑んで大敗。 その時の写真を引っ張り出してくると、体を丸めて気持ちが入っている写真が多かったんですよね…。 今年はその面で言えば、いい落ち着きを少なくとも追いきりの日の時点では保てているのではないでしょうか。 世界的には結構注目されていて、ブックメーカーのオッズは水曜日段階で1番人気。 札幌記念でモーリスを破ったとか、マジックマン・ジョーが騎乗するとか、目を引く要素が多いということでしょう。 現地では、この馬がどんな作戦をとるのかに関心が集まっていますが…それは戦前に陣営から語られることはないと思います。 はてさて…オッズともご相談で、買うべきか否か…… 最後に、パキスタンスター 常に離れた最後方から怒涛の追い込みを決めるレーススタイルは、香港の競馬ファンの大人気の的。初めて条件戦を勝った時に、すでにパキスタンスターのグッズが作られるほど、競馬ファンの心を掴んでいる馬だそうです。 追い切りはオールウェザーで パキスタンスター 少頭数でスローが見え見えのレースは、果たしてこの馬に向くのかどうか…。 いくら脚は持っていても、他の馬も速い上がりの脚を使えば届かない、とも言えますし スローでそれほど置かれず、前が射程圏距離にあれば直線で届く、という見方も出来ますよね。 いずれにしても、一発で情勢を全てひっくり返す魅力があるのがこの馬。 この馬をどう買うのかというのは、馬券検討の上では考えどころかも知れません。 私の馬券は、◎ワーザー1着の3連単流し。 ワーザーが完全に「行方不明」という結果はさすがにないと見て、1着に○▲穴、2着と3着にワーザーという逆転目の馬券も買ってみたいと思います。 あとはお値段見ながら、配分ですね。 巷では、春の天皇賞の話題で持ちきりですが、天皇賞の後は香港・クイーンエリザベス2世カップ。 観戦だけでなく、馬券の方も頑張って行きましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年04月29日 11時41分21秒
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