先週木曜日に高畑Jが2勝を挙げた。デビューから既に4年が経つが、1日2勝はこれが初めて。それだけに2勝目は相当に嬉しかったのだろう、ゴールと同時にガッツポースが出た。高校時代はトランポリン競技で全国に名が通った彼、騎手となってからは今ひとつ伸び悩み気味ではあるが、これをキッカケに素質開花となってもらいたいものだ。
また同日、今春デビューした小山Jも所属する盛本厩舎馬騎乗で初めての勝利(自身通算2勝目)を挙げた。常々自厩舎馬で早く勝ちたいと言っていた彼、この1勝も更なる励みになるものだと。
そんな若手騎手の頑張りも目立つ兵庫県競馬なんだが、今最も輝くのはベテラン川原J、先々週も6勝の固め勝ちだったが、先週も同様6勝を挙げ目下リーディングトップを行く木村Jに遂に1勝差まで迫った。この勢い、今週も続くのか、それとも木村Jがそれを阻むのか、注目される。
そんな白熱する園田競馬は今週も水、木、金曜(17~19日)までの3日間開催。
期間中のメインは19日、ナイターで行われるA1A2級混合の1700m戦。前走タガノマツカゼの強襲で残念ながら連勝はストップしたものの目下、兵庫県実力ナンバー1と言われるエーシンポルックスが出走予定。恐らく今週は良馬場だけに取りこぼしはないと見るが...。復調なったストライビング、ホクセツライン等、次位争いが混沌としたレースになりそう。
18日のメインはA2B1級の1700m戦、実力伯仲の一戦で軸馬探しにひと苦労するが、勢いがあって最も面白いのはニューロジカルではないか。B1級馬だけに格上馬とは背も2キロの差がある。それだけに十分対応できるものだと。ケイアイアレスは唯一のA1級からの降級馬。近走が案外、夏データも今ひとつだが、この点に目を瞑れば狙い目十分と言ったところか。前走でメドを付けたマイネルプリマス、マイネルフレンズにも警戒必要。
17日はB1級の1400m戦がメイン、注目は兵庫ダービー[2]着モズオーロラ。そのダービー時は直前の調教でアクシデント発生、そんな不安がありながらでも早めに動いて[2]着死守したのだから潜在能力は相当。今週は総てに於いて順調に仕上がっただけに確勝ムードが漂う。サヴァイバルダンスは前走スローペースに泣いて[3]着も上がり3Fはメンバー中、最速だった。キッチリと力を付けるだけに古馬混合戦でも見劣ることない。一角崩しはアンハートフェスト、前走[3]着も好内容だったし、今日も早め早めの積極策か。
(文:競馬キンキ 北防 敦)
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