カテゴリ:学童保育
昨日今日の学童保育はばたばたでした。
新1年生達はすぐなじんでくれたのですが その分人数が増え 狭い学童はきゅんきゅんです。 春休みなので宿題もなく 賑やかなのはいいのですが 小さいトラブル続出で その都度指導員は振り回されていました。 一因は自閉症や発達障害のある子どもたちと 全体の人数が多すぎることにもあります。 特別学級在籍の子供たちと息子も含めて発達障害のある子どもたち 3年生以外の各学年にいてみんな普段は週数回の臨時在籍の子なのですが 春休みは勢揃いしています。 それぞれ個性的なのですが 共通点は 自分の世界が強いこと 人の気持ちを推し量るのが苦手なこと 人と関わるときに必要な言葉が出にくいこと 自分の思いが伝わらないと言葉よりも手がでてしまうこと などでしょうか。 みんな一対一で関われば子供らしい子どもたちなのですが 大勢の中ではちょっとしたことでパニックになったり暴れたり どうしてもトラブルの原因になりがちです。 そんな時 指導員がついていて 気持ちを代弁したり仲介してあげられれば大丈夫なことも多いのですが、全員にひとりずつずっとついている というわけにいきません。 「Kくんが急になぐってきたー」「Tちゃんがおもちゃを持ってっちゃったー」「Rくんが戸を閉めて立てこもった どうにかして」などと口々に訴えてくる子どもたち 一方で 当のKくん、Tちゃん、Rくんは物を投げたり 大泣きすることで 悔しさを表現しています。 必ず理由があるのです。 だけど突飛に見える行動が周りの子には理解できず 危険なこともあるので まずは落ち着かせるのが一仕事になります。 うちの息子も、立派なトラブルメーカー。 去年の今頃は 一人で遊んでいるのが気になったものの おとなしくて学童の中でも手が掛からなかったのですが、最近、急に手を出して人の困った顔を喜ぶとか 遊びに無理に入り込んで台無しにしてしまうなど 困った行動が目に余るようになってきました。 今日は砂場で4年のRくんと大げんか。息子は砂を掘りたい、Rくんは埋めたかったらしいのですが お互い相手にいきなり「やめろ、出て行け」とやったので 砂の掛け合いからスコップの殴り合いにまでなりかかり 指導員二人で必死に止めました。 息子は体力的にかなわないので 大泣きしながら周りの子どもたちに当たり無差別に拳を振り上げだしたし、Rくんは パニックになって指導員をすごい力で振り払い学童から脱走。 あわてて追いかけると 学校にまで走っていき 結局職員会議中の学校の先生に出てきてもらいかまってもらい落ちついて帰りましたが 足が速く体力もあるので追いかけるのも大変です。 指導員がそんな数々のトラブルに振り回されているうち みんなで小学校に行く途中 3年生の男の子達が走って飛び出し 車にぶつかるという事件が起こりました。 幸い軽い打撲だけで大したことはなかったのですが・・ また、途中で瀕死の鳩を拾ってきてしまった子がいて 鳩の看病をするんだと言う子どもたちでまた大騒ぎ。野生の鳥をかまってはいけない と言う指導員の言葉は耳に入りません。 狭い小屋に見たいという子どもたちが出たり入ったり、 世話をする方法や順番で又小競り合いが起きたり・・・結局この鳩は死んでしまいました。 学童全体がバタバタして 甘えたい子や新しい子どもたちに充分関われないのがもどかしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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